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何をどこまで「伝える」のか、何をどこまで「知る」のか:「言葉」の中の「魂」を感じ取る:「気」を意識して「気」を選ぶ

職種や職場、環境は様々ですが、今の仕事をするまでは、私はずっと「対人援助」の仕事をしてきました。

 

 

専門職としては、医療現場、福祉関係、精神保健関係、地域、そしてそれらを「繋ぐ」。

時には、切迫した状況や、緊急を要することもあり、思わず足がすくんで逃げ腰になることもありました。

それでも、振り返ると楽しかった「思い」しかなく、潰れそうな出来事も、今となっては、「あんなこともできた私ってすごいかも」と、勝手に武勇伝にしてしまい、私の支えになってくれています。

 

 

そして、共通している「求められる結果」は、

その人にとって、今の「居場所」が適切かどうかを判断する。

適切でない場合は、適切な「居場所」を探す。

一番良いタイミングでベストの「居場所」への移動を支援する。

移動した後、「居場所」が適切であったかどうか評価する。

そして、全ての過程において、譲れないポイントは、「決定権は本人」であることです。本人が決定できない状態の場合は、もっとも本人にとって「メリットのある人」の決定に従います。

 

 

「今のベストな居場所を選別するための情報提供」

それが、私の「専門職」としての仕事でした。

 

 

そして、それは、「鑑定」も同じです。

人は、自分にとって、もっとも居心地の良い居場所があって、そこでゆっくりくつろぐことができる。「心の拠り所」があるからこそ、「根っこ」がしっかりと張りめぐらせていくので、「冒険」ができます。「冒険」ができるから、変化を受け入れ、変わりゆく先に希望を持って、「成長」していけます。

 

「居心地の良い居場所」とは、実際の場所や、周囲の人などもそうですが、一番は「自分」

自分自身が自分の居場所になる。

 

私は私

あなたはあなた

 

そんな風に言える時、本当の意味での「居場所」にいる状態だと思います。

そのために、「暦」を使ったり、「ホロスコープ」を使ったり、「タロットカード」を使ったり、そうして、自ら「居場所」を選び取っていただけるように、私は「言葉」を使って伝えています。

 

 

結局のところ、ずっと同じ「結果」を出すために、「言葉」を使って、日々仕事をしているんだなあと、感じています。

 

 

「言葉」は「言霊」とも言われます。

 

つまり、発せられる「言葉」には「魂」が宿っている。なので、発した「言葉」は、外に出て、どんどんと成長していく。受け取った側は、「魂」も一緒に受け取るので、「言葉」を受け取ると自分の中で、育み、育てていき、どんどんと、違う形で成長をしていく。

それは、発した側が想像していない方向に、望ましくない方向に、受け取った側が育てていく可能性もあるということにもなります。

 

「そんなつもりじゃなかったのに」

と思っても、受け取った側は

「それに違いない」

と、大きく育てていくこともあり、そこで意見の食い違いが起きてしまいます。

 

 

「言葉」には大きく分けて2つのタイプがあります。

 

一つは、「冷静沈着」なクールな魂の宿った、情報優先タイプ。

はっきりと事実を述べるのが特徴で、そこには優しさはありません。あるのは「権利意識」と「義務感」です。

「あなたに、これ、言いましたから。私は、ここまではできますが、ここから先はあなたにお願いします。私が出来ない理由は・・・」

こんな感じです。

 

情報優先タイプの言葉は、信頼できます。

必要な情報を取るには、最適です。受け取ると、自分のやる事がわかり、方向性を決められます。

やや冷たい「魂」は、自分の中に入ってきても、必要のない「成長」はしません。だから、仕事がはかどります。

 

ただし、「細部まで」情報を確認して、検討して、不具合が見つかったら、すぐに修正案を提示しなくてはいけません。情報の抜けがあったり、適当に受け流そうとしようものなら、「義務を果たしていない」と言われてしまいます。

 

だから、緊張します。

 

 

もう一つは「右往左往」する動くのが大好きな魂が宿った、感情優先タイプ。

とにかく上がったり下がったりするのが特徴です。なので、受け取る方も、上がったり下がったりします。それは、すごく楽しくなることもあるし、すごく落ち込むこともあります。優しさもマックス、残酷さもマックス。

まともに全て鵜呑みにすると、時々、付いて行けなくなってしまうことも。

感情優先タイプの情報は、「感情」を伝えてくれます。

なぜ嬉しいのか、何が辛いのか。

言葉は少し「盛って」いますが、でも、気持ちを知ることができます。

「楽しい魂」が入ってきた時は、一緒に楽しくなれるし、「辛い魂」が入ってきた時には、一緒に辛さを分かち合えます。

気持ちが共有できるのです。

 

ただし、余りにもまともに受けると、疲れます。

 

 

だから、「言葉」を受け取る時には、「選別」が必要です。

 

 

「自分」が発した「言葉」を、一番最初に受け取るのは「自分」です。

それは、ダイレクトにそのままガツンと受け取るからです。

なんのフィルターも通過しないので、そのまま入ってきます。

 

 

「他人」の「言葉」は、耳からだけでなく、目からや、その場の雰囲気など、様々な「フィルター」を通過して受け取るので、「そのまま」ではありません。

例えば、すごく優しい目をしてキツイことを言われても、「冗談でしょ。だってあなた笑って言ってるから」と、やんわりと受け取ることができます。

 

 

 

もしも、余りにも冷静沈着に、責め立てる「言葉」を発したら、それは自分の中で、「責め立てる」が成長して、自分を追い詰めてしまうことになってしまいます。

 

もしも、余りにも不安定で、心配でいっぱいの「言葉」を発したら、それは自分の中で「心配」が成長して、何もかもが心配になってしまうことになってしまいます。

 

 

だから、どんな風に「成長」して欲しいのか、何を大きく育てて生きたいのか、そんな事を意識して、「言葉」を発すると、自分の中で素敵な「魂」が大きく膨らんでいくのです。

 

 

だから、「言ったことが、現実になる」のだと思います。

 

 

講義を受けてくださった方や、ご縁をいただいた方々に、少しでも感謝の気持ちが伝わるといいなと思って、初めて、自分で撮った写真を使ってポストカードを作りました。

 

 

「天人合一」 天と人は一つである。

大好きな理論です。

講義の一番初めに伝える理論で、好きすぎて、いつも「熱く」語りすぎてしまいます。

「全ては一つ」だからこそ、「全ては味方」です。

自分を取り巻く全ての「気」は、優しくいつも見守ってくれているし、手を伸ばせばいつもそこに存在しているのです。

だから、勇気を出して、一歩踏み出すと、自分を取り巻く全ての「気」も一緒になって、一歩踏み出します。

 

講義を受けていただいた方、ご縁をいただいた方、全ての方に平等に素敵な「全て」を感じて欲しい。

 

 

一文字一文字に「気」を込めて、これからの可能性がどんどん豊かに広がっていく事を想像しながら、メッセージを認める。実は、字は上手くはないのですが・・・それはそれとして。。。

感謝の気持ちをお伝えしたいと思っています。

 

 

「言葉」には「魂」が宿っています。

「魂」は自分の中で、どんどん「成長」していきます。

だから、受け取る「言葉」は自分自身で決めて、自ら選び取る。

「自分の居場所」がより良く、素敵になるための「言葉」だけ、選別をして、取り入れたいですね。