過去ブログ

「魚座満月」・「天赦日」・「たつ」:華やかさんが勢揃いの日:「天赦日」とはどんな日?

「星占い」で活躍する天体の中で、一番速く動くのは「月」です。

 

約28日かけて、「地球」の周囲を一周します。

12個ある星座を、それぞれ2日半づつ滞在し、最後に到着するのは「魚座」です。

 

「月」は感情の天体です。

クルクルと動く「月」は、感情がクルクルと動いていく様を表していて、やはり人の心は変わりやすい。

なので、やる気は、ずっとは続かないし、時々中弛みをする。でも、続かないからこそ、上がったり下がったりして、揺らぎが波となって、豊かな感情の「景色」が、感情表現となり、行動に彩りを添えてくれるのでしょう。

 

 

「月」が満ちていく時、気持ちも膨らみ

「月」が欠けていく時、気持ちが整理されていく

 

「満月」と「新月」の揺らぎは、人の感情を揺さぶっていきます。

 

 

明日、9月2日 午後2時22分

月は魚座で満月を迎えます。

いっぱいに膨らんだ月が、ピークとなり、次第に研ぎ澄まされていきます。

 

持っているもの、大切にしていきたいものが、少し重く感じて始めているから、ガス抜きをしていきたいな。

明日からは、なんとなく、そんな気持ちになってくるかもしれませんね。

 

 

明日は、それだけではありません。

 

明日2日は、暦の中で、「天が赦してくれる最高にハッピーな日」とされる「天赦日」です。

 

天赦日は、一年の中で6日〜7日くらいしかありません。

それは、四季の中にそれぞれ「一つ」あるとされているからです。

 

春は「戊寅」の日

夏は「甲午」の日

秋は「戊申」の日

冬は「甲子」の日

 

以上に該当する時に、天赦日として認定されます。

 

なぜ、その日が「吉日」なのかは、実は、「根拠はない」のですが、江戸時代から「この日は、天が全ての罪を赦してくれる」とされて、人々が大切にしていました。

 

2020年の残りの天赦日は

明日と

11月1日「戊申」

11月17日「甲子」

この3日間です。

 

11月7日「立冬」から「冬」になる為、嬉しいことに、11月は天赦日が2回あるんですよ。

 

しかも11月17日「甲子」は、六十干支最初の干支で、「初まり」の気に溢れています。

なので、かなり、おすすめ。

せっかくなので、何かを始めてみてくださいね。もちろん「決意表明」でも良いですね。

 

 

 

また、明日は、十二直の「たつ」

十二直とは、江戸時代にあった「かな暦」で、その中の「たつ」(建)は、「最吉日」とされていて、文字通り「建てる」には、最高の日です。

 

 

明日は、なんだかとってもワクワクする「意味」が集まった日。

 

そして、今日は「満月前夜」

 

明日は、すでに月は欠け始めているので、夜空に昇る月は、今日の方が明るく大きく感じる事ができるかもしれませんね。

 

 

 

物事が上手くいかないと悩む時は、たいてい「許せない」時で、それは、他人が許せなくなるよりも、自分自身が許せない時の方が、悩みが大きいように思います。

 

できない自分が許せずに、我慢できない自分が許せずに

自分を責め続けてしまう。

責め続けて、「できないレッテル」を自分で貼ってしまう。

 

人は、「名前」をつけることによって、「居場所」を認定します。

「できないレッテル」を貼る事で、「できない居場所」にいる自分で良いんだと思ってしまう。それは、ある意味「逃げ場」にはまり込んで隠れてしまう。

隠れ込んで、固く扉を閉めてしまうと、それはそれで「安心」してしまう。

 

もしも、そこから出ようと、誰かが誘ってくれたとしても、扉を開けるのは、勇気がいるから、固く閉ざした扉を決して開けない。

開けない事で、「居場所」を守る事ができるから。

 

自分を「許せない」事で起こる弊害は、結構、深いと感じています。

 

それから、「居場所」を必死で守ろうとすると、気持ちが頑なになり、体も頑なになり、つられて筋肉も硬くなって、固まります。

歯も食いしばるから、顎も固くなって、口角も固まって、上に上がらなくなり、笑顔も固まる。

 

そうならない為には、「自分を許す」しかありませんが・・・・

それができないから、「カチカチコチコチ」になってしまった・・・

 

 

まずは、涙腺を緩めて涙を流すとか、泣けない時は、筋肉を動かして汗を流すとか、とにかく「水」を出すと、緩んできます。

 

天が全てを赦す日が、「最吉日」と言われるのは、人はいつも頑張りすぎていて

自分を許せなくなってく。

だから、「まあ、仕方ないね」「もう、無かったことにでもしてしまおうかな」と投げ出すことさえも、天が赦してくれる日が必要で、

でも、それができたら、「最高に良いこと」につながっていけるよと、先人たちの「経験」が生み出した、「吉日」なのかもしれませんね。

 

 

 

「魚座」のシンボルは「海」です。

「海」は大きくて深いので、全てを受け入れてくれる懐の深さがあります。

「海」は「水」の極みです。

つまり、「水」に流すには、最適!

 

 

「わたしだって、中々良いところもあるんだから、まあ良いじゃん!」と

思いっきりドヤ顔で決めてみると

何かが動き始めるかもしれないですね!