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明日は「蠍座・新月」です:「占い」の解釈は「こじ付け」ですが、「答え」を「形」に落とし込む楽しい作業でもあります。

明日11月15日 14時7分

 

「月」と「太陽」が一つに結び合います。

「新月」を迎えるのです。

 

「月」は、まるで子供のように、心のままにありたいと願います。

「太陽」は、その逆で、大人として、力強くゴールに向かって進みたいと願います。

 

その二つが一つになる。

つまり、無邪気な子供の心のままに、ゴールを目指して行こうとする。

天体の「景色」は、そのようになります。

そして、その「景色」は、そのまま地上に降り注ぎ、皆んながその影響を受けるのです。

 

 

「新月」の日に、願い事をすると叶うと言われていますが、それは「棚からぼた餅」ではなくて、進んでいく「太陽」の行動力も兼ね備わっていなくてはいけませんが、

それでも、やっぱり、「新月」の日には、本音と向き合って生まれた願いなので、精一杯、出来る限りのことをしたいと、覚悟が決まるのでしょう。

 

だから、明日は、「願い事」をしたい。

「願い事」と言うよりも、「決意表明」かもしれませんね。

 

 

 

明日の「新月」は、「蠍座」で起こります。

 

「蠍座」の象徴は、「深く奥底まで感じる」

言葉を交わさなくても雰囲気だけで全てを悟るように、それだけ深く濃密な「景色」です。

神秘性に溢れる「蠍座の部屋」では、そこにしか生息できない「謎の生き物」が潜んでいるかも。それは、もしかしたら、形が見えない、形がないかもしれないけど、でも、確かにそこに存在している。

 

「新月」から、少しずつ、「太陽」の光が、漏れ出していきます。

 

「謎の生き物」が、少しずつ、沼の底から這い出して、水面に現れる。

 

明日の「願い事」は、ゆっくりと時間をかけて、育んできた「思い」が、いよいよ外に出せるのかも。やっと日の目を見る時が、これから巡ってくるかも。

それを信じて、焦らずに、進んで行こう。

 

 

そんな「成熟」した「願い」をする人が多いかもしれませんね。

 

 

それには、とても大きな力を持った天体が、加勢してくれます。

 

全てを増やしてくれる「木星」と、全てを固めてくれる「土星」と、それから、天体の中で一番大物の「冥王星」が、全て揃って、「新月」に向かい、スムーズに、リズミカルに、調和の力を注ぎます。(60° セクスタイル)

 

「木星」「土星」「冥王星」は、どれも公転周期がとても長いために、なかなか一緒に揃うことがないのですが、今年は皆んなが限りなく近づいていて、かなり「レア」な星模様なのです。

 

その影響を受ける「新月」も、いつになくダイナミックな「新月」。

想像しただけで、ちょっとワクワクドキドキしてきますね!

 

 

 

鋭い方は、お気づきでしょうが、解釈は、ある意味こじ付けです。

天体の持つ「シンボル」を、結び付けて、「物語」を作るのが、「占い」の解釈なのです。なので、明日が「新月」だからといって、全ての人が、皆んな揃って、何かを始めたくなるわけではありませんし、「新月」に関係なく、日々何かが始まっています。

 

ただ、人は、常に「答え」を求めています。

例え、それが、「答え」のない出来事であったとしても、「答え」がないと、心を置く所がないからです。

どうしようもなく不安な気持ちが、天体の位置関係のせいにできたら、「なるほど、そう言うことね」と、ちょっとだけ安心できます。

 

でも、安心できたら、「じゃあ、仕方ないから、できることからやって行こう」と、前向きに進んで行こうと思えるのです。

 

 

全く先が見えなくなってしまっていても、これから、少しずつ、「太陽」の光が漏れ出すように、夜空が明るくなっていきます。その「景色」を自分の真っ暗な心の「景色」を照らし合わせてみる。

今日よりも明日、明日よりも明後日と、変わっていく「景色」の中に、自分の心が動くものを見つける。それを物語として、物語の主人公として、感じていく。感じて行こう。

 

 

これが「新月」です。

これが「新月」の「占い」の解釈です。

 

 

しかも「レア」は、まだまだあるんですよ。

 

15日は、「一粒万倍日」。

一粒から万粒へ、どんどん発展して広がって、増えていくおめでたい日です。

 

 

明日の「レアなスペシャルデイ」を存分にお楽しみくださいね!

ただし、本日「逆行」を終えたばかりの「火星」が、とても自由に動き回ろうと、そわそわしていて落ち着かない。瞬間湯沸かし器のようになってしまうかも。

くれぐれも「暴走」には気をつけましょうね。

これも、ある意味「こじ付け」の解釈なんですけどね。笑