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取るに足り過ぎるランチをいただく:古民家カフェ「彦六又十郎」:「安定」のための「五行」バランスとは

山口県は田舎です。

でも、そんな田舎の中にも「都会」があり「田舎」があります。

その中で、「田舎の中の田舎」にある古民家カフェに行きました。

 

 

裏は山

表は田んぼ

遠くには川も流れている場所

豊かな自然の中に溶け込むように、そのカフェはあります。

 

 

 

こちらが入り口

画用紙で作ったクリスマスカラーのリースの飾りが可愛い。

 

 

お店の名前は「彦六又十郎」

このユニークな名前は、お店のある萩市明木地区におられた「彦六」さんと、「又十郎」さんの名前からとられたそうです。

このお二人は、とても力持ちで、その力で萩城を築く際に活躍されたそう。

褒美を全て、この地区の発展のために役立てた「地元のヒーロー」なんだとか。

 

 

2021年3月にオープンされてから、大人気で、たくさんの人が食事をするため、この地区を訪れています。

ネーミング通りのお店ですね!

 

 

オープン当初は、ランチメニューとして「カレー」を提供されていたそうですが、今は「パスタ」のみ。

 

「パスタ」は2種類から選べます。

前菜とパスタとドリンクが付いて「1500円」です。

 

 

 

里山を眺めながら、食事が来るのをのんびり待ちます。

所々紅葉も始まっていて、秋のキリッとした景色が広がっていました。

 

 

 

素敵な店内。

どこもかしこも素敵すぎる。

 

 

 

前菜が来ました!

お皿の左上に見える「黒いトナカイのツノ」みたいなのは、食べらます。

軽い塩味でポリポリした食感が楽しい。

 

お隣の席の友人のお皿には、形が違う「ポリポリ」が添えてありました。

「芸が細かいね!」と盛り上がったけど、早速食べてしまい

画像を撮るのを忘れてしまった・・・・

 

 

 

秋にとっても美味しくなるコリコリキノコのソテー

ホロっと崩れるチキンとふっくら豆のトマト煮込み

 

添えてあるパンで、ソースも余すことなくいただきました。

 

 

白ワインと帆立のパスタ

チーズがたっぷりかかっています。

さっぱりなんだけど、濃厚。

 

 

 

入り口には「張り紙」が。

 

お店は、全て2人で切り盛りされているそうです。

今後もこのペースを守っていかれる決意が語られていました。

 

「2人でもできる限り」

 

これを決意するのって、本当に難しいですね。

たくさんお問い合わせがあると、つい、広げてしまいたくなる。

広げることは、決して悪いことではないけれど、「2人」で広げるのではなく深める方向に、舵を切った。

これから、どんどん、進んでいかれるのが楽しみです。

 

 

素敵な「空間」で過ごす時間は、あっという間に過ぎました。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

五行のバランスが取れていると、「安定」した状態を保つことができます。

この場合の「安定」とは、その場から動かずじっとしているのではありません。

周囲の状況に合わせながら動いていなくては、足元から崩れてしまいます。

 

「安定」して動くための五行は

「木」・・・成長するために必要な向上心と行動力

「火」・・・人を大切に思う熱量、愛情

「土」・・・踏ん張る忍耐力とそれを蓄積する記憶や思い出

「金」・・・周囲との関係性を調整する力と分析力

「水」・・・持続するための持久力、体力、胆力

 

バランスが取れている状態は、次の五つの巡りが「作動」しています。

・人を大切に思い愛情からくる行動であること。「木」から「火」へ

・大切にしてもらった気持ちは素敵な記憶になっていく。「火」から「土」へ

・我慢することと我慢したくない事を曖昧にしない。「土」から「金」へ

・出来る限りの事が全力で出来る体力をつけること。「金」から「水」へ

・全力投球で行動する。「水」から「木」へ

そして、五つの巡りの中心には「自分」

「自分」が全ての力をコントロールできていると、「満足」できる。

コントロールが上手になるほど「感謝」も生まれてくると思います。

 

 

老子の言葉の「知足者富」は、「感謝」の気持ちが溢れ出ている状態なのかもしれないなと、「できる限りのランチ」をいただきながら感じました。