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二つの「武器」を使いこなす人:「両神成象格」:偏りすぎた命式

気は五つあります。

なので、生まれた瞬間の気の景色を表している「命式」には、五つの気で構成されることになります。

 

しかし、五つ全て満遍なくあるわけではありません。

「全体は一」にはなりますが、どれかの気の勢いが大きければ、当然、それと同じほど少ない気が存在します。

また、どれか一つ、途轍もないほど大きい気があると、どれかが欠けていることで、「全体は一」として、バランスをとります。

 

大抵の「命式」は、実は、どこかが欠けていたり、どこかが大きくなり過ぎています。

その歪さが、その人の「個性」として、行動や考え方などに表れます。

 

 

なので、当然ながら、歪であればあるほど、個性は強くなります。「個性的な人」として、周囲の人から認識をされます。

 

 

「自分らしく」生きるとは

「命式」の偏りを是正するのではなく、偏りを偏りとして、そのまま使うことです。

 

 

 

最大限に偏りまくった「命式」とは

五つの気のうち、「二つ」しか持っていない「命式」です。

このタイプの「命式」のことを、「両神成象格」と言います。

 

 

「両神成象格」は、二つのタイプがあります。

 二つの気が、相生関係になるタイプの命式と、それとは反対で、相剋関係になるタイプです。

 

 

相生関係とは、どちらか一方の気が、もう一方の気に力を与える関係です。

このタイプの命式を、「両神相生格」と言います。

これは、「母」と「子」の関係に例えられますが、「母」となる気は、「子」を育てることで、「母」の力は減少しますが、「子」は大きくなって、やがて次の段階に向かう流れが起こります。

相生関係の組み合わせは以下のようになります。

「木」と「火」・・木生火

「火」と「土」・・火生土

「土」と「金」・・土生金

「金」と「水」・・金生水

「水」と「木」・・水生木

 

 

もう一つの相剋関係とは、一方の気が、もう一方の気を抑え込む関係です。

このタイプの命式を、「両神相剋格」と言います。

これは、「恐い師匠」と「新人の弟子」の関係です。

「新人の弟子」は、「恐い師匠」には頭が上がらず、萎縮してしまいます。

ただ、弟子は畏敬の念を持っていて、師匠を追い越したいと切磋琢磨できるのです。

この場合は、「新人の弟子」の気は抑えられるため減少しますが、「師匠」の気も同時に減少します。弟子の指導や心配をするから、師匠も疲れるからです。

相剋関係の組み合わせは、以下のようになります。

「木」と「土」・・木剋土

「火」と「金」・・火剋金

「土」と「水」・・土剋水

「金」と「木」・・金剋木

「水」と「火」・・水剋火

 

それでは、一つずつ説明していきますね。

 

・両神相生格について

 

これは、二つの五行が相生関係のタイプです。

成立する条件としては

ほぼ同程度の力を持つ二つの五行で命式を構成していること

且つ、二つの五行は相生関係にあること

この命式を持っている人は、考える前に行動に移るタイプです。

やってみなければ気が済まない、軽やかに、動き回る傾向が強く出ます。

気は「前のめり」に傾いているので、そのようになるのです。

 

特に、「子」にあたる五行の後に巡る五行が巡ってくる時期は、誰にも止められないくらい活動的になります。

具体的には

「木」と「火」の場合は「土」が巡ると

「火」と「土」の場合は「金」が巡ると

「土」と「金」の場合は「水」が巡ると

「金」と「水」の場合は「木」が巡ると

「水」と「木」の場合は「火」が巡ると

 

 

この特徴が悪く出てしまうと、誰の意見も聞かずに、融通が効かない「困ったさん」になってしまいます。

思い通りにならないと気が済まないのです。

 

 

 

・両神相剋格について

 

これは、二つの五行が相剋関係のタイプです。

 

成立する条件としては、

こちらも、ほぼ同程度の力を持つ二つの五行で命式を構成していること

且つ、二つの五行は相剋関係にあること

この命式を持っている人は、公的な成功にこだわるタイプです。

周囲の期待に応えたい気持ちが、とても強く、そのために、「自分」のことが後回しにしてしまう傾向が強く出ます。「両神相生格」と逆の傾向が出るのです。

 

「世の中のために」いつも何ができるか考えている、自分だけ怠けていたら申し訳ない、誰かの役に経たなくては、だから迷惑をかけてはいけない・・・いわゆる「良い人」タイプかもしれませんね。

 

特に、日主を守り、五行間を取り持つ五行(通関神)が巡ると、その傾向が強まります。

「木」と「土」の場合は「火」

「火」と「金」の場合は「土」

「土」と「水」の場合は「金」

「金」と「木」の場合は「水」

「水」と「火」の場合は「木」

 

「通関神」とは、「木」は「火」を大きくして(木生火)、その結果、大きくなった「火」が「土」を大きくする(火生土)のように、「火」が「木」と「土」の間に入って、橋渡しをしている関係となる気のことです。

 

いわゆる「良い人」ではあるのですが、悪く出てしまうと、自己犠牲の精神が強すぎることになってしまいます。

 

 

 

このタイプに当てはまるかどうかの判定は、生まれた時間がわからない場合はできません。

「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の全てが揃わなくては、残念ながら、正確に判断はできません。

 

 

これらの命式の人は、「バランスをとる」のではなく、「個性を活かす」方法を選ぶ方がスムーズです。

というよりも、もう充分それを理解しておられるかのように、「個性的」に過ごしておられますね。

それで、偏りすぎた命式だと伝えると

「そうだと思った!」と自信たっぷり言われます!

 

 

自然体で過ごせる「居場所」にいる限り、大丈夫ですよ。