なぜ自分のご機嫌を自分でとる人は、運が良いと言われるのか。それは、感情も「気」で構成されているからなんです。
「今年はどんな年?」
と、雑誌などの占いコラムを読む時には、「良い年」なのか「悪い年」なのかが、一番気になる所だと思います。
「良い年」と書かれている時は、運気のベクトルが「外向き」の時
「悪い年」の場合はこの反対で、運気のベクトルが「内向き」の時
こんな感じで解釈をされている場合が多いです。
ただ、最近の傾向としては、「良し悪し」よりも、「今年はこんな感じで過ごすと良いですよ」「今年はこのテーマで行きましょう!」など、行動につながるような、ちょっと前向きになれる感じで書かれている事が多いです。
特に、人気のある占い師さんの本を読むと「これから先が楽しみだね」と、読むと勇気が湧いてくる内容で、元気になります。
「安定」であること、または「右肩上が」りが良しとされた「解釈」ではなく、「違いが個性」であるから「個性」をどう表現していくのかが、最近の「解釈」の主流であり、また、求められている「解釈」だと感じています。
四柱推命の「解釈」では、優先順位があります。
まずは
「自分」の「気」を守ること
「自分」の「気」が、外向きであれ内向きであれ、大きな気の「刺激」を受ける時、「自分」を守るための開運方法が必要となります。
それは、その人の「命式」によって、全て違うので、「これはこうです」とは一言で言う事ができませんが、あえて、乱暴に言ってしまうならば
・無理なことはしない
・やりたくないことは人に任せるまたは放り出す
これで、自分の気が「枯渇」する事を防げます。
あくまでも、乱暴に言いましたが、結局、「無い袖は振れない」し、出来ないことはできません。
もう一つは
「自分は自分は!」と言って「暴走」しない
「自分」の気が、強すぎる場合、どんな困難でも、どんな手を使ってでも傷だらけになってでも、突き進もうとしたくなります。
それで上手くいけば良いのですが、たいていは、「やりすぎ」「言い過ぎ」になって、周りを見渡すと、「自分以外は敵」になっています。
そんな時には
・手放す
・冷静になって頭を冷やす
「頭でっかち」になって、大きな頭の自分が、頭の重みに耐えきれなくなってしまった姿を想像してみてください。
これでは「流れ」に軽やかに乗れずに、流れの渦の中で、頭から沈んでしまいます。
まずは、自分の今の状況を感じてみてください。
もしも、自分の気が「枯渇」していると感じる時は、エネルギー注入から始めます。
もしも、自分の頭が「重すぎる」時は、「分散」するイメージで、「まあ良いか・・・」と頭を柔らかくしてみると良いと思います。
「良い年」にするには
まずは、「頭」が適切な「大きさ」であること。
これ無くしては、例えどんなに「良い運気」が巡ってきたとしても、上手く利用することはできないのです。
「自分の気」の状態を把握して、調整して、そこでやっと次の段階に入れます。
次の段階とは、暦と合体した「解釈」です。
巡る気が、自分の気に、どんな感じで「刺激」をしてくるのか。
それによって、自分の気が、どのように変わるのか。
そして、自分の気の特徴を生かしていくには、何をすれば良いのか。
暦と合わせる解釈は、この3段階で解釈をします。
「自分の気」vs「巡る気」
この二つの気の「駆け引きのゲーム」を魅力的にするのです。
魅力的に駆け引きするためには、いつも「自分の気」がどっしりと安定していることが大切です。
全ては気です。
自分の感情も気です。
なので、感情が動くことで、気も変化します。
イライラ怒りすぎると、気は上に上がり蒸発します。
喜んで浮かれすぎると、気は緩んで、だらしなくダラリとなります。
悲しみにくれると、気は下に沈んで重たくなってしまいます。
驚きの連続が続くと、気はあちらこちらに乱れて取集がつかなくなります。
思い悩みすぎると、気はねっとりと濃くなってやがて詰まってしまいます。
感情によって、気はこんな感じに変化するんです。
自分の「ご機嫌」に責任を持って
自分の「ご機嫌」を自分でとる人は
自分の「気」をしっかり調整している人。
だから、どんな運気が巡ってきても、安定して対応することができるのです。
自分で、自分のご機嫌を取れる人は、運の良い人です。
イライラカリカリしそうになったら
「あっ、今、運気下げてる!」
と、マリオのコインが減っていく様を思い浮かべてみる。
「危ない危ない…。コインの無駄遣いしていた!」
と、イライラがすっと落ち着いてくるかもしれませんね。
きっと、運気が上がりますよ。