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一歩一歩前に前に・日めくりカレンダー作ってみました

書家/一閑張り作家その他肩書き多数の國吉磨寿美さんの工房で、「日めくりカレンダー作り」を体験できるワークショップに参加しました。

実は、昨年からずっと参加したいと言っていたんだけど、関東と山口を行ったり来たりアクティブに動く磨寿美さんと、私の予定が合わず・・・
年明け早々に私の日程に合わせてもらって、やっと参加することができました!

磨寿美さんは、「占い師」ではないんだけど、書いた文字はその人となりを表してその時々の心理状態とか変化などがわかると言われるんです。
そこで、少し前に、私の字を見てもらったら
「雑。。。もったいない・・・・せめて自分の名前くらいは丁寧にきちんと書いたら良いよ」と言われてしまった。。。。
確かに。仰る通り。
あれやこれやと気が散る私の心理状態を、見事に当てられてしまいました。
そんなこともあり、「字をちゃんと書きたい」と常々考えうようになり(とはいえ、丁寧に書けているかは怪しいんですが)、日めくりカレンダーを作って見たいと思っていたのです。

まずは31個、言葉や文章を考えて書き出します。
私は、漢字一文字を31個書き出しました。

それから、墨のすり方を教えてもらいなが、構成を練っていきます。

墨をすり終わったら、いよいよ本番。
31枚の紙に、書き出した文章や文字を、筆で丁寧に書いていきます。
「綺麗に書く必要はないよ、思いのまま、伸び伸びと書いてね」と磨寿美先生。

これが中々根気のいる作業。
でも、自分と向き合う時間にもなり、楽しい!

集中すると甘いものが欲しくなりますよね。
ということで、オヤツに桜餅。
可愛いピンクの文字は、磨寿美先生が、朱色と白い絵の具を混ぜて、サラサラっと書いてくれました。

3時間くらい時間をかけて、日めくりカレンダーが完成しましたよ。
表紙の文字は磨寿美先生に書いてもらいました。

元気が出る「赤」と「香」の中のハートがマッチしていてテンションが上がる!

「順天」とは、「天に順ずる」という意味だそう。
天の流れに逆らわず、天の流れを味方に、この一年も進んでいきたいなと思いました。

31枚の中で、一番好きなのは「辰」
「27日用」なんだけど、お気に入りなので日にちは気にせず飾っています。
実は、自分で「辰」の文字を書いたんですが、あろうことか、横棒を一本足りないことに出来上がってから気がついたんです、先生が発見してくれて。。。
修正しようと思ったけど、集中力が途切れてしまい、磨寿美先生にちゃっかりお願いして書いてもらいました。
ダイナミックにはみ出す勢いの線が、とても気に入っています!

今回のイベントで褒められた(?笑)は2点。
・書くときに全く「迷いがない」こと
・「情熱的」な文字

自分では気がついていない「個性」を見つけてもらえて嬉しかったです。

十二支「辰」は、十二支の中で唯一「実存しない」動物です。
なぜ、架空の動物が十二支の中に組み込まれたのかは諸説ありますが、想像を超える大きな可能性を秘めた運を持っていると考えられています。
季節では、春から夏に向かう時期。
柔らかな若葉が、夏の強い日差しに耐えられるように、刺す日差しに負けないように、その葉を厚く固くしていく時期です。
理想に向かって辛抱強く、かつ慎重に、いろいろの抵抗や妨害と闘いながら歩を進めていく(安岡正篤著 2015年 新装版『干支の活学 (安岡正篤人間学講話)』プレジデント社)意味もあります。

皆様にとって、素敵な「可能性」の扉が開く年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いします。