秘めたる「気」を探しにお出掛けしませんか?:運がいい人は気配を感じ取ることができる人:十二支の解釈
全てに陰陽があるように、人にも陰陽があります。
もちろん、「命式」にも陰陽があります。
「命式」の上に位置する十個の干支が、その人の分かりやすい表面の景色です。
「命式」の下に位置する十二個の十二支が、その人の秘めた景色です。その人の気配と言った方がわかりやすいかもしれませんね。
なんとなく言われてみればそうかも、とか、知らず知らずのうちにやっている、とか、そんな感じなので、一言では言い表せない秘めた景色です。
なので、生まれた日の干支が同じ人でも、下に位置する十二支が違えば、秘めたる気が異なるので、自ずと表現方法が違ってくるのです。
なので、十二支の解釈は、どう感じるか。
つまり、皆んな違っていて、皆んな間違いではなくて、解釈にもその人の個性がしっかりと現れます。
だから、深くて面白くて、ハマるのです。
四柱推命を、とても簡単に、単純に理解するには、まずは、十干支を理解します。
そして、もっと深く理解するためには、十二支の理解をすることになります。
特に、十二支同士の組み合わせは、まるで化学反応のようなものなので、解釈も複雑となり、人によって感じ方が異なるために、「正解」はありません。というか、出せない。
でも、十二支の深い理解があると、「命式」の干支だけを紐解くだけとは、格段に高い解釈ができると思います。
十二支の象徴は「月」でも表せます。
子 12月
丑 1月
寅 2月
卯 3月
辰 4月
巳 5月
午 6月
未 7月
申 8月
酉 9月
戌 10月
亥 11月
ただし、人が体感できるのは、気配が表に出てからです。なので、このままの月のイメージで十二支を感じるのは、ひと月遅れてやっと体感できる感じなのです。
だから、ひと月先をイメージして、十二支の理解をしてみると良いと思いますよ。
つまり、子は1月のイメージで。
季節の移ろいを感じるのは、十二支の巡りを感じ取っていることで、運気を感じていることでもあります。
その季節の、最も美しい気配を探して、紅葉を鮮やかな色を楽しんだり、秋風のきりっと風が頬を撫でるのを感じたりすることは、運気の気配を五感で感じていることです。
運がいい人は、気配を感じ取る人です。
表面に現れる時、それは、もう、気が旺盛になって外に出た状態です。
皆んなの知る前に察知するのは、気配を感じ取るしかないために、まだ何も始まっていないけど、始まりに向かっている気を察知しなくてはいけません。
今月は「亥」です。
十二支の一番最後の締めの月。つまり「年末」です。
そして「冬」
秘めた「冬」を探しに出掛けませんか?
気配を感じ取る練習になりますよ。