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迷った時の「最後の決め手」を命式から読み解く・2:四柱推命

前回の記事の続きになります。

https://note.com/arpels/n/na15c3adaebd9

日柱は「内面の自分」月柱は「外面の自分」であり、その二つの関係性から、自分が満足する行動パターンがわかります。
比べるのはそれぞれの十干です。

①「月柱の十干」が「日柱の十干」の五行と同じ場合
②「月柱の十干」が「日柱の十干」を生じる場合
③「月柱の十干」が「日柱の十干」から生じられる場合
④「月柱の十干」が「日柱の十干」を剋する場合
⑤「月柱の十干」が「日柱の十干」から剋される場合

①については、前回の記事をご参照ください。今回は、②と③について書いていきたいと思います。

まずは②のタイプから
(月)木気「甲・乙」と(日)火気「丙・丁」
(月)火気「丙・丁」と(日)土気「戊・己」
(月)土気「戊・己」と(日)金気「庚・辛」
(月)金気「庚・辛」と(日)水気「壬・癸」
(月)水気「壬・癸」と(日)木気「甲・乙」
以上の組み合わせになります。

この場合の特徴は、周囲の要望に応じて行動すると、自分のやり甲斐になっていく傾向があります。
「月柱」は「日柱」を育てていく関係だからです。
味方に恵まれる人でもありますね。

なので、自分勝手にやりたい事とやろうとすると、迷惑をかけないか気になってしまって、結局、周囲に進むべきかどうかの判断を仰ぎたくなります。

また、しっかりと準備をして進む人でもあるので、計画をたて、それをコツコツと実行する人でもあります。

このタイプの人は、「誰・何」を味方につけるかが、上手く進むポイントになります。味方が喜んでくれるかどうかが鍵となります。

日主別の「最後の決め手」としては
木気の人は、尊敬する師匠が喜んでくれるか
火気の人は、共に切磋琢磨したライバルが喜んでくれるか
土気の人は、愛情を注いでくれる人が喜んでくれるか
金気の人は、いつも信じてくれる人が喜んでくれるか
水気の人は、理念に同意してくれる人が喜んでくれるか

次は③のタイプです
(月)木気「甲・乙」と(日)水気「壬・癸」
(月)火気「丙・丁」と(日)木気「甲・乙」
(月)土気「戊・己」と(日)火気「丙・丁」
(月)金気「庚・辛」と(日)土気「戊・己」
(月)水気「壬・癸」と(日)金気「庚・辛」
以上の組み合わせになります。

この場合の特徴は、自分のやりたい事や、自分のペースで行動ができていると、それがやり甲斐になっていく傾向があります。
なので、つい、楽しくて動き過ぎ、「ハードワーカー」になりやすいです。
でも、もし、嫌々やっているのであれば、続かずにやめてしまいます。
「自分探し」の迷路にハマりやすいタイプでもありますね。
なぜかと言うと、「日柱」が「月柱」を育てていくからです。

好きな事を、好きなようにできたら最高ですね。

日主別の「最後の決め手」としては
木気の人は、情熱を思いっきり燃やせるかどうか
火気の人は、皆んなの役に立っているかどうか
土気の人は、結果が「形」になっているかどうか
金気の人は、知的好奇心が満足できるか
水気の人は、自分が成長していけるか

迷ったら、二つの「頭」を擦り合わせて、相談してみてくださいね。