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手のひらチェックのススメ:手相をみて、自分の「運質」を観てみよう

 

手のひらには、様々な「線」が伸びています。

手相を観る場合、この線はとても重要なヒントになります。

 

 

手は、外側からの気を取り込む「受容器」であり、内側の気を放出する「発動器」です。

手に伸びている線は、その「気」の通り道です。

 

 

つまり、線を観ることで、どのように「気」が流れているのかがわかります。

 

 

 

「指」が「気」を感知して、アンテナを伸ばして引き寄せる

「丘」は引き寄せた「気」を貯蔵する

「線」は貯蔵された「気」が巡る道

 

 

真っ直ぐに、しなやかに伸びている「線」は、通りの良い道です、よって、「気」の巡りがスムーズであると解釈します。

逆に、途切れ途切れの線や、弱い線、支線がたくさんある線は、「気」の巡りが複雑となるため、「気」が上手く流れず、滞っていると解釈します。

簡単にいうと、伸びやかな線は「良い線」、そうではない線は「悪い線」と捉えることもできます。

 

 

 

判断する基準として、まず形状をチェックしていきます。

 

<線の形状の種類>

・真っ直ぐ

・カーブしている

・長い

・短い

・分岐がある

・分岐がない

・太い

・細い

・力強い

・か弱い

・「シンプル」であるか「複雑」であるか

 

形状は良し悪しではなく、「質」を観ます。

「質」によって、気の巡り方が違います。

例えば、小川の様な細くてか弱い線だったとしたら、サラサラと優しく気が流れる。だから、あまり多く一度に気がやってくると溢れる。キャパオーバーとなる。

だから、根性論で迫られると、苦手。

一個ずつ片付けていくやり方があっていると観ます。

 

 

 

主な解釈は以下の様になります。

 

・長い・・・・・「気」が多く流れている 時間経過が長い 

 短い・・・・・「気」が単発的に作動する 時間経過が短い

 

・真っ直ぐ・・・「気」が直球である 分かりやすい特徴となる 自分本位

 曲がる・・・・「気」が寄り添う 柔軟性がある 他人本位

 

・分岐なし・・・「気」が素直に流れる 正直 そのまま 自分本位

 分岐あり・・・「気」が分散する 合わせる才能 臨機応変 分岐の本数が多ければその傾向が大きくなる

 

・太い・・・・「気」の圧・量が多い 分かりやすい特徴となる  自分本位

 (力強い)

 細い・・・・「気」の圧・量が少ない 周囲の影響を受ける 疲弊しやすい

 (か弱い)

 

・シンプル・・「気」が滞りなく流れる 上手く使える 普通にできている

 複雑・・・・「気」が滞る 弱点となる 苦手なところ エネルギー不足または強すぎて空回りする 邪魔が入る ストレスに感じる

 

・本数・・・通常は1本伸びているが、数本ある場合がある

      数本ある場合は、「気」が2倍3倍ある状態

 

・縦線・・・外と内との「気」の交流ができている 外に向かって行動している

      または

      気持ちを出せる

 横線・・・横槍が入る状態である それは環境によるものだけでなく、自ら抑制している場合もある。細かく細い横線がたくさんある場合は、疲労が溜まっているかも。

 

 

 

 

例えば、真っ直ぐで力強く長い「運命線」が上っていたら

自分のやりたい事を、諦めずに、全力でやり遂げようとする。

 

と、なります。

ただし、裏の意味は、全て自分でやろうとする。だから、周囲から孤立してしまうこともある。無理でも人に頼もうとはせず、頑固になってしまう。

と、解釈もできます。

 

 

ここで、吉なのか凶なのかを判断するには、第一印象で感じる感覚と、線が活き活きしているかで観ます。

 

第一印象とは、手相を観た瞬間に感じる感覚です。

これは、手の出し方も含みます。

 

手を大きく開くほど「開放的」

全部の手の指がくっついているほど「閉鎖的」

 

線が濃く感じたら「強い」

線が薄く感じたら「弱い」

線がスムーズに刻まれていたら「良い状態」

細かい小さな線がチラチラ出ていたら「考え過ぎ」「疲れが溜まっている」

線がやけに真っ直ぐ過ぎると「やり過ぎ」「突っ走り過ぎ」

線がやけに曲がっていたら「人に合わせ過ぎ」「優し過ぎ」「気を使い過ぎ」

 

 

良いなと感じる線は、間違いなく「良い状態」を表しています。だから、その部分は現状維持で大丈夫。

そうではない線が、何を表している線なのかを観て、運の滞っている箇所をチェックしていきます。

例えば、生命線の周囲に、やけに細かい線がチラチラしているなと感じたら、家族や周囲の人のお世話ばかりして、疲れてしまっている、と観ます。

 

生命線とは、親指のつけ根にある金星丘を取り囲むように伸びる線です。

この線が疲れていると、金星丘の役目が十分に果たせていない状態です。

細かい線は、「やる事多過ぎ」の証拠。

やり過ぎて疲れてしまっていると観るのです。

 

金星丘についてはこちらの記事をご覧くださいね。

 

 

 

「良い手相」とは、その人らしい手相です。

 

力強く進む「身旺」の人には、真っ直ぐな太い線が出ていると吉。

周囲に合わせて開運をする「身弱」の人が、このような手相だと、無理矢理一人で抱え込んでいて、辛い状況になっているかもしれません。

 

また、巡ってくる運気が、チャンスを掴める気なら、やはり縦の線がキラキラしていて欲しいですね。

 

 

手相は変わります。

今の「景色」を表しているのが手相だからです。

時々、自分の手のひらを眺めていると、良い時とそうではない時の手相の「景色」の違いがわかりますよ。

ぜひ、自分の「運質」をチェックして、良い時にガツンと決めましょうね!