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2020年2月27日は「庚・子」が溢れ出た日:干支・十二支の「景色」を感じる

暦は「二段構造」です。

 

上の部分は「干支」

干支は、「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」「己」「庚」「辛」「壬」「癸」の10 個のパーツがあります。

そして、10 個が順番に、ぐるぐると巡ります。

「干支」は、「行く様」を表していて、それは「形」として表現出来る様です。

 

下の部分は「十二支」

十二支は、「子」「丑」「寅」「卯」「辰」「巳」「午」「未」「申」「酉」「戌」「亥」の12個のパーツがあります。

そして、12個が順番に、ぐるぐると巡ります。

 

10 個の「干支」と12個の「十二支」の組み合わせは、全部で60個あります。

四柱推命では、それらを合わせて「六十干支」と言い、60個それぞれの合わさってできる「景色」を紐解いていき、「年」「月」「日」「時」の4つの組み合わせから、様々な「景色」を読み解いていきます。

4つの組み合わせは

一年に一つづつ巡るのは「年干支」

1ヶ月では「月干支」

1日では「日干支」

時( 2時間毎)では「時干支」

 

 

そして、「今年はどんな年?」を知るには「年干支」を観ていくのですが、

一年の「干支」の上に、「月」が、そして、その上に「日」が、そして、その上に「時」がのり、進んでいく感じになるのです。

 

 

 

今年の「年干支」は、「庚子」

「庚子」はクールで冷たい「気」

人情には振り回されされない、でも、本当に必要なものを教えていくれる、本当に大切な事に気づかせてくれる、そして、必要な物以外は、流し去ってくれる「景色」です。

(こちらの記事でも詳しく書いています。)

 

 

 

そして、今日、2月27日も、「庚子」の「日干支」が巡る順番です。

なので、今日は、「プチ2020年」の日。

「気」の景色は「金」と「水」でいっぱいになりました。

 

 

 

今日は

楽しかったことは?

悔しかったことは?

嬉しかったことは?

悲しかったことは?

一日の終わりに振り返ってみると、「今年の景色」が見えてくるかも。

 

そして、

どうしたらもっと楽しめそう?

何を悔しいと感じたの?

嬉しかった時、誰に一番に報告したい?

悲しかった時、誰に大丈夫だからね、と言ってもらいたい?

 

深く分析してみると、2020年に創造したい「景色」のイメージが固まってくるはずです。

 

 

 

ちなみに「暦」では

 

「十二節季(季節)」は「雨水(うすい)」

雨水がぬかるみ、草木の芽がむくむくと動き始める頃

 

「十二直(中段)」は「ひらく」

神使天険を開通する日

 

「二十八宿」は「奎(けい)」

旅立ちの日

 

こんな「気」が揃った一日です。

分析の参考にしてみてくださいね。

 

「庚子」の日は、60日ごとに巡ります。

4月27日

6月26日

8月25日

10 月24日

12月23日

これらの日が、「プチ2020年」の日です。

「今日」の出来事をより「確定」するために、こちらも、参考にしてみると面白いと思います。

 

 

 

神社の境内に、これでもかっ!と思うほど、びっしりと落ちていたどんぐりの実。

 

全ての実が、芽を出せるわけではないけれど

全ての芽が、木になれるわけではないけれど

それでも、芽を出せるチャンスがあったら、とりあえず芽を出して

芽が出せたら、出来る限り枝葉を広げていくと

きっと、一つくらいは、大きな木になれて、また沢山どんぐりの実を結ぶことができるから

 

焦らずく、腐らず、黙々と

今日出来た事を、とりあえず確認して、受け止めて

明日につなげていきたい

 

本殿で手を合わせながら、そんな風に思いました。

 

 

明日、2月28日は

 

「一粒万倍日」

一粒の種が「万倍」にも増える日。

 

「十二直(中段)」は「とづ」

物事を閉じる(収める)日。

 

「二十八宿」は「婁(ろう)」

契約ごと吉。

 

やらない事については、きっちりとケリをつける。

やる事については、何があっても成し遂げようと心に刻む。

 

今日の「プチ2020年」を振り返って、こんな風に過ごすと、「気」が応援してくれて、サクサク流れるはず。

良かったら、参考にしてくださいね。