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「負荷」をかけて「運」のバージョンアップに挑戦しましょう:ひとまわり大きな「運」にする方法

月一で、パーソナルトレーニングを受けています。

以前は、毎週ピラティスのレッスンを受けていたのですが、時間の調整が難しくなってきたために、二年前からパーソナルトレーニングに変更をしてもらいました。

 

グループでのレッスンは、他の方との交流もあって、楽しかったので、機会があれば、また、グループでのレッスンも受けてみたいなとは思っているのですが、しばらくは、このままパーソナルだけで、レッスンを受けようかなと思っています。

 

 

月一回のレッスンでは、「今回の私の課題」が手に取るようにわかるのです。

例えば、「左肩が悲鳴をあげている」「太ももの筋力が、やけに低下してきた」など。そして、それには必ずと言っていいくらい「原因」があって、パソコンにばかり向き合う日が続いた、体調を崩して体力が落ちた、など。自分の「1ヶ月」を振り返ることもできます。

 

体調は、自分の行動だけではなく、気候や、心の状態にも影響を受けて揺らぎます。トレーニングで振り返ることで、現状を知り、それを改善する方法を見つけていけるので、「一対一」のトレーニングは、私にとっては、欠かせないものとなっています。

 

体調が不安定な時には、「占い」も不安定になってしまう気がしています。

それは、「仕事」としてはNGなので、毎日黙々と、「課題」をこなしています。

 

 

 

先日のレッスンでのこと。

トレーナーの先生が

「最近、自体重だけのトレーニングしかできていなくて、筋力が落ちた気がする」と言われました。

 

人の体は、自然の摂理からすると、加齢とともに落ちていくのが「当たり前」です。日々のトレーニングは、落ちていくベクトルの向きを、少し上に向けて、落ちる速度をゆっくりにしていくものだそうです。

 

特に、自分の体重だけを使ってのトレーニングは、外からの「荷重」がないために、自分の「想定範囲内」にとどまってしまいます。

なので、落ちていくベクトルの向きは、少しは上に向けることはできても、グイッと上げるのはできないのだそうです。

 

もちろん、負荷をかける重さや、負荷の掛け方は、ちゃんと考えて無理のない範囲で行っていく必要はあります。だから、何でもかんでも重ければいい訳ではないそうで、頑張る系の人は、つい負荷の重さの数値や、運動の回数の多さに拘って、やりすぎてしまい、筋や筋肉を痛めてしまう危険性があります。

 

 

まずは、自分の体の現状を把握して、それに合った負荷を加えていかなくてはいけないんだそうです。

それから、少しずつ、負荷を増やしていき、いずれは、「すごい負荷」でも楽々になれるそうです。

 

 

 

「運」も、これと全く同じだなと感じています。

 

個人の「運」には、二つの種類があります。

それは、個人的にすでに持っている「運」と、外からの運ばれてくる「運」です。

 

個人的な「運」は、まずは、自分の生まれた瞬間の「気の景色」である「命式」と、それから、10年ごとに切り替わる「季節」を表す「大運」です。

これらは、あらかじめ決まっていて、途中で変更することはありません。つまり、生まれた瞬間に決められている「運」です。

 

もう一つの外から運ばれてくる「運」は、全ての環境によって、自分の「運」に影響を及ぼしてきます。

真っ先に思い浮かぶのは、巡ってくる「運」かもしれませんね。つまり、「今年の運気はどう?」と、順番に、皆んなに共通に流れてくる「運」です。

これも、自分勝手に変更することはできません。ただし、個人の「運」の形によって、その受け取る「角度」が違います。「占い」では、その「角度」を紐解いて、いかにその「角度」を利用するのかを読み解くのです。

運ばれてくるのは、全ての「環境」からと言うことは、一緒に過ごす人、場所、仕事、季節、食べ物、色、香り、その他、全て。

 

良い方角と言われる場所に出向くこと、お部屋の家具の配置を動かしてみること、窓を開けて空気を入れ替えてみること、それらは、全て運ばれてくる「運」の調整をしていることになります。

 

 

この二つの「運」が混じり合って、そこで始めて「景色」が生まれます。

その「景色」が、その人が今、持っている「運」です。

 

 

時々、「生まれた日が悪い」と落ち込まれる方もおられますが、それは、全くナンセンス。だって、自分の運の「景色」とは、混じり合って共鳴して初めてそこに存在できるので、生まれた日だけでは決まらないからです。

 

だから、生まれつき「運が良い」人も、「運が悪い」人もいません。

 

ただし、共鳴しているので、「運が悪い」と思い込んでいる場合は、ベクトルの向きが「運が悪い」方向を向いているために、どうしても出会う「運」は、「運が悪い」ものとなってしまうのです。

 

 

「運」とは、刻々と変わっていきます。

共鳴してできる「景色」は、自分で作ることはできませんが、できる限り自分の納得する「景色」を望むのであれば、やはり、「運が良い」と思って、自分の「運」を外向きに出して行き続ける必要があると思っています。

 

 

そこで、「自体重」だけでトレーニングをしていたら、落ちていく速度は緩やかにはできたとしても、筋力が自然の摂理の贖うことはできなくて、周囲の「運」によって、動かされてしまうことにもなってしまいますね。

 

 

だから、「負荷」は必要です。

 

ただし、自らを追い込んで物事に取り組むことは、「運」に関しては「負荷」とは認定してもらえません。

なぜかと言うと、「自ら」だと、「自ら」以上でも「自ら」以下でもなくて、「自ら」の範囲内に収まっているからです。

「自ら」以外は、思っても見なかった、知らなかった、想像すらできなかった、体験したここともなかった、こんな事が世の中にあるなんて知らなかった、みたいに、自分の想定を越えた「未知」のものです。

 

それは、ある時突然、外からやってきます。

矢が飛んでくるようなものです。

だから、びっくりするし、信じられないし、怖いし、身が縮みそうになるし、不安だし、どうしたら良いのかもわからなくて、混乱してしまうのです。

 

 

これが、「運」の「負荷」です。

「運」の「負荷」は、自ら作ることはできませんが、受け取るかどうかの「選択」はできます。

それから、普段から「トレーニング」をしていると、咄嗟の時に、ジャンプすることはできます。

 

自らは「運が良い」と思い、自らの「運」を使って、日々のトレーニングができていると、大きな「負荷」がかかっても、楽々乗り換えていけますね。

 

 

「日干支」が「木」の人は、今、特大の「負荷」がやってきていますよ!

 

今年巡っている「辛」は「金」

「木」を切り倒そうと圧力を加えてきています。

しかも、2月「庚」(金・陽)と、3月「辛」(金・陰)が巡ります。

つまり、今月と来月は、「金」ラッシュなんです。

 

自信を持って「負荷」を受け止めましょうね!

 

 

どんな人でも「負荷」はやってきます。

想定外の外からやってくるものを、先入観だけで見るのではなくて、面白がって感じたり、一人では難しくても、手伝ってくれそうな人を見つけてみたり、受け取らなくても、「何だろう?」と観察してみたり、それだけでも「運」の「負荷」を受けていることになります。

 

 

「素直な人」が運が良いのは、自分の「運」を先入観で閉じていなくて、好奇心で開けているからだと思います。