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「火気」を着火して「風」を起こそう

五行の中で、最も勢いがある気は「火気」だと思います。
勢いの定義としては、「周囲に影響を与える」「物事を動かすウエーブを起こす」の2点です。


「火気」は、地上の気温を上昇させる太陽の様でもあり、暗がりを明るく照らす炎の様でもあります。
気温上昇は、地上にいる全ての人が平等に感じます。炎は見えなかったものを炙り出して周知に晒します。
また、温度が高いほど、熱エネルギーが気体の運動エネルギーに変化するために、気体分子の運動速度が増します。なぜそうなるのかは、化学の授業でやりましたが、、、難しい、、、要するに熱くなるほどに「物がより活発に動く」と考えることができます。
目標を定めて進む決意をするのは「木気」ですが、それを実行に移すのは「火気」の力がなくてはできません。「火気」が上手く活用できているのか、以下の項目をチェックしてみてくださいね。


<火気を使っている人の特徴>
1. 自分で目標を立てそれに向かって行動している。または行動したいと考えている。
2. 周囲の人たちが喜んでくれると嬉しくなる。
3. 時間を忘れて取り組める事がある。
4. 熱く語り合える仲間がいる。
5. 豊かな人生を送りたいと考えている。
6. いつもテンションが高いと人から言われる。
7. 愛情表現がオーバー気味。
8. 楽しいことは大勢の人と一緒に楽しみたい。
9. 行動すれば障害は突破できると考えている。
10. テンションが上がらないことはやらない。
11. 人から「あなたと話すと前向きになれる」と言われた事がある。
12. 自己実現のためなら少しくらい辛くても頑張る。
13. 「何もしなくていい」と言われると辛くなる。
14. とにかく人脈を広げたい。
15. 隠し事ができない。隠し事があると気持ちが落ち着かなくなる。
16. できれば指図されたくない。どちらかと言うと指図するほうである。
17. ルーティーンが決まっているとやる気が起こらない。
18. 突発的な出来事が起こると考えるよりも先に体が勝手に動き出す。
19. 発言内容がその場の気分で変わる。一貫性がない。
20. 現状維持よりも拡大発展していく方が好き。

「火気」の特徴は、なんといってもその勢いにあります。勢いは「他者」に対して向かっていく熱風のようなもので、「他者」の温度をあげて動かしていくのです。
五行を陰陽で分類すると「木気」と「火気」と「土気(一部)」になりますが、「他者」を動かすのは「火気」だけです。
八卦では「火気」は「離」
上と下が「陽」で真ん中が「陰」となっています。
これは、炎の周囲は明るいが炎の中心部は暗いため、このように表すとされています。真ん中に「欠け」があるので、「勢いだけで中身が空」だと考えることもできます。


このことから、あまりにも強い「火気」は行動力はあるが何も考えていない状況であると言えます。
何かを動かそうとすると、それまで蓄積されたものの「中身」を「空」にしなくては動かないのです。それは考えた末作った「常識」を無かったことにすること。「火気」が旺盛な人の意見に一貫性がないのは、このためなんですね。考えていると行動できない。あれこれ迷っている状態では動かない、動けない。
「火気」を上手く使うには「脳」を使わず「心」の声のままにとりあえず動く。
先々の事なんか気にせず、感じるままに動く。
ちょっと怖いですね。笑