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迷った時の「最後の決め手」を命式から読み解く・③:四柱推命

日柱は「内面の自分」月柱は「外面の自分」であり、その二つの関係性から、自分が満足する行動パターンがわかります。
比べるのはそれぞれの十干です。

①「月柱の十干」が「日柱の十干」の五行と同じ場合
②「月柱の十干」が「日柱の十干」を生じる場合
③「月柱の十干」が「日柱の十干」から生じられる場合
④「月柱の十干」が「日柱の十干」を剋する場合
⑤「月柱の十干」が「日柱の十干」から剋される場合

①②③については、前々回・前回の記事をご参照ください。今回は、④と⑤について書いていきたいと思います。

まずは④のタイプから
(月)木気「甲・乙」と(日)土気「戊・己」
(月)火気「丙・丁」と(日)金気「庚・辛」
(月)土気「戊・己」と(日)水気「壬・癸」
(月)金気「庚・辛」と(日)木気「甲・乙」
(月)水気「壬・癸」と(日)火気「丙・丁」
以上の組み合わせになります。

このタイプの人は、とても責任感が強いです。
周囲の意見を取り入れて、周囲のために行動しようと頑張ります。
周りも頼りにするので、過度な期待やプレッシャーを感じることもあるかもしれませんね。

でも、決して弱音は吐きません。
溜め込んでしまうのです。
なので、時々は、思いっきりストレス発散してくださいね。

日主別「最後の決め手」としては
木気の人は、「好き」かどうか、または、やっていて「楽しい」かどうか。
火気の人は、休みの日が取れているかどうか。睡眠不足はダメです。
土気の人は、目標に向かって進めているか。イライラしたら深呼吸を。
金気の人は、達成することで、誰かが喜んでくれるか。自分の喜べるか。
水気の人は、状況(感情も)を自らコントロールできているか。

最後に⑤のタイプです。
(月)木気「甲・乙」と(日)金気「庚・辛」
(月)火気「丙・丁」と(日)水気「壬・癸」
(月)土気「戊・己」と(日)木気「甲・乙」
(月)金気「庚・辛」と(日)火気「丙・丁」
(月)水気「壬・癸」と(日)土気「戊・己」
以上の組み合わせになります。

このタイプの特徴として、真っ先に思い浮かぶのは
「つい、やり過ぎてしまう」
例え疲れていても、「仕事」にいつも全力投球です。
挑戦したい気持ちが湧いてくると、つい、「仕事」に夢中になって、食事をとるのも忘れてしまうことも。

「社会運」が「個人運」を抑え込もうとする組み合わせなので、「仕事」が「プライベート」を圧迫するのです。

自ら高い目標を設定し、それに向かって突き進みます。

ややもすると強引になってしまうので、そこは注意が必要ですね。

日主別「最後の決め手」としては
木気の人は、気持ちが浮ついてはいないか。地に足を付けて。
火気の人は、結果の「形」にこだわりすぎていないか。
土気の人は、不要に恐れ過ぎてはいないか。思い切りも大事。
金気の人は、目標は具体的かどうか。意見に振り回されないで。
水気の人は、オン・オフの切り替えがちゃんとできているかどうか。

これら二つのタイプは、とても大切なことがあります。
この組み合わせは、「自分自身」の力が安定していないと、「社会運」に負けてしまうことです。
体調がすぐれない時でも、つい、頑張ってしまいますから。

まずは、自分が満たされているか。

満たされていると、とてつもなく大きな「結果」を出せる人ですね。