ブログ,  占い

私が「占い師」を続けていける理由

「占い師」として仕事を始めてから、たくさんの方とお会いし、たくさんの方の「人生」を疑似体験させていただくせいか、何かあっても「何とかなるさ」と思えるようになった気がしています。

なぜそのように思えるのかと言うと、皆さんがなんとかなっているから。

何があっても乗り越えて、前に進んでおられるから。

なので、いつも、関わった方々から勇気と元気をいただいているのです。

時々、「何人鑑定されましたか?」と聞かれますが、数えていないので正直全くわかりませんが。。。

この質問、結構頻繁に受けるので・・・こんな事なら数えておけば良かったなと思ったりもしています。

あえてお答えするならば「数えきれないくらい」ですね。笑

仕事を辞めたいと思ったことはないのですが、ふっと怖くなる事があります。

それは、占いを受けたいと思ってお越しいただく方は、皆様間違いなく「人生の転換期」を迎えておられて、中には、大きな決断をするために、私の鑑定を参考にしてみようと思われている人もおられるからです。
結婚、離婚、転職、起業、事業拡大、事業縮小、お引越し、などなど。大きく方向性を変える決断は、考えても明確な答えが出ないために、最後は運試し。占いを受けてみたくもなりますよね。

鑑定では、出来るだけ背中を押したいと思っています。鑑定を受けても何一つ変わらなければ、それは私が「結果」を出せていない事でもあると思っているからです。なんでも良いから「今日は、これ、いただきました!」と感じてもらえるように、最後にストンと「落ちて」もらえるように、背中を押します。

でも、そのせいで、「試練」を飛び込むことにもなり・・・、それで、時々怖くなります。

ただし、誤解のないように。

全ての方の背中を押しているわけではなく、押さない方も。

「覚悟」を感じられないと押さない、というよりも押せない。

その場合は、流れを詳しく説明しています。

運の良い人は、運気の流れを肌で感じておられています。

すでに「覚悟」ができていて、「占い」には、答え合わせに来られるのです。
なので、背中を押すのはワクワクします。

ふっと怖くなった時、支えになるのは鑑定を受けてくださった方からの「事後報告」です。ただし、それは、「思っても見なかったご褒美」。私がいつも、ベストタイミングで、都合よくもらえるものではありません。

実は、もう一つ、いつでもどこでも取り出せる「ご褒美」を持っています。

それは、学生の時、友人となんとなく受けた「占い」で、占い師さんに言われた「言葉」です。

看護師国家試験を受ける前、こともあろうに、勉強もせず、友人と新宿で占い師さんに「国家試験受かりますか?」と聞いたのです。

その時の細かい内容な覚えていないし、試験の合否に関しては、占いで観るものではないので、きっと「勉強しなさい」と言われたと思いますが、占い師さんに、「あなた、占い師に向いてるよ」と言われました。

前後のやりとりは全く覚えてはいなくて、なぜそんな話になったのかもわかりません。

多分、他力本願の私が、「国試に落ちたら、占い師さんになれますか?」とかなんとか、、、きっと聞いたのかも。

でも、時々その言葉を思い出し、「あの時の占いが当たった!」とそして、「やっぱり占いってすごい!」と、そんな風に思い起こしながら、占いで向いているって言われたから、この仕事を続けて行こうと、優しく励ましてもらっているような気持ちになれるのです。

「占い師」とは何か

それは、「時」の流れをお伝えすること。そして、最も良い「時」にその人らしく、「自分」と「自分以外」の全ての「流れ」を最大限に利用して、「最初の一歩」を踏み出せるように、「大丈夫ですよ」と言葉を伝える人のこと。
「時」は止まらないから、タイミングを逃すと、全て水に流れて行ってしまうけど、ただし、それは「最悪な運」も、同じように流れて行く。だから諦めないでと伝える人のこと。

「時」の流れを感じてもらえるように、暦を使ったり、天体の運行に照らし合わせてみたり、手に現れる「気」の景色や、カードが教えてくれるメッセージなどを使って、流れを伝える人のこと。

そして、流れを感じる事ができなくなってしまった時、ふと思い出してもらえるような「言葉」をプレゼントする人のこと。

その「言葉」が、受けた人の中で、どんどん自分で「成長」させていってもらえたら良いなと思いながら伝えています。

なので、すごく前に鑑定を受けていただいた人から「あの時に受けた鑑定を思い出して、また連絡してみました」と言われると、本当に嬉しくなって、またまた「新宿の占い師さんの言った通りになった!」と、当時のことを懐かしく思い出します。

だから、私は、あの時、「あの占い師」さんに出会って、占いを受けて良かったと思っているし、占いが大好きです。

そして、いつも、「あの占い師」さんのようになれたら良いなと思いながら鑑定をしています。

ただし、「仕事」として続けていくためには、「学び」が必須です。

それは他のどんな仕事にも、言える事ではありますが、「占い」に関してもやはり例外ではありません。

「四柱推命」は、気が遠くなるほどの長い年月を経て、数えきれない人たちが、様々な「経験」の中から、ある「法則」を見つけ出し、それを後世に伝えている「学問」です。

「学ぶ」のは、独学でも、先生について学ぶのでも、どちらでも構わないと思います。

ただし、「独学」はあくまでも「自分の中の充実」であって、時には外からの刺激として先生について学んだり、他の鑑定士さんと語り合ってみたりも大事だと思います。
アウトプットをし続けるには、それ以上のインプットがなければ、「中身」が枯渇してしまいますから。

私がこの仕事を続けているのは、「ご褒美」と「言葉」と「学び」の三つのバランスが取れているからかもしれません。

「占い」を受けて、あなたの「覚悟」の答え合わせをしてください。

埋もれたままの「景色」は存在しません。

「覚悟」は流れに「勢い」を与えてくれます。

だから、きっと大丈夫ですよ!