日主五行別・運流を利用した今年の締めの過ごし方
昨日の記事では、今年の「締め方」について書きました。
今日は、もう少し具体的に、日柱別の今年の「締め方」について書いていきたいと思います。
命式の4つの「柱」の中で、生まれた日の「柱」を「日柱」と言います。
そして、「日柱」の十干を「日主」と言います。
「日主」は、その人にとって、最も重要で、最も占いでも使うパーツです。
その人の「頭」のような感じです。
日々巡っていく運気は、「日主」に刺激を与えていきます。
その刺激の与える「方向」と「圧」が、その時々の「運気」として解釈をします。
「頭」の種類は5つ。
「木」「火」「土」「金」「水」です。
もう少し細かく陰陽まで入れると、10個となります。
11月には「土」が
12月には「金」が
2022年1月には「金」が巡ります。
そして、2022年2月節分明けからは、「水」がやってきます。
「水」は2022年から2023年の2年間巡ります。
つまり、来年から、五行が一つ進みます。運流の「方向」と「圧」が変わります。
なので、そろそろシフトを変える準備をしていきましょうね。
11月は「土」が、12月と1月には「金」が巡ります。
<日主・木>
11月は、何かしら忙しい日々続きます。仕事もプライベートも、全力投球したいところ。一日が24時間では足りないと感じるかもしれません。年内にやってしまいたいのに、思う様には仕上がっていないかもしれません。それでも、最善を尽くして取り組むと、結果に繋がっていきます。
12月・1月にかけては、矛盾を感じ始めます。先月まで、あれほど頑張ってきたのに、「もうそろそろ終わりにしたいな」と感じるかもしれません。
思う様に出来ていないことは、本当に必要な事なんだろうか・・・
その矛盾は、とても大事なメッセージを伝えているのかもしれません。
最善を尽くしたからこそ、感じる矛盾です。
その反対に、どうしても諦めきれない、手放したくないことにこだわりたくなります。
様々なものが変わっていく。そんな2ヶ月になります。
変わることを感情で受け止めないこと。
変わる流れだから。
2022年からは、「新しいわたし」が始まります。
ただし、慣れるための「準備」も必要です。
自分に取って必要なものを、しっかりと咀嚼して飲み込む。飲み込んだものは、自分の「血」や「肉」となって、「内面」を満たしてくれます。
畑を耕すように。
足元を固める。
<日主・火>
11月は、疲れが出やすいかもしれません。ただし、疲れが出たと言うことは、「やりすぎていた」合図です。不平不満と一緒に、吐き出してしまいましょう。
理解してくれていた人が、実はそうではないことに、気がついてしまうかもしれません。感情がとてもクリアになっている時期なので、「本質」まで見極める事ができるから、今の「嫌い」は間違いありません。
「嫌い」とは、そろそろ決別です。
12月・1月は、活動的に動き回れる時期になります。だからこそ、「馴れ合い」ではなく、本当の「理解者」と一緒に、活動しなくては、もったいないのです。
「おしゃべり」ではなく「プレゼン」の様に。目的意識を持って伝える。
「理解者」を発掘していきましょう。
同じ方向を向いている「理解者」は、やがて「チーム」となって、助け合いながら険しい道を進んで行けます。
分かり合えない人との時間よりも
分かり合える人との時間を充実させていく。
全ての人と分かり合えるなんて、所詮無理だから。
2022年からは、10年の「総仕上げ」になります。
困難な道ほど、その先には「頑張って良かった」と思える景色が待っています。
一人では無理かも・・・と不安になってしまっても、「理解者」の存在は、想定を越える「結果」をもたらしてくれます。
出来ないと言わないで。
想定外の出来る方法が見つかるから。
<日主・土>
11月は、自分の自信が揺らぎやすい時期です。新しいことに挑戦したり、新しい人と出会ったけれども、それが本当に良いことなのか、まだ見えてこないからです。
「軸」がブレてしまうと、様々な情報に振り回されてしまいます。
「これを買うと良いよ」と誘われると、つい「買っちゃおうかな」と甘い誘惑に負けそうになるかも。
今月は、「モノ」ではなく「自分」にお金をかける。「自分」を丁寧に扱う為に「投資」とする。
例えば、お茶が好きなら、美味しいお茶を飲むための素敵なカップを買う。
12月・1月は、外側に視線が向かいます。様々なものに触れたくなります。
「軸」がしっかりしているから、触れるものは自分基準で選べます。
決して「不必要」なものには、視点が向かないはず。
心が動かないものは、「軸」が「必要」だと認定しないものです。
迷ったら、「自分の心」に聞いてみましょう。
「忖度」ではなく「気持ち」で。
2022年は、いよいよ本格的に、物事が動き始めます。手応えを感じます。
「軸」がしっかりとしているから、外でどんなに強い嵐だったとしても、ブレることはありません。
行動ありき。
行動が全て。
自分の足で歩きます。
<日主・金>
11月は、なんとなくテンションが下がってしまうかもしれません。
気持ちばかり焦って、何から始めたら良いのか迷ってしまうかもしれません。
そんな時は、「今までの功績」が納得したものでなかったから。まだ、「不足」があるから。テンションを上げて頑張るのは、「不足」を補ってからにしましょう。
だから、「結果」は気にしない。
12月・1月は、目の前にたくさんの「扉」が現れます。どの「扉」を開けるのかは、「準備」が出来ているかを考えると、迷いなく選択できます。
「今までやったことないから・・・」と躊躇する必要はありません。
なぜなら、「準備」は出来ているから。「不足」を補っているから。
気持ちを改めて。
今までは「過去」。
2022年は、開けた扉の新しい「世界」の仲間入りをします。
「初めまして!」と、笑顔でアピールしましょう。
第一印象が大事です。
気持ちをコントロールして。
前向きな「言葉」を発する。
<日主・水>
11月は、プレッシャーがいつも以上に重たく感じてしまうかもしれません。
自分が思っていたよりも、「結果」が芳しくないかもしれません。
それは、誰のための「結果」なのかを間違えていたからかもしれません。
独りよがりの「結果」ではなく、誰かのための「結果」に、切り替えて、もう一度試してみましょう。
12月・1月は、頼もしい「協力者」が現れます。それは、「人」とは限りません。情報や知識、出来事も。自分に力を注いでくれるものを、貪欲に取り込みましょう。
何か始めたい事があるならば、必要な「機材」を揃えたり、数種類の「資料」を集めて比較検討してみる。
コツコツと。粛々と。
水面下で動く。
2022年は、一大決心の年です。蛹から蝶が誕生する様に、華麗なる「転身」をする人もいるかもしれないですね。
内側から突き上げる「衝動」に突き動かされます。
生み出すこと。
育つかどうかは、生んでみてから。
それは、まだ「先」です。
年の運流は、2年毎に切り替わります。
来年は、昨年と今年の軌道ではなくなります。変化します。
これからの3ヶ月は、「ギア」に手を添えて。
いつでもチェンジできる準備に入りましょうね。