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可能性は無限に広がっていくからこそ、自分に「制限」を設けていく:タロットカードの「世界」からの解釈:「愚者」と「魔術師」:二つの「始まり」

花柄プリントは可愛くて、良いなと思っているんですが

私には全く似合わず・・・・・

なので、花柄の洋服は一枚も持っていません。

洋服だけでなく、「花柄似合わないコンプレックス」から、小物に至るまで、手が伸びない・・・・。

 

 

なので、おしゃれに花柄を着こなしている人を、いつも羨望の眼差しで、怖いくらいガン見していました。笑

 

 

ところが、ついに、花柄を手にする瞬間に恵まれたのです!

 

 

サロン一階の、大家さんでもある、やなぎだ化粧品店では、オリジナルブランド「きいちゃん♡ますく」を販売しています。

なぜ「きいちゃん」なのかと言うと、「きいちゃん」が作ってくれるから。

 

マスクが品薄で、手に入らなかった頃、仕事上、どうしてもマスクが必要で、どうしたものかと思っていたところ、プロ級の洋裁の腕を持つ「きいちゃん」が手作りマスクを作ってくれました。

そして、それ以来、「こんなのが欲しい」「あんなの作って」と、無謀とも言える我がままな「要望」に答えてくれて、使い勝手が良く、しかもお洒落なマスクが、どんどん生まれていったのです。

 

 

そして、今回は、お出かけワンピにしても素敵な、花柄生地で、ゴムも肌あたりの優しいレース仕様の、「勝負マスク」が完成しました。

 

その他にも、「シルク生地」「浴衣生地」「レース生地」などなど。

個性的なマスクがたくさんありますよ。

意外にも、女性だけでなく、男性のお客様もお越しいただいています。

値段は500円から3000円まで。

「子供用」サイズもあります。

ぜひ、貴方だけの「きいちゃん♡ますく」に会いに来てください。

 

 

花柄ワンピは似合わなくても、マスクだったら大丈夫。

黒いマスクは、敷居が高いかなと思っていたけど、花柄模様だから大丈夫。

 

 

これからも、私の、マクスへの「可能性」は「無限大」に広がっていきます!

 

 

可能性が無限に広がっていく「景色」は、タロットカードでは、大アルカナの「愚者」と「魔術師」のカードが真っ先に思い浮かびます。

 

 

こちらが「愚者」のカード

 

このカードの「立ち位置」については、タロティストの間でも意見が別れます。果たして、大アルカナの一番最初に位置するのか、それとも、一番最後に位置するのか。

なぜその様に意見が、分かれてしまうのかと言うと、それはこのカードは「無」であり、何者にも縛られず、どこにも属さず、好き勝手に突然ひょっこりと顔を出し、今までの「日常」を、見事にひっくり返し、そして、消えていくからです。

別名「ジョーカー」

失うものが何もない「愚者」は、「始まるから今までは終わるよ」と言うのです。

 

例えば、カードリーディングでこのカードが出た時には、「運気なんて気にせずに、やっちゃいなよ。だって、やりたいんでしょ。」と読み解けます。

 

失うものが何もないと、開き直り、楽しげな表情には、将来への不安を全く感じさせない。ある意味、「最強」です。

 

このカードは、「素の自分」の姿でもあり、無限大に、どこまでも広がっていくイメージです。

 

 

 

 

もう一方で、こちらは「魔術師」

 

準備された、計画通りの、確実な始まりです。

絵には描かれてはいませんが、きっと、両足はしっかりと大地を踏み締めて立っていると思われます。全く浮ついたことろがありません。

 

テーブルに並んだ「ツール」は、努力の末に手に入れたもの。それを使って、新しいものを産み出そうとしています。

そして、「魔術師」は、観客の前で、マジックを披露するのですが、観客の期待に添えない場合は、期待に添えるように修正をしていかなくてはいけません。

 

喜んでもらえるかどうか、役に立つかどうか、問いながら、「始まり」が、無限大に進みます。

 

例えば、カードリーディングで、このカードが出た時は、もちろん「始まりの時」がやってきたと告げてはいますが、「制限の中」にいることを忘れてはいけないとも教えてくれています。

つまり、出来ることと、出来ないことがあり、出来ない事に時間を使うのではなく、まず自分が持っている「ツール」を受け入れた上で、それを効率的に使っていく。出来ない事は出来ない。と読み解きます。

 

「外面の自分」の姿を、受け入れてこそ、始まりが無限大に広がっていきます。

 

 

 

こだわり「マスク」の可能性を広げていくのは、「魔術師」のイメージです。

 

「マスク」の制限を超える事は出来ません。

口元を覆うこと、鼻まで覆うこと、目は覆わないこと、頭も覆わないこと、布や紙素材であること、耳で固定すること、耳で固定しなくても良いけど肌に密着する様に固定できること、などなど。

「マスク」として越えてはいけない「結界」の中で、可能性を広げていきます。

 

柄はどんな柄にしようか、記事は夏用は涼しい方がいいな、でも冬はあったかい素材がいいよね、でもお洗濯できる生地でないと、ゴムはどうする?リボンも良いかも、ゴムの色もいろんな色が欲しいね。

こんな感じで、可能性は無限大に広がります。

 

そして、「評価」がきちんともらえること。

 

可愛いね、お洒落だよね、夏っぽいから見た目も涼しくて良いね、今日のコーデにぴったりだね、など。

「マスク」としてのポジティブな「評価」がもらえて、満足できます。

 

 

それでは、「愚者」のイメージでマスクの可能性を広げる場合は

「もはやそれ、マスクですか?」の域に達した状態。

例えば、フェイスシールドも入るかもしれませんね。

フェイスシールドにキラキラ光る電飾をつけようか、とか、顔だけでなく頭からすっぽり被ってしまおうか、頭だけでなく身体もついでに保護してみるのも良いかもね・・・・

まるで「着ぐるみ」または「宇宙服」笑

 

 

「愚者」のカードは、「失うものは何もない」と囁きます。だから、人の視線がどうあろうと、自分がこれで良いと思えば、それが全て。それで良い。

だから、ユニークで、斬新で、最初は皆んなが好奇な眼で見るかもしれないけど、それを続けていけば「あの人はそういう人だからね」と個性として認識をしてもらえる。

まあ、それまでは、失うものもあるかもしれないけど。

 

 

何かを始める時

実はある程度は「枠」があったほうが、始めやすいと思います。

また、「枠」があったほうが、「目標」が具体的にイメージできるので、自分軸もブレにくくなります。

 

何もない中、無限大に広がる景色は、ゴールさえも何もないこと。

だから、どこに向かっていくのか分からない「航海」と同じです。

 

ただし、「計画された出発」は「計画された結果」にしか繋がっていかない。「ゴール」から逆算された「計画」とは、「想定外」の事態に対しては、再び「ゴール」を修正する時間が必要となります。

 

 

計画されたゴールを目指す時、思い通りにことが進まないとストレスになります。

逆に、計画がない場合は、思い通りすらないために、迷路に入り込んだら抜けられなくなる。

 

 

プレッシャーにあまり強くない人は、できれば「魔術師」ベースの「愚者」スタイルがお勧めです。

例えば、花柄ワンピが似合わなくても、これはマスクだからワンピースではない!と勇気を出して挑戦する感じです。

 

 

オリジナル溢れる方は、ぜひその逆で。「愚者」ベースの「魔術師」。

どう見ても着ぐるみなんだけど感染予防にもなってくれる優れものを開発してみる。

なんだか、すごい楽しそうなものが出来上がる予感がしますね。

ただし、夏場は暑いかな。

 

 

 

自分の本音に気がついて、自分の本音に素直に生きていきたいと、そう決意した人は、「愚者」ベースの人です。

だから、戸惑い、悩み、苦しみます。

それは、今までの「枠」から飛び出していかないと、決して辿りつくことが出来ない「領域」だからです。

 

そんな時には、ぜひ、目の前に小さい「枠」を自分で作っていきましょう。

なぜ、そうしたいのか。

なぜ、そうしなくてはいけないのか。

それをすることで、自分がどこに行けるのか。

行った先で、何を感じたいのか。

「観客」は「自分だけ」

それは、孤独な出発。元の場所に戻りたくなる誘惑と戦いながらの日々が続きます。

 

とぼとぼ歩いていると、3ヶ月経った頃、なんとなく慣れてきます。そして6ヶ月が過ぎた頃、周囲の「風向き」が変わってくるのを感じます。

そして、早ければ一年経った頃には、「あの人こんな人だよね」と、きっとそれが「日常」になっていることを、後からふと気がつきます。

 

心の中は「愚者」を

挫けそうな時「魔術師」を感じる

 

 

「陰陽」のバランスをとりながら、無限に広がる可能性の先の「場所」を目指して、進み続けていきたいと思っています。