太陽が最も頑張る日・夏至:陽が極まると陰へと向きが変わっていきます:陰陽論
全ては「陰陽」のバランスで成り立っています。
それぞれ相反する力を持っているけれど、お互いになくてはならない「存在」として、同じ根っこを共有しています。そして、どちらかが勢いを増すと、もう一方は勢いが鎮まっていき、両方とも一緒に勢いが増すことも増えることも決してありません。
「占いって何?」と突き詰めて考えていくと、最終的には「陰陽」の状態を把握していくものではないかと思っています。
「陰陽」のどちらが優勢で、そのバランスがいつ頃どんな形で「反転」するのか。
「反転」する時は、力のベクトルの向きが変わっていくので、同じ事を同じ様に繰り返しては、流れに逆らうことになってしまう。そこで、「反転」の時期や、優勢になる力が、「陰」なのか「陽」なのかを知り、それに応じて「方法」と変化させていく目安として、「占い」は使われています。
2021年6月21日
今日は「夏至」
一年のうち、一番「昼間」が長い日。(北半球では)
太陽の力が、最も強く発揮される「陽」が極まる日。
そして、少しずつ「陽」が鎮まっていき
その反対に「陰」が勢いを増していきます。
明日からは、少し「陰」を意識して、「内向き」にシフトチェンジしていきたいなと思っています。
空を見上げると、晴わたる夏至の空を切るように
飛行機雲が伸びていました。
実は、「陰」と「陽」では「陽」の方が人気なのです。
自分の命式の干支が、「陰」よりも「陽」の方が、パワフルで強くて前向きでポジティブでガツガツ行動できる良い命式と感じられる人が多いのです。そして、自分の命式が「陰」だったら、ちょっとがっかりされるのです。
「陰」と「陽」には優劣はないのですが、外向きに放たれていく「陽」の方が、なんとなく華やいで感じるのも無理はないかもしれません。
ただし、外向きに放たれると、攻撃も受けるために、周囲との協調がなければ、見渡す限り「敵」。その「敵」に常に見張られて、何かあると攻撃を受けてしまいます。
「陰」は内向きなので、自分の中に向かって気が浸透していくのです。
なので、主体は「自分」。そして、周囲の目は届きません。
それから、「陽」の時期に頑張ってきた事が、「陰」の時に「頑張って良かったな」と感じる時期でもあります。(成功したかどうかは別ですが)
少しずつ、内向きに。
少しずつ、シフトチェンジを。
今日まで思いっきりやってきた事が、実っていく過程を感じていきましょう。
これから暑さは本番を向かえるので、体調管理も「暑さ対策」が大事ですね。
「陰」は内向きに流れるので、身体のケアもより充実して取り組めますね。
事務所一階の「やなぎだ化粧品店」さんのロゴマークは「奇跡の木・モリンガ」です。
モリンガは、とても栄養価が高い植物だそうで、お茶やサプリメントとして人気がとてもあります。
そんなトレードマークのモリンガの木が、冬の大雪で枯れてしまいました。諦めていたら、なんと木の根を掘り起こしたら、根っこから小さな芽が出ていたそうです。
それで、その根っこを植え替えると、なんと、モリンガが見事に復活したんですよ!
その子が、こんなに元気に育っています。
土の中のモリンガの根っこは、「陰」の力をもらって復活を果たしました。
「陰」を伴っていない「陽」は、中身のない「箱」のようです。
だから、少しでも強い風が吹いてくると、あっという間に吹き飛ばされてしまいます。
中身がぎっしり詰まった「箱」を目指す。
諦めない。
自分を信じる。
これからのおすすめの過ごし方です。