占いを勉強する時に役に立つこと
もしかしたら、最近は、手帳でスケジュール管理をするのは「時代の流れ」に乗り遅れているのかもしれませんが
私は、断然、手帳派です。
仕事用の手帳と、プライベート用の手帳を分けていた頃もありますが、煩雑になり面倒なので、一冊に全て記入しています。
ところで、使い終わった手帳は、どうされていますか?
終わった「過去」は、その都度切る方が、さっぱりして良いかもしれませんが、私は、今までの手帳をずっと取っています。
それは、過去を振り返って懐かしむ、
のではありません。
「過去に体験した運気」をチェックするのに使っているんです。
「過去」の運気を改めて掘り起こしていくと、どの五行が強まる時に、自ら行動を起こしているのか、とか、どの時期に物事が発展していく方向に巡りが切り替わるのか、などを感じることができます。
そうすることで、得意な五行や、苦手な五行も見えてきます。
自分の予定だけではなく、世の中で起こった印象的な出来事も記入しています。
暦を用いた占いは、占星術ほど的確に、社会的出来事を見るのは難しいのですが、それでも「傾向」を知ることができると思います。
特に、「年干支」と「月干支」を組み合わせて派生する「景色」からは、「その時の雰囲気」を感じ取ることができますよ。
出来事だけ記入するのではなく、その時々の気持ちや、感じた事も書き添えておくと、これもまた参考になります。
四柱推命では、内面的な動きは、十二支の組み合わせで起こると考えます。
気持ちは変わりやすいので、書き留めておくと後から振り返ることができますよね。
実は、十二支の理解は、とても難しいです。
と言うのも、内面世界の「景色」は、人によって捉え方が違うからです。
本や講座での知識だけでは、知ることはできますが、理解するには表面的すぎますから。