「温活」のススメ:それぞれの「気」の「個性」を利用して楽しく「温活」しませんか?
朝晩はすごく冷え込むのに、お昼間は汗ばむ陽気になったり、昨日は寒かったのに、今日は、まだ夏?と思うほど暑かったり。
天候の揺らぎが大きくて、体もついて行くのが必死です。
全ては「気」です。
お天気も、季節も、全部まとめて、「気」が集まっていて、「人」に向かって影響を与えます。
これだけ、ゆらゆらとお天気が揺れるので、「人」も、一緒にゆらゆら揺らがされています。
「気」のゆらぎには、法則性があります。それは、季節に例えるとわかりやすいと思います。
「春」が来て、「夏」が来て、「秋」が来て、「冬」が来て・・・・
「春」は「木」の気が旺盛となり、「夏」は「火」の気が旺盛となり、「秋」は「金」の気が旺盛となり、「冬」は「水」の気が旺盛となります。
そして、それらの気が、スムーズに次の気に移動するために、調整期間として、それぞれの気の間に、「土」の気が入っています。
特に、移動期間が完了する18日前からの期間を「土用(土旺用事)」と言われていて、体調を崩しやすいので無理をしない様にと、昔の人はこの期間を意識して過ごしていました。
今は、「秋」の土用期間です。
つまり、これから、冷たい風が吹き、寒さが厳しくなる「冬」に向かうため、そろそろ「冬」体制に変更をする、調整期間に入っているのです。
「冬」の一番の困りごとは、「冷える」こと。
空気や風が冷たくなると、当然、影響を受ける「人」も「冷える」のです。
「冬」に向かって、これからは、「熱」を生み出す心と体を作っていきたいですね。
さあ、「温活」をはじめましょ!
私が「温活」に使っているのは、この子たちです。
名前は「事始玉(ことだま)」と言います!
電子レンジで温めて、繰り返し使える「温活アイテム」で、手のひらサイズが可愛いでしょ?
「温める」時に、気をつけなくてはいけない大事なポイントがあるんですよ。
それは、「温め過ぎない」事です。
なんでも、やれば良いってものではなくて、温めるのも、「良い塩梅」が大事なのです。
一定の高めの温度で、ずっと温め続けるのは、「熱」の気を一方的に浴び続ける事です。「良い結果」とは、両者それぞれが「折り合いをつけた」状態なので、一方的はいただけません。
自分の体温と、温めてくれるものとが、常に加減ができる状態にすると良いのです。
「事始玉」は、少しずつ(20分位)温度が下がっていき、やがて元の温度近くまでに戻ります。
その、ゆっくりと温度が下がっていく時間は、身体が徐々に温まっていく時間です。
手でにぎにぎしてみたり、お腹に当ててみたり、手のひらサイズだからこその使い方で、「じんわり」と温めていくと、いきなり体表面にガツンと熱を浴びせるのとは違って、緩くやんわりしてくるのです。時には眠くなってしまったりも。
「事始玉」は、五つの「色」があります。
それは、五つの「気」の色です。
「人」は常に、外部からの「気」の影響を受けて、自分の気と外部の気を合わせて、そこから「運気」が生まれます。
せっかくの「温活」なので、もっと、「気」が「個性」を持って影響を与えてくれる様に、私は、この五つから、今自分に欲しい「色・気」を選んで、「欲張り温活」をしているんですよ。
それでは、五つの「事始玉」たちの、それぞれの「個性」をお伝えしますね。
<みどり>
この色は、「木」の気の色です。
「木」は、五つの気の中で、唯一「命を宿している」とされています。
成長、好奇心、向上心を持って、真っ直ぐに上に伸びていく様。それは、まるで、土の中から出た芽が、これから双葉を広げようとしているような、純粋無垢なパワーだったり、大きく育った木が、これからどんなに、枝葉を力強く広げていくのか、可能性を秘めたパワーだったり。
「グリーン」はそんなイメージの「気」を、プレゼントしてくれます。
また、「木」は「肝」です。
「肝」は、ストレスなどの感情の影響を受けやすいために、「このままじゃ嫌だ!」と怒りのパワーを爆発させます。
物事が新しく始まる時、それは、「怒り」から動き出します。
これから、何があるかわからないけど、上を向いて進みたい。
全ての可能性のシャワーを、両手いっぱいに広げて浴びたい。
こんな時には、「みどり」の出番です。
<あか>
この色は、「火」の気の色です。
「火」の気は、熱く燃える情熱の気です。全身を駆け巡る「血」の色でもあります。
ワクワクドキドキするときも、「火」が駆け巡っている時。
「血」は、体にとって必要な栄養や酸素を運んでくれて、不必要なものや、二酸化炭素は排出するために運んでいきます。
この気が充実していると、体力だけでなく、精神力も充実できるので、志のある行動ができるのです。
また「喜」の感情をもたらしてくれます。
愛することの喜び、また、愛されることの喜び。心が踊るワクワク感が、全身の巡る「血」のように、心と体を満たします。
愛される自分が、愛する人が、みんな喜びを感じる事ができるように
今の自分にできることを全力で取り組みたい。
こんな時は「あか」の出番です。
<おれんじ>
この色は「土」の気の色です。
「土」の気は、「中心」にしっかりと根ざしています。
体の中心には、「消化」に関連する臓器が位置しています。食べ物からもらったエネルギーを、「消化」することで、自分のエネルギーへと取り入れる事ができるように、常に安定してくれています。
自分の「中心」がしっかりしなくなって、自分にとって必要なものが分からなくなってしまうと、「食」の偏りが出てきます。
それは、「軸」が偏るからこそ、それに合わせて「食」を偏らせる事で、バランスをとろうとしているからです。
例えば、あまりにも疲れ切ってしまって「中心」に元気がなくなると、「簡単」に「エネルギー」となる糖質の高いものや、少し食べただけでもすぐに「エネルギー」になる高カロリーのものが無性に食べたくなったり。
「土」は「信じる」気持ちを授けてくれます。
「自分軸」がブレるのは、自分を信じる事ができなくなったからなのです。
わたしはわたしで大丈夫。
周囲を見渡すのではなく、まずは足元から固めていきたい。
こんな時は「おれんじ」の出番です。
<しろ>
この色は「金」の気の色です。
「金」の気は、広がったものを一つにまとめるために、「固く」なって「形」を作り上げていきます。つまり、「完成」の形です。
「形」とは、周囲との間には、曖昧な境界ではなくて、はっきりと区別する時に、それは「形」として認識できます。
それは、不要な物を切り取る、または、周囲から身を守ることでもあります。
クリアであり、シャープであり、孤独でもあり、でも、キラキラ輝いている。
その輝きに、皆んなの心が刺激を受けて、様々な感情が芽生えます。
また、「金」は「肺」です。
思いっきり深呼吸をすることで、気持ちがすっきりするように、「気」の「新陳代謝」が良くなるのです。
考えても始まらないことに「別れ」を告げる。
それは新しい自分になるために。
自分本来の輝きを取り戻すために。
こんな時は「しろ」の出番です。
<みずいろ>
この色は「水」の気の色です。
「水」の気は、「木火土金水」の気の巡りの一番最後にやってくる気です。
全てを流し去り、均一にならしていく。汚れを洗い流し、清めていく。
流れている水は、いつまでも清らかであり続け、流れをとめてしまうと、たちまち、その水は淀んで濁っていきます。
「水」は「腎」
「腎」が弱くなってくると、全てにとって恵となる「水」が巡らなくなってしまいます。「水」がなければ「木の芽」が出なくなってしまいます。
また、「恐れ」の感情をコントロールしてくれるために、過剰な恐れや不安な気持ちは、「水」が常に戦わされているために、疲れて沈んでしまいます。
不安から抜け出せなくなってしまって
「水」が下に溜まってしまって
心も体も重だるくなってしまった。
沈んだ水を、いったん排水して、スッキリしたい。
そんな時は「みずいろ」の出番です。
今回ご紹介させていただいた「事始玉」は、やなぎだ化粧品店で、お買い求めいただけます。
各1個 1500円(税抜き価格)となります。
また、こちらの「お問い合わせページ」からのご注文も受け付けております。(郵送の場合は、送料別となります)
また、効果的な使い方など、何かご不明な点などありましたら、同じく「お問い合わせページ」にメッセージくださいね。
「秋」の土用期間は、11月6日までです。
不安定な調整期間だからこそ、しっかり土台を仕切り直しできるチャンスです。
効果的に、効率良く、楽しく、「欲張り温活」しましょ!