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「水」に触れた時に起こる「変化」を利用して望む「景色」を作ろう。

急に暑くなったので、公園の噴水が恋しくなりました。

なので、カメラを持って噴水を見にお出かけ。

お天気が良かったので、お日様の光が水面に当たって、キラキラととても綺麗でしたよ。

 

 

五行の「水」は、巡りの一番最初であり、一番最後を担当しています。

 

全ては水の如く流れ去って、全ては水の中から生じてくる。

 

「水」に触れると、気持ちがスッキリしたり、元気になってはしゃぎたくなるのは、「水」の気の力に触れているからだと思います。

 

 

このように、気に触れることで、気と自分の間で「交流」が生まれ、そこから新しい「景色」が生じます。

どんな「景色」が生まれるのかは、生まれた日の暦「日柱」によって違うんです。

 

それぞれの「日柱」から、どんな「景色」が生じるのか、書いてみたいと思います。

 

 

・ 日主「木」(甲・乙)の場合

 

「水」は「木」を育ててくれる存在です。

「木」にとっては「母」です。

だから「木」は「水」に出会うとたくましくなっていきます。

元気になります。

特に、身弱の場合は、怖い「官殺」から守ってくれるので、頼もしい存在となります。

しかも、「火」を攻撃して、「火」の力を弱めてくれるので、「木」は力を蓄える事ができます。

 

元気が欲しい時、ぜひ、「水」に触れてくださいね。

 

・日主「火」(丙・丁)の場合

 

「水」は「火」を剋す存在です。

「火」は「水」に出会うと「畏れ」ます。

「火」にとって、自分を剋する関係となる「水」は、ちょっと怖い存在です。

でも、それは決して悪いことばかりではありません。

 

乗り越える「壁」は高いほど、乗り越えた時の喜びが大きいですよね。

そのように、「水」は「火」にとって、越えられるかわからない「壁」のような存在。

冷静に、作戦を練って取り組めば、「大きな成果」へと向かうはずです。

 

「火」は「水」により、力を抑えられるため弱まるので、「謙虚」な気持ちになります。

 

 

ここ1番の大勝負に勝ちたい時、ぜひ「水」に触れてくださいね。

 

 

 

・日主「土」(戊・己)の場合

 

「土」は「水」の流れを堰き止めることができます。コントロールするのです。

との時には、「土」の力を使うので、力は弱まります。

でも、それと同時に「水」も「土」に動かされる為に、力が弱まります。

なので、収拾がつかなくなった物事は、「方向性」が見えてきます。

「目標」が定まるのです。

ただし、あまりにも弱い「土」の場合は、「水」の流れに負けてしまって、土もろとも流されてしまいます。

なので、手が届きそうな「目標」であることが大事です。

 

バシッと「結果」を出したい時、ぜひ「水」に触れてくださいね。

 

 

 

・日主「金」(庚・辛)の場合 

 

「金」は「水」を育てようと力を注ぎます。

「水」は大事な「子供」のような存在だからです。

あれこれとお世話をやきたくなるのです。

「金」の育てられた「水」は、サラサラと流れます。

まるで水が流れるが如く、物事がスムーズに進み始めます。

アイデアが湧いてくるかもしれません。

楽しい計画をどんどん実行したくなるかもしれません。

「景色」は大きく膨らんでいきます。

 

前向きに走りたい時、ぜひ「水」に触れてくださいね。

 

 

・日主「水」(壬・癸)の場合

 

「水」に「水」が足される為に、「水」の作用そのものの勢いが増します。

自分自身が大きくなる感じですね。

気持ちも大きくなるかもしれませんが、それと同時に「マウント」傾向が出てしまうかも。

特に、身旺の命式の場合、自分の我が強くなりすぎる傾向が出ます。

そこは、ちょっと注意が必要ですね。

いつになく、やる気や自信が強められる傾向が出ます。

 

できる気しかしない!と、ドヤ顔を決めたくなります。

 

自分の意見をはっきりと表明したい時、ぜひ「水」に触れてくださいね。

 

暑さで自分の「気」が茹で上がってしまわないように、上手にクールダウンしていきまたいですね!