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    自分の「立ち位置」を確認しましょう:運気の波に乗る方法

    五行は「木」「火」「土」「金」「水」の五つの種類に分類されます。そして、それぞれには「陰」と「陽」があります。「木」は「甲・陽」「乙・陰」「火」は「丙・陽」「丁・陰」「土」は「戊・陽」「己・陰」「金」は「庚・陽」「辛・陰」「水」は「壬・陽」「癸・陰」 10個に分類されたものを「十干支」と呼び、四柱推命での「命式」(個人の景色)の「天干」に用いられています。 「十干支」は、外に現れる現象として説明することができます。「甲・乙」は、まさに木や草花が伸びゆく様。のびやかに成長していきます。「丙・丁」は、まさに太陽や炎が燃え行く様。熱が広がって辺りを明るく照らします。「戊・己」は、まさに山や大地が構える様。万物が成長し亡くなっていく全てを受納します。「庚・辛」は、まさに岩石や鉱物が固まる様。境界線を切り分けて、不要な物を手放すことで変革を起こします。「壬・癸」は、まさに大河や雨が潤していく様。水に流し均一にして、新たな芽が出るための場所を作り直します。これらが集まって、個人の「命式」の「天干」を作っています。 そして、交わることで生じるであろう「景色」を、解釈するのが四柱推命での「鑑定」の一つでもあります。現象同士を組み合わせてできる「景色」は、想像していくしかありません。なので、「占い手」により、異なる「景色」を想像します。どれも皆んな間違いではなく、捉え方の違いです。自分の解釈は、あくまでも「自分のフィルターを通して見た世界です。できるだけ、そのフィルターがクリアでいるためには、定期的に磨かなくてはいけませんね。 その磨く作業の一つに、「十干支」のそれぞれの景色を、基本に立ち戻り、改めて確認するのが大事だと感じています。四柱推命の解釈では、「陰陽」と「五行」のみを用いるからです。生まれた日に巡っていた「干支」は、その人の「頭」です。なので、その「干支」の特徴は、そのままその人の特徴として現れます。また、日々巡っている気が、「頭」に対してどの様な方向と圧力で影響を及ぼすのかを観ていくことで、その時々の「運気」がわかります。忘れてはいけないのは、「頭」の「干支」が、どんな「景色」を元々持っているのか。「景色」が異なれば、影響を受けて起こる現象も変わってくるからです。五行を知ることと同じくらい「陰陽」も重要になります。つまり、「頭」が「陽」なのか、それとも「陰」なのかで、受け止め方が違うからです。 「頭」に影響を与えてくる「運気」には、法則があります。巡ってくる順番が決まっているのです。 五行では「木」→「火」→「土」→「金」→「水」→「木」・・・・この繰り返しです。 陰陽では「陽」→「陰」→「陽」→「陰」・・・・この繰り返しです。 これらをまとめてみると「甲」→「乙」→「丙」→「丁」→「戊」→「己」→「庚」→「辛」→「壬」→「癸」→「甲」・・・・この繰り返しです。逆走はありません。(個人の運気の「大運」が「逆行」の人のみ大運が逆に進みます)  「頭」が「陽」の人は、先に自分と同じ「陽」の影響を受けます。「頭」が「陰」の人は、先に自分と異なる「陽」の影響を受けます。同一の場合は、「素」のままで力を発揮できますが、異なる場合は「葛藤」が生じることになります。「陽」の人は、「まずはやってみよう!」とフットワークが軽い人が多く、「陰」の人は、周囲の応援を力にして物事を進めていく人が多いのも、巡りから受ける影響の違いもあるかもしれないですね。 それでは、具体的にどんな影響を受けるのでしょうか。 まず、陰陽が同一の場合から。日柱干支「陽」・・・甲・丙・戊・庚・壬巡る干支「陽」・・・甲・丙・戊・庚・壬 日柱干支「陰」・・・乙・丁・己・辛・癸巡る干支「陰」・・・乙・丁・己・辛・癸 この二つのパターンが該当します。 遮るものがないために、物事がそのままの状態で現れやすくなります。そのために、周囲を気にせずに、自分の意思で決定し、行動を起こします。周囲からの影響を受けにくくなり、ストレートに表現します。極端になりやすく、独りよがりとなってしまうので注意が必要です。 ・比肩日柱干支と巡る干支が同一陰陽・同一五行の場合例えば、「甲」の人に「甲」が巡る時です。マイペース 独りよがり 飾らない自分を出すやりたい事を始める時期 スタートを切る ・食神日柱干支に対して、同一陰陽の漏星が巡る場合例えば、「甲」の人に「丙」が巡る時です。感情表現がストレートになる 楽しめないとテンションが下がる 自分の感情に素直に行動する 制限をかけられるとやる気がなくなる 楽しみながらご縁をつなげていく時期 ・偏財日柱干支に対して、同一陰陽の財星が巡る場合例えば、「甲」の人に「戊」が巡る時です。目標に向かって真っ直ぐに進もうとする 恋愛に対して積極的になる 金運を掴む努力をする 仕事運が上がる 利益につながる情報を掴む ・偏官日柱干支に対して、同一陰陽の官星が巡る場合例えば、「甲」の人に「庚」が巡る時です。正義感が強くなる こだわりが強くなるために周囲との摩擦を感じる プレッシャーが強くなる 移動 転職 キャリアアップ 転機10年間の「節目」となる時期 ・偏印日柱干支に対して、同一陰陽の印星が巡る場合例えば、「甲」の人に「壬」が巡る時です。好きなものを徹底的に学びたくなる こだわりを深めていく オリジナリティーを磨く 次に、陰陽が異なる場合。日柱干支「陽」・・・甲・丙・戊・庚・壬巡る干支「陰」・・・乙・丁・己・辛・癸 日柱干支「陰」・・・乙・丁・己・辛・癸巡る干支「陽」・・・甲・丙・戊・庚・壬 この二つのパターンが該当します。日柱干支と巡る干支との間で、摩擦が生まれます。よって自分の力が、周囲からの影響を受けながら出していくことになります。周囲との協調を図り、対外的な利益を考えた上での意思決定をするようになります。よって「二面性」を上手く使うことが求められる時期であるとも言えます。 ・劫財日柱干支と巡る干支の陰陽が異なり同一五行の場合例えば、「甲」の人に「乙」が巡る時です。人に合わせながらも、自分のやり方を模索しようと試行錯誤する 周囲の応援を受け大きな力を出す 自己防衛本能が強まる 二面性が強まる ・傷官日柱干支に対して、陰陽が異なる漏星が巡る場合例えば、「甲」の人に「丁」が巡る時です。自分の感情と人との違いを明確に感じる やりたい事が増えていく こだわりが広がっていく コントロールされるのを嫌う 辛辣な表現が増える 衝動的になる嫌な人や嫌な事に対して、距離を置きたくなる ・正財日柱干支に対して、陰陽が異なる財星が巡る場合例えば、「甲」の人に「己」が巡る時です。計画的に物事を進める 先を見据えて行動する ストイックになる真面目な恋愛 結果を求めて行動する 頑固になる  ・正官日柱干支に対して、異なる陰陽の官星が巡る場合例えば、「甲」の人に「辛」が巡る時です。自制心が強まる 「〜しなくてはならない」に縛られる 葛藤を感じやすい 規制の中でも上手く立ち回ろうと行動する 建前にこだわりすぎ頑固になる移動 転職 キャリアアップ 転機 栄転10年間の「節目」となる時期 ・印綬日柱干支に対して、陰陽が異なる印星が巡る場合例えば、「甲」の人に「癸」が巡る時です。アカデミックな学び 元が取れる資格の習得 伝統文化や古典に触れる時期周囲に対して過度な期待を持ちやすい 依存的になる 巡りの順番は次の様になります。「比肩⇄劫財」→「食神⇄傷官」→「偏財⇄正財」→「偏官⇄正官」→「偏印⇄印綬」「陽」の人は「」内の最初から二番目に進み、「陰」の人は「」内の二番目から最初に進みます。 一年毎に巡る運気で考えると、「2年」は同じ「五行」になります。つまり「3年目」には次の「五行」に移動していることになるのです。なので、「3年」経つ頃には、新しい「五行」に合わせて「修正」が必要です。そして、全ての「五行」が巡るのには、「10年」かかります。つまり、「11年目」には、新しいサイクルが巡ることになります。なので、「10年」以上同じ事を続けていたら、「サイクル」そのものが変化しているので、同じ結果が出てくれなくなります。 今、自分の「頭」は、どんな影響を受けていて、「10年」のどの位置にいるのかを確認してみてくださいね。巡ってくる「運気」は、「飛び級」もなければ「留年」も「落第」もありません。もしも、なんだかギクシャクしていると感じているならば、「立ち位置」が思っていた場所ではないのかもしれませんね。立ち位置を確認して「軌道修正」をしてみましょう。 もしも、タイミングが良いなと思う事が続いているならば、そのまま自信を持って、取り組んでいる事に向かい合ってくださいね。「運気」の流れにのっているので大丈夫!「不安」や「心配」は不要です。

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    五つの「力」を使いこなそう:五行「木・火・土・金・水」の特徴と用いる方法

    四柱推命だけでなく、東洋の占いでは、「五行」の理解が深まると、解釈も深まります。「木」「火」「土」「金」「水」が混じり合って、「化学反応」を起こすように現象が現れてきます。それは、たった一つの五行の特徴が際立つ場合もありますが、ほとんどの場合は、混じり合っています。その強さによって、前に出てくるものと、後ろに控えているものに分かれています。グラデーションの様に、それぞれの「景色」を作り上げていくのです。 「木」は行動力。とにかく伸びていく、何があっても伸びたいと願う力を持っています。伸びていく原動力となっているのは、好奇心と向上心です。「扉の向こうには、何があるんだろう?」そんな疑問を常に持っていて、ガツガツ動きます。その動きもスピーディーです。だから、待つのがちょっと苦手です。「命式」に「木」をたくさん持っている人は、このような傾向が強く現れます。 「火」は愛情力。とにかく暖かいのです。暖かさは周囲に広がっていきます。人を大切に思う温かい心を持っています。なのでとても愛情深いのです。「大事な人は、絶対守るぞ!」そんな気持ちに突き動かされて、守るために戦うことも厭わない。強すぎると、心配性でやきもち焼きになってしまいます。「命式」に「火」をたくさん持っている人は、このような傾向が強く現れます。 「土」は蓄積力。とにかくコツコツと積み上げるのです。忍耐力もあります。なので、たくさんの「知識」と「経験」を積み上げることができます。だから、様々な困難も乗り越える方法を知っていて、その方法を人にも伝えていきます。「皆んなで、頑張ろうね」一人勝ちなんてとんでもない、皆んな一緒出ないと意味がないのです。強すぎると、優柔不断でめんどくさい人になってしまいます。「命式」に「土」をたくさん持っている人は、このような傾向が強く現れます。 「金」は調整力。きっちりと分類して、それぞれを分析します。そして、それぞれが、お互いに邪魔せず良い感じで関係を築ける方法を見つけていきます。その力は、人間関係の調整や、コミュニケーション能力として活躍します。「効率良く、サクサクやろう」データーに基づいて、冷静に物事を分類していきます。強すぎると、はっきり物を言うちょっと冷たい人になってしまいます。「命式」に「金」をたくさん持っている人は、このような傾向が強く現れます。 「水」は生命力。どんな状況であろうとも、形を変えてでも、環境の中で生きていきます。コンコンと湧き出る岩清水の様に、日照りが続いても枯れることはありません。ずっと湧き出る持久力とスタミナがあります。「疲れても、一晩ぐっすり眠れば復活するよ」不死鳥の様に、次の日には甦っているのです。強すぎると、限界まで気が付かずに頑張ってしまうので、気が付いた時には時既に遅し・・・となってしまいます。「命式」に「水」をたくさん持っている人は、このような傾向が強く現れます。 「木」は「行動力」「火」は「愛情力」「土」は「蓄積力」「金」は「調整力」「水」は「生命力」 これらの五つの「力」が、お互いに影響を与えながら、一つの「景色」を作っているのです。 「行動力」を強めたい時は、「生命力」をパワーアップしてみましょう。「木」にとって「水」は頼もしい「母」です。だから、大きく育ててくれます。また、「命式」で「木」が活き活きとしている人は、「水」も持っていることになります。スタミナ十分だからこそ、ガツガツ行動できますね。 「愛情力」を強めたい時は、「行動力」をパワーアップしてみましょう。「火」にとって「木」は頼もしい「母」です。だから、大きく育ててくれます。「火」が活き活きとしている人は、「木」の状態も安定しているはず。好奇心を持ち関心を寄せるから、愛情が深まりますね。 「蓄積力」を強めたい時は、「愛情力」をパワーアップしてみましょう。「土」にとって「火」は頼もしい「母」です。だから、大きく育ててくれます。「土」が活き活きとしている人は、「火」の状態も安定しているはず。愛情を持っているから、コツコツと関係を積み上げていけますね。 「調整力」を強めたい時は、「蓄積力」をパワーアップしてみましょう。「金」にとって「土」は頼もしい「母」です。だから、大きく育ててくれます。「金」が活き活きとしている人は、「土」の状態も安定しているはず。たくさんの経験があるから、様々な人とコミュニケーションをとる方法を取得していますね。 「生命力」を強めたい時は、「調整力」をパワーアップしてみましょう。「水」にとって「金」は頼もしい「母」です。だから、大きく育ててくれます。「水」が活き活きとしている人は、「金」の状態も安定しているはず。 自分にとって必要な気を強めたい場合、「母」にも意識を向けてみましょう。 四柱推命では、「母」と「子」の関係を「相生関係」と言います。この二つの力加減のバランスが取れている場合は、「子」がすくすくと育っていきます。 でも、「母」があまりにも強過ぎてしまうと・・・・せっかくの「子」の個性を潰してしまうことになりかねません。なので、ほどほどに。 五つの「力」で、アップデートしたい「力」があれば、そのものを強めるだけでなく、上手に「母」の助けをけてみてくださいね。よりスムーズにアップデートできるはずですよ。

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    「わたしらしく」とは?:「占い」から導きだせる回答は「3つ」あります

    「どんな仕事が向いていますか」「やりがいがある事が見つからない」「自分らしく変わりたい」鑑定で、そのような「悩み」を口にされる方が多いです。 それら全ての「悩み」を突き詰めてみると、「本当の自分になりたい」という事になるかもしれません。 「本当の自分」とは、いったい本当に本当の自分なのか。「本当の自分」だといったい誰が決めるのか。突き詰めていけばいくほど、「深み」にはまっていき、永遠に「自分探しループ」から抜け出せなくなっていきます。 人は、存在を認めるためには、常に二つのものを比較して、そのものがそこに「在る」と初めて認識できます。例えば、「痛み」を感じるからこそ、「痛くない」状態を知ることができる。「辛い経験」を体験して、それを乗り越えた先に「幸せの時」を知ることができる。ただし、「わたしとは」問題に関しては、比較対象となるものが、たいていは外の「他人」となっている場合がほとんどです。そうなると、そもそも比べるもの同志は、全く関係のない「両者」、つまり、ステージそのものが違うため、そもそも比べようがない。よって、「わたしとは」問題の、問いそのものに誤りがある事になります。「わたし」と「わたし」との比較な中で浮かび上がってきて、見えてくるものが「わたし」です。でも、やっぱり「わたしとは」問題は、人にとってはハマる問題で、深く考えるほどに、抜けられなくなる面白い課題でもあります。 「自己」とは何か これを語る先人たちは、「哲学」や「心理学」や「倫理」や「正義」など、「学問」としても向き合ってきました。それは、今もずっと、「考察」や「議論」が続いています。「占い」も、「わたしとは」問題に向き合って、様々な「占術」を発展させてきました。だから、皆んな「占い」が、好きで、たとえ好きではなくても、興味があって、ずっと「占い」が存在しているのでしょうね。 ちなみに、最初の質問に戻りますが「どんな仕事が向いていますか」については今、滞りなく仕事が出来ているのであれば「向いている」失敗ばかり続くのであれば、向き不向きより先に、なぜ失敗するのか考えて、やり方を変える。やり方を変えて失敗しなくなれば、「向いている」「やりがいがある事が見つからない」については「やりがい」とは「感情」であって「事」ではない。なので、探して見つかるものではそもそもない。やり続けていて、困難を乗り越えた時に、初めて感じる事ができる感情なので、今やるべき事に、全力で向き合っていくといずれ感じる事ができる。「自分らしく変わりたい」については今でも十分「自分らしい」。それは、今よりももっと良くなりたいと感じているので、「自分」の「今」を見ている事になる。また、「変わりたい」と思うのであれば、自分が動くこと。周囲に動かされることは、周囲の都合の良いように動かされることなので、アテにはしない方が無難。まず「今」の何が納得いかないのかを、具体的にイメージしてみて、果たしてそれを改善する必要があるのかを検討してみる。「変わる」とは「今」を捨てることなので、捨てる「覚悟」が持てないうちは、現状維持で。 こんな感じになります。 「占い」での「わたしとは」問題の回答は、3つのパターンがあります。まず一つ目は、「命式」または「ホロスコープ」を知る。生まれた日に巡っていた「気」の「景色」は、その人の「景色」でもあります。それを分析すると「わたし」の「景色」を見ることができます。これは「点のわたし」 二つ目は巡る「気」と「点のわたし」との関係性を知る。運気の流れを知ることで、「今作られているわたし」を知ることができます。「わたし」は動いている「巡り」の中にいるので、「わたし」も動かされています。つまり、日々変わりゆ「巡り」とともに「進化」していく「わたし」も、紛れもなく「わたし」です。これは「線のわたし」 最後の三つ目は「大運」などの「サイクル」との関係性を知る。四柱推命には、10 年に一つづつ変わる、その人だけの「大運」があります。「大運」は、社会的な「わたし」の長い歴史です。通常は、運気を鑑定する時には、その人の「日柱」から読み解きますが、大運は、「月柱」が基準となります。「月柱」は「社会運」の基準となる部分です。占星術では、約30年毎の「サターンリターン」や、太陽や月が生まれたサインに戻る時期などで読み解きます。これは「面のわたし」 「占い」から導き出される回答は、この3つのパターンの掛け合わせです。「点のわたし」は、ずっと変わらないけど、「線のわたし」と「面のわたし」は「進化」していくので、結局「わたし」も、変わっていき「進化」して、その「進化」の過程が、自分の「物語」となります。強いていうならば、その「物語」の語り手が「わたし」に当たるのかもしれませんね。どんな「物語」が良いのかは、その人の立場や環境によっても違います。でも、色んな「事件」があって、それを果敢に挑んで解決するとか、皆んなが無理だよと言っても、それでも頑張ってやってみて、例え、やっぱり出来なかったとしても、やり切った清々しさを感じたり、いろいろあった方が、楽しそうだし、語る時も、活き活きと語れそう。 「わたしとは」に、こだわり過ぎて、たった一つの「答え」を出そうとすればするほど、それは、固まってしまうことで、巡りをとめて流れに逆らってしまうこと。 「さあ! どうする、わたし!?」 そう問いながら進んでいれば、それは「わたし」そのものだと思います。なので、いろいろあった一日を、無事やり過ごせたら、それでもう十分です。「わたしらしく」進んでいますよ。

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    自分が元気になれる「場所」を知る

    森羅万象全てには陰と陽の二つの「パーツ」があるように、気の景色にも二つの「パーツ」があります。目に見える「上・外・天」の景色を十干で、目に見えない「下・内・地」の景色を十二支で表します。十干と十二支は、必ずペアとなってひとつの景色を作るのです。十干と十二支の組み合わせによって、それぞれの力量が異なります。 十干と十二支が同五行の場合は、両方の力が合わさってとても強くなります。例:「丙」(火)と「午」(火)・・・火に火を足す。火が大きくなる。 十干が十二支に力をもらう関係の場合は、十干が強められるので、物事が進みやすくなります。例:「甲」(木)と「午」(火)・・・火に薪を足す。火の勢いが増す。 十干が十二支に力を与える関係の場合は、十二支が強められるので、物事を深める事ができます。ただし、十干の力は十二支に取られるため動きは緩慢となり、巡る力は弱くなります。例:「戊」(土)と「寅」(木)・・・大地に根ざし育つ木。土は根を張られて脆くなる。 十干と十二支が敵対する関係の場合は、どちらとも力を使うために全体的に弱くなります。どちらが勝つかは、周囲の五行の様子によって異なります。例:「甲」(木)と「申」(金)・・・大木を斧で切り倒す。木は切られ斧は刃が傷む。まとめると以下の表になります。 季節 春(木) 夏(火) 秋(金) 冬(水) 土用(土) 五行/十二支 寅・卯・辰 巳・午・未 申・酉・戌 亥・子・丑 丑辰未戌 甲・乙(木) 最強 やや強い 弱い 強い 最弱 丙・丁(火) 強い 最強 最弱 弱い やや強い 戊・己(土) 弱い 強い やや強い 最弱 最強 庚・辛(金) 最弱 弱い 最強 やや強い 強い 壬・癸(水) やや強い 最弱 強い 最強 弱い 命式の特徴を調べる場合、生まれた日に巡る十干(日主)と十二支の組み合わせだけでなく、生まれた月、生まれた時、生まれた年の十二支との組み合わせも見ていきます。日主が多くの十二支と同五行であったり、力を与えてくれる五行であれば、日主は「守られている」と考えます。そうではない場合は「守られていない」と考えます。「守られている」場合は、日主の力に勢いがあるので、ガツガツ頑張るタイプとなるのですが、それが行きすぎてトラブルになったり、誰もついて来れなくなって孤独になってしまう事も。「守られていない」場合は、日主の力に勢いがないので、プレッシャーに弱く打たれ弱い面があるのですが、周囲に助けられたり、矢面に立たないので傷を負わず「最後に残って美味しいことろをもらえる人」になったりもします。 ここで誤解のないように。「強い」のは勢いで、運が強いとか良いのではありません。「強い」と五行の勢いがあるので、五行の特徴が外に出やすく、「弱い」とその特徴が出にくいと考えます。巡ってくる気や、環境にある気にも十干と十二支があります。一緒に過ごす人が持っている十二支は、自分の日主に影響を与えます。というか与え合います。もしもその人の声を聞くだけで元気になるのは、その人が自分にとってテンションを上げてくれる十二支を持っている人だからかもしれないですね。 これだけでなないのですが、相性診断をする時には、この関係を読んでいきます。なので、自分にとっての相手と、相手にとっての自分は「真逆」から観るので、「合わせ鏡」の様でもありますね。

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    「終わり」は「始まり」へと向かう

    「水」ほどその姿形を自由に変えるものはないと思います。清らかな小川はサラサラ流れていくし、コップに入れるとコップの形に収まるし、熱すると蒸発して水蒸気となって見えなくなっていくし、大きな海はどこまでも遠く深く水を携えている。五行「水気」の特徴の一つに、「掴みどころがない」とされるのは、そのような「水」の特徴から言われていることです。 「水気」を軸に持つ人は、柔和な雰囲気があり、周囲の人に癒しを与える存在でもあります。ただし、柔和は時として、掴みどころのない不安定感にもなり、「本当の私って?」と悩んでしまう。何でも卒なくこなすから、何もこなせていない不安が心に宿ります。「水気」の感情である「恐れ」が、心に溜まりすぎてしまった状態です。そんな時には、思いっきり酸っぱいグレープフルーツジュースをゴクっと飲んだり、森林浴をしたり、早起きして日の出を見たりすると、心が軽くなるかもしれません。「木気」が多すぎる「水気」を吸い上げて、新しい「芽」を出そうと動き始めるからです。五行の巡りの最後に来る「水気」は、「終わり」から「始まり」へと向かう気です。「水気」を使っている人は、以下のような特徴が現れます。チェックしてみてくださいね。 <水気チェック> 1. 直感が強い方だと思う。2. 何事も自分のペースで進める。または進めたい。3. あれこれ妄想するのが好き。4. いわゆる「空気を読む」方だと思う。5. できれば喧嘩をせず穏便に解決したい。6. ストレスを感じる場所から逃げ出したくなる。または逃げ出す。7. 心配事があると直ぐに眠れなくなる。8. 芸術作品に触れると心が開放された気分になれる。9. 飽きっぽい。10. 期限を決められるとテンションが下がる。11. 「何を考えているかわからない」とよく言われる。12. 人から期待されるのはプレッシャーを感じるので好きではない。13. 重要なのは「ゴール」に到着することで、途中経過は気にしない。14. 根性論は苦手。15. 一対一の関係を大事にしている。16. 興味を持っていたのに、突然気が変わって冷めることがある。17. 静かな場所でのんびり過ごすのが好き。18. いわゆる「霊」を見た事がある。または見えなくても感じた事がある。19. 急な予定変更でも慌てず対応できる。20. 多人数の集まりは疲れてしまうので苦手。

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    「孤独」な人はキラキラ輝く

    「金気」が旺盛な人は、とてもキラキラ輝いています。「金気」は鋭い刃物や美しい宝石に例えられるように、輝いていているのです。他の五行とは違って、他者から影響を受けることを拒絶します。固い「塊」として存在するために、他者との間い明確な境界線を引きます。そうすることで、自分の存在を、「他にはない」オリジナルなものとして確立しようとするのです。 「金気」が戦うのは、「自分を守る」ため。決して他者を打ち負かし、自分の仲間に引き入れるためではありません。仲間は不要。仲間がいると、気を使わなくてはいけないから。「自分」を貫くためには、「自分」に集中しなくてはいけません。仲間に気を使ってしまうと、集中するための気を、そちらに「無駄」に使うことになります。 集中が極まるほど、「金気」は孤独へと向かいます。「金気」が充実している人は、孤独に向かうけど、寂しさは感じないはずです。「金気」は変革を起こす力を持っているので、常に「新しい自分」を目指して「今の自分」が挑戦を繰り返します。なので「自分」が「空」にはなりません。寂しさを感じるのは「今の自分」が「他者」に向かって気を向けて行くからで、「自分」の気が流れ出してしまうので「空」になります。「他者」と比較していたら、いつまでも気持ちが満たされないのは、「空」が大きくなっていくから。ある意味「金気」は「空」を作らないように、「他者」との間に境界線を引いてくれる気なのかもしれませんね。唯一無二の「自分の気」は他の誰も持っていない光を放っています。 <金気チェック>1. 常に成長し続けていきたいと考えている。2. 最後は正義が勝つと信じている。3. 感情が表情に出やすい方だと思う。また人からもそのように言われる。4. 返答を先延ばしにされるのが嫌い。5. 「時は金なり」。時間を無駄にしたくない。6. 同じ事ばかり言う人との会話はストレスを感じる。7. やるからには「完璧」を求めたい。8. やった事がない事でも躊躇なく挑戦する。9. なぜかいつも目立ってしまう。10. 好きな事にはとことんこだわりたい。11. 人混みは避けたい。12. 美しいものを見るとワクワクする。13. 職人気質の人に憧れる。14. 仕事とプライベートをきっちりと分けたい。15. 残業はできればしたくない。16. 声が通るのでヒソヒソ声で内緒話ができない。17. 話が面白くてわかりやすいと言われる。18. お金についての知識がある。資産運用に興味がある。19. 常に最短最速で物事を進めらないかと考えている。20. 迷わず決断できる。人には相談しない。 「金気」が充実しているとあれこれ迷いません。逆に、迷って決断できない場合は「金気」が使えていないかも。「断捨離」「換気」「一人時間」を取り入れて「金気」に勢いを与えてみると良いと思います。

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    7月「己未」の過ごし方

    7月になりましたね。2023年度も折り返し。上半期を振り返りつつ、出来たことも出来なかったこともそれはそれとして、気持ち新たに下半期に臨みたいなですね。 7月7日から「己未」が巡ります。「己」は土の陰、「未」も土の陰。どちらも安定感ありありの土気。先月までの熱さは次第に冷めていき、浮ついた気持ちも地に足が付いてきます。何となく「そろそろしっかりしなくては」と感じ始める頃。頑張っている事に、手応えを感じ始めた方もおられる頃でしょうね。 「未」はとても優雅な雰囲気を持っている十二支です。「丁」「乙」「己」の特徴を合わせ持っています。熱の影響を受けると「丁」が強められ「乙」がそれを少しだけですが手伝います。なので、まだまだ熱さに傾きやすい状況ではありますが、「午」ほど強引さはありません。拡散ではなく縮小する方向に進むため「型」を意識すると良いかもしれないですね。 「乙」の力が強まると、つる草がもしゃもしゃと伸びるように、あれこれと考えて過ぎてしまう傾向が出ます。今年の「卯」の影響を受け、迷いが生じやすくなるかもしれません。特に、日主「乙」さんは気を付けて。方向性が見えなくなってしまったら、今の状況や気持ちを紙に書き出して整理すると、上半期にたくさんの事を成し遂げていたことに気が付くと思います。 日柱地支が「丑」の人と「午」の人は、いつになく頑固になってしまうかも。あまり自分の考えだけを押し通してしまうと、周囲からの協力を得られないだけでなく、せっかく上半期に手応えを感じられていたことも、「振り出し」に戻ってしまうかもしれません。まずは人の意見や反対意見を聞いて、それを自分なりに分析してみると良いと思います。意外なヒントが見つかるはずです。 日柱地支「亥」の人は、やりがいを感じられる月になると思います。どんどん発展していきそうですね。 「己未」のおすすめの過ごし方は・広げるのではなく縮小していく、固めていく・自分の「型」を改めて作ってみる・テンションだけで何とかしようとしない・他人の理解が得られない案件は一旦持ち帰って再検討2023年度の「ゴール」に向けて、駆け抜けて行きましょうね!

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    「自分軸」を育てよう・五行「土気」

    気は巡るものですが、その巡りには、必ず「入口」があって「出口」があります。「入口」から入った気は必要なものだけを吸収し、不要なものを「出口」から排出します。その機能が失われると、必要なものが入ってこないとか、不要なものが貯まっていき、巡りそのものが破綻してしまいます。五行の中で「土気」は、「入口」と「出口」の役割を果たしています。「中央」を管轄する「土気」は、脾胃口を管轄し、味覚を感じ、食欲を欲します。口に入れた食べ物を、何度も咀嚼し味わって、胃でさらに細かくし、食材によって異なりますが、何時間もの間体内に滞在します。「土気」はこのように、ひとつのものにじっくりと向き合い繰り返することで、物事を維持していく様です。 「土気」が不調だと、継続できず、定りません。考えに「軸」がないので不信感を抱かれてしまいます。動きが非常に緩慢なので、華やかさはないのですが、でも、とても大事な気。上手に「土気」を取り入れていきたいですね。 <土気を使っている人の特徴>1. 「おうち時間」を充実させたい。2. 選択の基準は安心感があるかどうかである。3. 自分や家族の健康に関心が高い。4. 普段から食事には気を配り、できるだけ体に良い物を選んで食べる。5. 急な予定変更が苦手。6. 約束を破る人は許せない。7. 心配になって何度も確認をしてしまう。8. 人から優柔不断だと言われる。9. 計画通りに物事を進める。または進めたい。10. 問題にじっくり向き合って考えるほうである。11. 「ルーツ」を探るのが好き。12. 一度決めた事は最後までやり切りたい。13. 定期検診には必ず行く。14. ジャンクフードよりソウルフードが好き。15. なぜか人から頼られて相談を受ける事が多い。16. まとめ役になる事が多い。17. 意見が一致するまで何度も話し合いをしたい。18. 人に迷惑をかけたくないので自分の事は自分で解決したいと考えている。19. 環境問題に興味がある。エコな生活を心がけている。20. 防災意識が高い。防災グッツを準備している。 「土気」が強すぎると、気は「便秘状態」となって、思考がパンパンになります。お腹の中で悩み事や心配事が膨らんで、何も手につかなくなってしまうんです。不思議なことに、身体的にも「便秘」傾向になります。「土気」を整えるために、バランスの取れた食生活を送ると良いですね。食生活が整うと、自分の「中心」も整うので、ブレない自分軸ができると思います。

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    「火気」を着火して「風」を起こそう

    五行の中で、最も勢いがある気は「火気」だと思います。勢いの定義としては、「周囲に影響を与える」「物事を動かすウエーブを起こす」の2点です。 「火気」は、地上の気温を上昇させる太陽の様でもあり、暗がりを明るく照らす炎の様でもあります。気温上昇は、地上にいる全ての人が平等に感じます。炎は見えなかったものを炙り出して周知に晒します。また、温度が高いほど、熱エネルギーが気体の運動エネルギーに変化するために、気体分子の運動速度が増します。なぜそうなるのかは、化学の授業でやりましたが、、、難しい、、、要するに熱くなるほどに「物がより活発に動く」と考えることができます。目標を定めて進む決意をするのは「木気」ですが、それを実行に移すのは「火気」の力がなくてはできません。「火気」が上手く活用できているのか、以下の項目をチェックしてみてくださいね。 <火気を使っている人の特徴>1. 自分で目標を立てそれに向かって行動している。または行動したいと考えている。2. 周囲の人たちが喜んでくれると嬉しくなる。3. 時間を忘れて取り組める事がある。4. 熱く語り合える仲間がいる。5. 豊かな人生を送りたいと考えている。6. いつもテンションが高いと人から言われる。7. 愛情表現がオーバー気味。8. 楽しいことは大勢の人と一緒に楽しみたい。9. 行動すれば障害は突破できると考えている。10. テンションが上がらないことはやらない。11. 人から「あなたと話すと前向きになれる」と言われた事がある。12. 自己実現のためなら少しくらい辛くても頑張る。13. 「何もしなくていい」と言われると辛くなる。14. とにかく人脈を広げたい。15. 隠し事ができない。隠し事があると気持ちが落ち着かなくなる。16. できれば指図されたくない。どちらかと言うと指図するほうである。17. ルーティーンが決まっているとやる気が起こらない。18. 突発的な出来事が起こると考えるよりも先に体が勝手に動き出す。19. 発言内容がその場の気分で変わる。一貫性がない。20. 現状維持よりも拡大発展していく方が好き。 「火気」の特徴は、なんといってもその勢いにあります。勢いは「他者」に対して向かっていく熱風のようなもので、「他者」の温度をあげて動かしていくのです。五行を陰陽で分類すると「木気」と「火気」と「土気(一部)」になりますが、「他者」を動かすのは「火気」だけです。八卦では「火気」は「離」上と下が「陽」で真ん中が「陰」となっています。これは、炎の周囲は明るいが炎の中心部は暗いため、このように表すとされています。真ん中に「欠け」があるので、「勢いだけで中身が空」だと考えることもできます。 このことから、あまりにも強い「火気」は行動力はあるが何も考えていない状況であると言えます。何かを動かそうとすると、それまで蓄積されたものの「中身」を「空」にしなくては動かないのです。それは考えた末作った「常識」を無かったことにすること。「火気」が旺盛な人の意見に一貫性がないのは、このためなんですね。考えていると行動できない。あれこれ迷っている状態では動かない、動けない。「火気」を上手く使うには「脳」を使わず「心」の声のままにとりあえず動く。先々の事なんか気にせず、感じるままに動く。ちょっと怖いですね。笑

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    時代はしなやかな「木気」を求めている

    四柱推命で扱う「五行」とは、気を五つの「特徴」に分類し、それぞれの関係性を見える「型」にしたものです。「五行説」が最初に世に生まれたのは、紀元前2100年ごろ、夏王朝の始祖である禹だと言われています。当時氾濫を繰り返していた黄河を治めるために考えていたことろ、洛水(河南省西部を流れる河川)から這い上がった一匹の亀の甲羅に描かれていた模様から「五」の数字が浮かび上がり、それを元に「五つの原理」を思い付きます。そして、物事が進んで行く様を「五行」とし、その中の「水」すなわち黄河をコントロールする方法を実行していったと言われています。文献史料などは見つかっていなくて、直接的には夏王朝が実在したかどうかの証明ができないそうです。最近では、様々な状況から実在したと考えられているそうです。浪漫を感じますね。 「五行」とは、五つの流れが行く様です。その中で、唯一「命」の象意を持つのは「木気」です。「木気」とは、種子の殻を破って出た芽が伸びていく様を表しています。何かを始めたり、開拓していこうとしている時にはもちろんですが、人は命ある限りいつも「成長」しているので、常に「木気」が伸びやかであるか意識するのが大事です。「木気」が伸びやかであれば、状況が変化しても、そこで発芽できるからです。 以下の項目を読んで、ご自身の「木気」が伸びやかかどうかチェックしてみてくださいね。 1. 気になった事があると検索したり調べてみる。2.見た事がないものや知らなかった事に出会うとワクワクする。3. イライラしたらまずは深呼吸をして気持ちを整えてから行動している。4. 自分流のリラックス法がある。5. やりたい事、やってみたいなと思っている事がある。6. 体を動かすことが好き。7. 仕事以外で取り組んでいるものがある。8. 雑談で盛り上がれる友人がいる。9. 自分が考えていることを人に伝えたい。また伝えている。10. 自分の長所が10個言える。11. 家事や仕事のスケジュールはある程度自分で決めている。12. どちらかというとポジティブに動けるほうだと思う。13. 季節ごとの楽しみ方がある。14. スキルアップのため学んでいる。または学ぶ準備をしている。15. 目標達成のためにできる事は全部やっていきたい。またはやっている。16.「願いごと」は叶うと信じている。17. いつも側で支えてくれる人に感謝の気持ちを伝えたい。または伝えている。18. 家族や友人が喜んでくれると嬉しい。そのために何かしたいと考えている。19. 「ゴール」は「終わり」ではなく新しいステージの扉だと考えている。20. いつも「より良く」なる方法を模索している。 いくつチェックが付きましたか? 全て20個当てはまる人は素晴らしい、けれど、完璧すぎるのもほどほどに。木気が旺盛すぎると土気が疲れて、コツコツ取り組んだりせっかちで焦りやすくなる傾向が出るので。この中で、一番重要なのは「3」です。 なぜかと言うと、木気の感情は「怒り」。なので、「怒り」を感じるのは必要なのです。木気を使っていると、納得いかないことに対しては、しっかりと「怒り」を感じます。でも、感情のままに人に対してきつい言葉を浴びせてしまったり、無理やり自分の意思を通そうとする時には、木気が強くなりすぎて、他の五行を圧迫している可能性があるのです。深呼吸をするのは金気を使っていることで、伸びすぎた植木を剪定するように、木気を金気で抑えて調整していきます。自分の意思で「コントロール」できている実感があれば、気のバランスが取れている状態となります。 「歴史」について楽しくわかりやすく発信されているCOTEN代表の深井龍之介さんがホストを務めている『a scope~リベラルアーツで世界を視る目が変わる~』#04で、「選択が自分の意思でできるのは歴史上初めて」だと言われているのを聞いて、これからの世の中は、木気がしなやかであるかが試される時代になったんだなと感じました。 木気の最初の姿は、殻を破って発芽する芽です。自分が破るべき殻なのかどうか、まずはそこから選択していかなければいけないので、ある意味覚悟が必要ですね。これを大変だ・・・と思うのか、楽しそうだと思うのか。少しでも楽しそうと思える方向に向かって進んでいきたいですね。 『a scope~リベラルアーツで世界を視る目が変わる~』は現在収録は終了していますが、ボットキャストで今も聴く事ができます。第一線で活躍されている研究者と興味津々に質問される深井さんの会話は、とても面白いですよ。ご興味があればぜひ。