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12運について考えてみた:②沐浴


12運の「沐浴」は、人の発達段階に例えるならば思春期に該当すると考えます。
十干十二支の組み合わせは、木気(甲乙)・金気(庚辛)と火気(巳午)・水気(子亥)です。
木気(甲乙)・金気(庚辛)は、特徴としては、進む方向性がある、もしくは形が明確である。
つまり、これらの十干を持っている人は、明確な目標や理由を持って存在していて、他人がそれを認識する事が可能です。
火気(巳午)・水気(子亥)の特徴としては、境界線が不明瞭なので瞬間の型が認識できないことです。形が定まらず、絶えず変化をします。そして、火気の熱は周囲を温め、水気は周囲に潤いを与え、周囲と「同化」しようとする。つまり、身近な人と気持ちを「一体化」する。仲間意識が強いと考える事ができます。


そんな沐浴の組合せを持っている人は、非常に純粋な心の持ち主。
お世話になった人を裏切れないし、恩を返そうとします。
仲間や家族をとても大事にするので、やや身内びいきの傾向が強いかもしれません。
特に女性は家族に対して大切にするあまり、心配性となり、それが行き過ぎると、家族が自分の思い通りにウオぎてくれないと不満を感じてしまいます。
やる気が出ないと行動できない。納得できないことは取り組まない。
どういう時にそのようなネガティブモードになってしまうのと言うと、「好きな人」が応援してくれない時や自分に関心を持ってくれていない時。ちょっと寂しがり屋さんでもありますね。
成功体験にこだわり、好きな人にはいつも無条件に認められたいと思っている傾向があります。


六十干支の中で、「沐浴」は4つあります。
それぞれの特徴について書いていきますね。


「1甲子」
瑞々しい若葉を伸ばしていく木の景色
・甲の特徴から
向上心が強い。常に上を目指して行動していく。
上から押さえつけられると反発心が芽生える。
・子の特徴から
冷静に考える事ができるため、何事も臨機応変に対応できる。
終わった事は振り返らない。(冷たい人だと誤解を受けることもある)
・総合的に解釈をすると
新しい事に対し臆する事なく挑戦する。
行動を理不尽に制限されても抜け道を見つけてより通す。
思い込みで動いて失敗する事があるが、気にせず進む。


「42乙巳」
大地に草花が茂っている景色
・乙の特徴から
興味関心の幅が広い。
様々な方向から調べたり考えたりする。(取り越し苦労が多い)
情け深い
・巳の特徴から
わからないまま放置できない。
チャレンジ精神あり。明るく前向きな人が多い。
言動や行動が他人に影響を与える。(なぜか目立つ人)
・総合的に解釈をすると
自分の事以上に身近な人(特に家族)の事が気になる。
心配性でおせっかいを焼いてしまう。
周囲に迷惑をかけないように頑張る。(頑張りすぎる傾向あり)


「42乙巳」
大地に草花が茂っている景色
・乙の特徴から
興味関心の幅が広い。
様々な方向から調べたり考えたりする。(取り越し苦労が多い)
情け深い
・巳の特徴から
わからないまま放置できない。
チャレンジ精神あり。明るく前向きな人が多い。
言動や行動が他人に影響を与える。(なぜか目立つ人)
・総合的に解釈をすると
自分の事以上に身近な人(特に家族)の事が気になる。
心配性でおせっかいを焼いてしまう。
周囲に迷惑をかけないように頑張る。(頑張りすぎる傾向あり)


「7庚午」
・庚の特徴から
白黒はっきりしていないとイライラする。
行動力がある。
好き嫌いがはっきりしていて、言動や態度にも出る。
・午の特徴から
情熱的。 
仲間と一緒に熱く語る。
ストレートに感情表現をするため隠し事ができない。
・総合的に解釈をすると
困っている仲間のために行動する熱血タイプ。
人からポジティブな評価を受けるとテンションが上がる。
有言実行。


「48辛亥」
・辛の特徴から
繊細な心の持ち主
勘が鋭い
こだわりがあり、それを曲げることはしない。(ただし争いたくはない)
・亥の特徴から
他人からコントロールされるのを嫌う 独断で決定、行動する。
人に頭を下げるのは嫌。マイペース。
・総合的に解釈をすると
独特なセンスを持っていて、オリジナルにこだわる。
特殊な技術が必要な職に就く人が多い。
独自の意見を貫くので、空気を読まない人と言われてしまうことがある。


全ての沐浴さんにとって最も大切なことは、「大切な人をちゃんと大切にすること」です。
大切な人の運を味方にして、運気を上げていく事ができる人だからです。
女性では、嫁ぎ先の「家」だけでなく、同じだけ「実家」の心配をする人が多いですし、男性では、長男でなくとも長男の役割を担う人が多いのも、そのような特徴からきているのかもしれませんね。