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「完璧プリン」を味わってみる:「ロバの本屋」:運の職人になる方法

 

「ロバの本屋」さんは、山口県長門市にある「隠れ家なんだけど皆んな知っている」素敵な本屋さんです。

 

近くには良質なお湯で有名な「俵山温泉」もあります。

山奥にありますが、道が整備されているために、気軽に訪れることができるんです。

 

 

こちらが「外観」

なんでも、最初は「牛舎」だったそうです。

 

東京でカフェをされていたオーナーさんが、この地を訪れ、とても気に入られたらしく

東京のお店は閉めて、移転されたそうです。

 

 

 

こちらが入り口

チョークの文字が良い感じ

 

 

入り口のドアを開けると

とっても素敵な空間が広がります。

 

ストーブの火が穏やかに温かい。

 

 

昔の姿を知らないので、牛舎の面影が残っているかはわからないけど

あれこれ飾り立てずに、「あるものを」生かして変身した内装は素敵すぎる。

 

 

店内に並んでいる本は、全てオーナーさんが「これ良い!」と感じて選んだもの。

料理本、旅の本、小説、写真集などなど。

ジャンルはバラバラだけど、一つにまとまっている感じがしました。

 

古本も売られています。

懐かしい雑誌もありました。

 

 

 

作家さんの作品も並びます。

イベントなどは、ホームページに案内が出ていますよ。

 

 

 

ロバはいないけど

猫はいました。

 

写真は撮れなかったけど、犬もいます。

二匹は店内をウロウロしてみたり、外に出てみたりと、マイペースに過ごしてしましたよ。

 

 

店内でお茶もいただけます。

 

 

梅みつ豆乳も気になるけど・・・・

無難に、カフェオレとプリンを

 

 

 

感動の「完璧プリン」に思わず唸る

煮詰めたカラメルがたっぷりが嬉しい

 

 

プリンの材料は、卵と牛乳と砂糖

とてもシンプルです。

 

リッチな感じにするには、牛乳だけでなく生クリームを加えたり

濃厚な味にするには、卵黄を追加したり

おしゃれにするには、バニラビーンズを加えたり

アレンジによって、見事に「変身」します。

 

 

でも、作る時には、細心の注意を払わないと失敗してしまうことも・・・・

カラメルは油断すると焦げるし、煮詰めるのが足りないと、苦味が出ない

舌触りを良くするためには、卵と牛乳がしっかり混ざっていなくてはいけない

なので、面倒でも卵液を濾して整える。

火加減も強過ぎるとボソボソになる。

そもそも使う卵はいつも違うから、大きさや味やコンディションは違う。

 

 

「卵」と「牛乳」と「砂糖」を使って

いつも同じ「プリン」を提供できるのは、まさに「職人」

 

 

慌ただしい時間を過ごしていると、結果ばかりにこだわってしまうけど

結果に到達するための微調整の繰り返しこそが、結果につながっていく「近道」

 

 

これが「素人」と「職人」の違いなのでしょうね。

 

 

「運の職人」も、同じだと思います。

自分の持っている「運」(命式)を使って、いつも同じ「自分」を維持する。

だから、ちょっとした違和感も、「職人」は見過ごさない。

とても大切に向き合う。

 

「違和感」を閉じ込めていると、ある時、突然、ぎゅうぎゅうに詰まった「違和感」が溢れ出して収集がつかなくなってしまう。

 

 

「自分の機嫌を自分で取れる人」は、運の良い人と言われるのは、「運の職人」だからかもしれないですね。

 

 

でも、機嫌をとるのは我儘とは違います。

機嫌が安定していると、自分の中だけで、気分のバランスが取れている状態です。

 

「完璧プリン」を食べた瞬間のように

言葉では表現できない、「クーっ」と唸る感じだと思います。

 

それには、まず、味わってみなくては。

何も始まりませんね。