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「運」を動かすには「偏り」と「風」が必要です:「占い」の解釈もどんどん「進化」しています:「気風」の良い人になろう

「動くこと」

 

良い運気にのるには、これに尽きると思っています。

 

 

全ての「気」は、動きます。

時は進み、季節は巡り、様々なものが動きながら、形を変え、景色を変え、「意味」が変わっていきます。

 

今日は良かったものが、明日は良いかどうかはわからず

明日は良くても明後日はそうではないかもしれない。

それはなぜかと言うと、「全体」が変わっていくために、「全体」が変われば、「全体」の中も変わっていくから。

変わる「全体」の中で、常に「ベストポジション」に鎮座するためには、「全体」を俯瞰して観ること、そして、「ポジション」を全体から知る事が求められるからです。

 

 

猛烈な速さで、進化をしていく昨今、「占い」の「吉兆」も変わってきている様な気がしています。

 

 

今までの解釈は、「安定」している、「継続」している、「右肩上がり」である、「大きくなる」ことなど、ずっと在り続け、それが、拡大し、多くを所有するイメージを求めていました。

 

なので、気の調整も、偏りがある不安定さを、いかにバランスをとり、安定させていくか、それが求められていました。

 

 

陰陽で言うと、「男性」は「陽」であり、「女性」は「陰」であること。

なので、「陰」に偏る「男性」は「男性」としては残念・・・「陽」に偏る「女性」は「男性」を越えていくために、陽の強さをどう抑え込むか。

そのために、様々な気を用い、「男性」は「男性」らしく、「女性」は「女性」として生きることを良しとし、求められてきました。

 

 

 

「偏る」とは、どう言うことかと言うと

五つの「気」のどれかを、たくさん持っていて、その「気」がとても強くあり、また、そうすると、当然、持ち合わせていない「気」もあるために、持っている「気」と持っていない「気」が両極端となっている場合です。

 

誕生日から導き出す「命式」に、五つの気が満遍なく入っている場合は、バランスが取れていますが、そうではない場合には、偏りがあり「偏った人」と解釈をされます。

 

 

「偏り」があると、得意分野、不得意分野がはっきりとしていて、それが「個性」となるのです。

 

 

人は、自然になんとなく出来ていること、普通にサクッとこなせる事が、その人の得意分野であり、「個性」です。

でも、今までは、「皆んなができるからあなたもできる」と、平均的である事が求められ、平均的であるから、みんなと仲良くもできるので、偏りが強い人にとっては、「無い袖を振る」事で、辛い思いをしたり、落ち込んだりして、コンプレックスになってしまいました。

 

でも、今は、「ちょっと変わった人」もまた、楽しいし、何かを生み出す人は、そんな人。不確実性の中では、本当に頼もしい人です。

 

 

また、「男性」だから、とか、「女性」だから、そんな事は関係なく、やりたい事が試せる時代になりました。

「女性的な男性」は、女性の様な感性を持ち合わせていて、しかも、体力があり

「男性的な女性」は、男性の様なバイタリティー を持ち合わせていて、でも、包容力がある。

両方を持っているからこその素敵な「個性」になります。

 

 

今は、「皆んな違って皆んな良い」

 

だから、自分の「偏り」を知り、それを良い感じに出していきたいですね。

 

 

物事を動かすには、「風」が必要です。

 

「気風(きっぷ)が良い」人は、「風」を起こしてくれる人です。

 

 

迷惑な「風」にならないように

未来に向かって、末広がりに広がるように、ちょっと強めに風を起こしていきたい。

 

闇雲に未来を想定するのでなく、ポジティブな未来を、具体的にイメージをして

自ら「課題」を設定し、その「課題」を吹き飛ばすように

一つの「課題」が解決したら、次の「課題」を設定し

そして、それを繰り返していく。

 

 

いきなりとてつもなく大きい「課題」を設定すると、とてつもなく大きな「風」が必要なので、突風になる可能性もあります。

 

なので、できれば小さい「課題」を段階的に次々に設定をしていくほうが、「副作用」がなく良いと思います。

 

そして、たった一人の風よりも、たくさんの人の心地良い風を集めていくと

とてつもなく大きな「課題」を吹き飛ばせる「そよ風」が吹くと思います。

 

 

たくさんの人と一緒に、同じ素敵な「未来」を感じていきたいですね。