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小さな「違和感」は「転換期」の合図です:「転換期」の扉を開けて次に進める人は「止まっている」人です。

「何故だかわからないけど、気が変わった」

「なんだか飽きてきて、つまらない」

「急に、思い立って決めてしまった」

 

 

これらの言葉は、運気の流れが、これから大きく変わっていく人が必ず言われる言葉です。

共通していることは、「考えていない」こと。

 

だから、人から理由を尋ねられても

「わかりません」

としか答えようがなくて、それで気になって「占い」でも受けてみようかなと思われるのです。

 

 

それで、早速、鑑定をしてみると、「ほら、やっぱりね!転換期が来たからね」と、運気の流れを伝えながら、「流れを感じる」ってこういうことなんだろうなと思います。

 

 

考えると、損をすることでも、気分がどうしても上がらなくて、ついて行けなくなる時、それは、「転換期」の合図です。

 

 

物事は、目に見える「景色」の前に、見えない「予兆」があります。

それは、深い土の中で、小さな「種」が膨らんでいくように、外からでは、全くわかりません。自分の中で起こっている変化なので、自分だけが感じる感覚です。

 

 

 

だから、小さな「違和感」とは、向き合っていった方が良いと思っています。

そして、その「違和感」と対話をする「時間」を作ってみましょうね。

 

 

 

それでは、「転換期」に感じた「違和感」と、どう向き合って行けば良いのでしょうか。

 

 

「転換期」とは、これから方向がガラッと変わっていく「過程」です。

なので、変わった後の「景色」は、まだ全く存在していません。

だから、「海の物とも山の物ともつかない」状態です。ということは、次は必ず「成功」するかどうかは、残念ながらわかりません。

 

 

ただし、「今まで」と同じでは、方向は変わりません。

だから、「違う」ことをしてみるのも良いですね。

 

「転換期」を感じている人は、何か新しいことに興味関心が芽生えている人もいらっしゃいます。でも、それは、「運気の達人」です。

ほとんどの人は、「先が全く見えない」中で、大きな決断をしたくなるのです。

だから、怖いし、不安でいっぱいです。

 

 

いきなり「大きい」事をやるのではなくて、「小さい」ことから始めてみるのがお勧めです。

例えば、今まで全く読んだことがないジャンルの本を読んでみる。

今まで全く興味がなかった映画監督さんの映画を観てみる。

入ったことがなかったお店に行ってみる。など。

 

 

これらは、「外」から、新しい「刺激」を与えてくれるのです。だからできるだけ、「今までにない」ものから選んでみてくださいね。

 

でも、やはり、それもハードルが高いと感じる場合には、「人の勧めるもの」を選んでみるものお勧めです。

 

前々から誘われていたけど、どうしようかと悩んでいた習い事の、体験レッスンを受けてみる。

「美味しいから行ってみて」と、言われていたお店に行って食事をしてみる。

さして興味はないけど、皆んなが面白いよ、と言っている映画を観る。など。

 

 

もしかしたら、ちっともつまらないかもしれません。

何故なら、もともと興味がなかったから。

 

でも、気の巡りは、動くことによって、その動きが加速します。

どうしてつまらないのか、何がだめなのか、を感じると、自分に「相性」が合わないものを知ることに繋がり、その繰り返しは、やがて、「相性」についての答えを導いてくれるはずです。

だから、面白くても、面白くなくても、それを、肌で感じましょう。

 

 

 

「占い」を受けるのも、もちろんお勧めです。

 

「転換期」を迎えてこれからどうなるのかはわからず、ちょっと不安を感じている人には、タロットカードでは「死神」や「塔」のカードが出ます。

また、お引っ越しや転職、移動などの時期には、「剣の6」「カップの8」が出ます。

 

その後が上手くいくのかは、「行ってから」のお楽しみです。

「行った場所」で、また、しっかりと進めば大丈夫です。

 

 

運気では、「日干支」に向かって「相剋」の「干支」が巡る時が「転換期」です。

2020年は「庚」で、2021年は「辛」の干支が巡っています。

「庚」と「辛」は、「金」で、「木」の干支に攻撃を仕掛けます。

 

 

つまり、「日干支」が「木」(甲・乙)の人は、今、まさに、「転換期」ですね!

 

 

では、「木」の人は、ガツガツ行くと良いのかというと、実は、全く逆なんです。

 

本当の「転換期」とは、「全て」が大きく変わる時で、それは、自分が立っている場所も変わるほど、大きく流れが変わります。

 

物事は、「水面下」から動き始めます。

辺りが暗いうちから、ゴソゴソと動き始めます。

 

それは、耳を澄まして聞かないと、聞き取れないほどの「小さい音」の様でもあり、おでこに当たった一粒の雨つぶの様でもあり、遠くで聞こえる風の音の様です。

だから、とても辺りは静まっていて、まるで「空気」が止まっているような感じなのです。だから、やる気が潜んでいて、心は内側を向いています。

心の内側が、力をたくさん溜め込もうとしているので、外には出ません。

「無」の状態といった感じかもしれません。

外から見たら「無」、でも、内側がどんどん動きを増していき、やがて、その勢いが外に出てきます。

いわゆる、「無」から「有」が生まれていく状態です。

 

それが、「転換期」の気の「景色」です。

 

 

だから、とても大きな決断をされた人は、とても「穏やか」で、とても「リラックス」していて、静寂そのもの。感情は感じません。表情も清々しいです。

こちらが、「大丈夫かな・・・」と思っていても、「もう決めました」とキッパリと断言されます。

 

 

もしも、どうしたら上手く行くだろう、とか、失敗しないためにはどうしたら良いだろう、など、「感情」に支配されているのであれば、それは「転換期」の扉を開ける時期ではありません。

全てのエネルギーを。自分の内側に溜め込んで、そこから出る力がないと、大きな「変化」は起こせないからです。不安な「感情」を維持するのは、とても大きな力が必要なので、そこに力を使い果たしてしまって、とても「変える」力まで到達はできません。

 

 

「一心不乱」に取り組んでいる人の周りには、「気」のベールが包み込んで守ってくれているのかもしれないですね。

だから、「一心不乱」の人は、人に対して寛容だったり、攻撃的ではないのかもしれません。自分の周りの気のベールを、傷ついたり困っている人にも、そっと分けてくれて、「お互いに頑張ろうね」と、笑顔で言ってくれます。

 

 

「無」から「有」を生み出せる人は、「気」を味方につけている人だと思います。