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相反するものが混ざる時(水火激中):簡単四柱推命講座

全てのものは木火土金水の

五つの気に当てはめることができます。

 

五つの気は

力を与えたり(相生:そうせい)

力を抑えたり(相剋:そうこく)

互いに影響しあいながら、全体のバランスをとっています。

 

木は火を生み出す(木を火に入れると火力が増す)

火は土を生み出す(火が燃えることで土となる)

土は金を生み出す(土の中で鉱物金が育つ)

金は水を生み出す(金が溶けて水となる)

水は木を生み出す(水を与えて木が育つ)

 

木は土を剋する(木は土の養分をもらうことで成長する)

火は金を剋する(火は金を溶かす)

土は水を剋する(土は水をせき止める)

金は木を剋する(金は木を切る)

水は火を剋する(水は火を消す)

 

気の調整をする時には、この力関係を利用して行います。

 

山口県は三方向を海に囲まれいます。

その中で、瀬戸内はとても波が穏やかで遠浅なのが特徴です。

 

向こう岸には遠く九州が

お天気が良い時には、国東半島を望むこともできます。

 

真っ赤な手作りキャンドルに火を灯す。

穏やかな灯火が、心を温かくしてくれます。

 

 

水の象徴である海に、火の象徴である太陽が沈む

相反する二つの気が合わさって

最高の景色を生み出します。

 

水火激中

 

気の調整で、注意が必要とされている組み合わせです。

勢いよく大河となって流れる水と

熱く燃え盛る火が合わさると

水がたちまち沸騰して、水蒸気となり、火は勢いを増し、危険な状態になると考えられています。(水火激中)

 

なので、火がとても強い気を持った命式の人に

火を抑えようと、不用意に水を用いてはいけないとされているのです。

 

このような場合には、

まず金を補い火のエネルギーを抑え

金が溶けることで水の気を増す

つまり

金を補うと良いとされています。

 

 

今年の十二支である亥は

水の気を持っています。

 

もしも、あなたの命式の景色が

火が勢いよく燃え盛っている景色なら

 

節分の頃から

物事が空回して、落ち着かない

いろんな事に振り回されてイライラする

そんな気分になっているかもしれません。

 

金は「遊びごごろ」「楽しむ」ことで補う事もできます。

 

少し手を止めて、お笑い番組を見ながら大笑いすると

相反する景色が素晴らしいものとなって

きっと元気が出てくると思います。