「湿」がいっぱいいっぱいになった!そんな時にお勧めの「行動」と「食材」はこれです
「この頃、なんだかやる気が出ない」
「最近、なんとなく身体が重く感じる」
「朝、起きても疲れがとれていなくて、疲労感が抜けない」
今週に入ってから、お客様が口々にそんな話をされます。
それもそのはず。
濃厚な「湿」の気が、いっぱいいっぱいになっています。
なので、人も「湿」がいっぱいいっぱいになってしまって、体の中は「水」の気が占領してしまっている。
「水」は低いところに溜まる性質があります。
なので、体の下に、下に、と「気」が移動していて、それで気持ちがつられて下がっていき、テンションも下がり、重たくなり、ジトっとした疲れがいつまでも排出できず居座っているのです。
人は自然の中で「在る」もので、なので、自然と一体化していて、なので、気圧が下がると、「人の気圧」も下がります。
とても感受性が豊かで、いわゆる「繋がっている人」は、低気圧が近づいて来る時点で、もうそれを感じとり、調子を崩してしまう人もいるくらい。
こんな時には、無理やりやる気を出そうと頑張る前に、まずは溜まりすぎの「水」を排出する方が先決です。
それには、二つの方法があります。
まずは温めること。
それから、外に出すこと。
重怠く感じる足は、冷えています。
巡りを改善するためには、燃料の「火」が必要です。
なので、こんな時には、「足浴」がおすすめ。
特に、ハーブの香りとともに、ゆっくり足浴をすると、「木」の気とともに感じるので、相乗効果が期待できます。
「木」は余分な「水」を吸い取ってくれる、「水」が溜まりすぎた時には頼りになる「気」です。
ゆっくりとじんわりと足が温まってくると、血の巡りが改善するのつられて、気も巡りも改善してくれますよ。
クレイセラピストのマイコ先生が、お湯に「クレイ」を足してくれた。
「クレイ」は「土」
「土」に根をはる「木」は、ますます元気になり、温かい「火」を生む。
琺瑯のタライの中は、「相生関係」のサイクルが巡りました。
急激に温めると、戦闘態勢モードの交感神経が発動するので、リラックス目的の場合は、ぜひ温めのお湯で足浴を楽しんでくださいね。
足を温めると気持ちもほっこり温まる。
ハーブの香りは、気持ちを動かすスイッチを入れてくれる。
不安で、重苦しく感じる時には
とりあえずほっこり温まろう♡
自然の恵の食物にも「気」が宿っています。
薬膳では、その「気」を取り入れることで、体内の「環境」を整えることを目的としています。
「湿」が溜まりすぎた時には、「湿」を排出する食材を、意識してとり入れてみましょう。
この時期にお勧めなのが、「とうもろこし」
「湿」も体調を崩す原因となりますが、「湿」とともに「熱」がこもってしまうと「湿熱」となり、それがひどくなると、めまいや頭痛が起こりやすくなります。「熱」は上に上がる性質があり、頭の方に熱が上昇していき、その反対の足は、どんどん熱が奪われてますます冷えてしまうのです。
特に、「マスク」としていると、呼吸から「湿」が排出しづらいうえ、「熱」も上手く放出できず・・・ダブルの「至難」。
「とうもろこし」には、その「湿熱」をとってくれ、体内の余分な「水」を外に出してくれる効能があると言われています。
「旬」の食材には、その時に必要な「効能」があります。
だから、「旬」のものを食べるが良いと言われているのです。
ちなみに、成人の一日排尿回数の正常回数は、「10 回」程度なんですよ。
また、尿量は1500ml程度。
達成していますか?
これよりも少ない場合は、「危険信号」が点滅しています。
量は測れないかもしれないので、ぜひ、「一日10 回」を目標にしてみてくださいね。(汗をよくかく人は、これより少なくなります。あくまでも目安です)
お天気を相談しながら、食事や行動を合わせてみる。
自然は、たくさんの「解決方法」を提示してくれています。
「重い」時には、まずは「軽く」してから
頑張るのは、その次です。