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「始まり」の風を起こそう:「わたしですけど何か?」と言いたくなる時:「日干支」と同じ「気」が巡る場合のおすすめ行動・「自星」:四柱推命を楽しく活用する方法

物事が始まる時、それは、何かを手放してから始まります。

今まで持っていた「荷物」が自分らしくないなと感じ、思い切って、大事に抱えていたその「荷物」をその場に置く。

 

「なんだか違う」という違和感から、物事が動き始めます。

 

もう少し深堀してみると、違和感に気が付く段階を経て、「やっぱり違う」となるので、厳密に言うならば、「気が付いた時」から、水面下はワサワサし始めています。

 

 

暦で「ワサワサ」するのは、自分の「日干支」と同じ干支が巡ってきた時で、四柱推命では「自星」と呼びます。

 

 

「日干支」が「木」の場合は、「木」が巡る場合

「日干支」が「火」の場合は、「火」が巡る場合

「日干支」が「土」の場合は、「土」が巡る場合

「日干支」が「金」の場合は、「金」が巡る場合

「日干支」が「水」の場合は、「水」が巡る場合

 

 

巡る「気」は、「上着を羽織る」感覚で、考えてください。

「命式」そのものは変化しませんが、「命式」に上着を羽織った様に、その「気」が強調されます。

 

自分の「気」が巡ってきた場合は、「わたし」がひとまわり大きくなった気分になって、人によっては「大盤振る舞い」をしたくなるのです。

 

 

「命式」の「日干支」は、「わたし」の頭の部分です。

わかりやすい行動パターンや、言動や、性格など、「日干支」の象位を読み解くと、その人を大雑把に想像する事ができます。

 

「日干支」が「木」の場合は、まるで「木」がスクスクと伸びゆく様に向上心がある人

「日干支」が「火」の場合は、まるで「火」がメラメラ燃える様に明るくて隠し事ができない人

「日干支」が「土」の場合は、まるで「土」がびくとも動かない様に真面目で動じない人

「日干支」が「金」の場合は、まるで「金」がキラキラ輝く様に感情表現が得意で感覚が鋭い人

「日干支」が「水」の場合は、まるで「水」が流れる様に行動力はあるけど掴みどころがない人。

 

そして、「命式」の他の「干支」との関係によって、化学反応を起こすので、それによっては、「水の様な木」とか、「火に見えないけど隠れたところに火が潜んでいる」とか、複雑に彩って、「命式」が個別性を発揮するのです。

 

 

 

「わたし」には、3つの「わたし」があります。

まず、「わたしが主語のわたし」

これはわかりやすい「わたし」で、「わたしはこう思う」と自分に主体がある「わたし」

次に「あなたとわたしが主語のわたし」

これは、周囲の人の和と自分との協調を大切にする「わたし」です。

なので、「わたしはこう思う」となります。

最後に「あなたが主語のわたし」

これは、求められるものに対しての「わたし」の立ち位置が「わたし」となります。なので、「わたしの役目が主語のわたし」です。

 

 

「命式」が持っている「気」のバランスが

「日干支」の「気」が多くある場合は、「わたしが主語のわたし」

「日干支」の「気」がほどほどの場合は、「あなたとわたしが主語のわたし」

「日干支」の「気」が少ない場合は、「あなたが主語のわたし」

となります。

 

 

なので、「自分を主張しなさい」と言われた場合、「わたしが主語のわたし」の人は、得意分野なので、「はい、いつもそれが大事だと思っています」と自信たっぷり主張できます。でも、「あなたが主語のわたし」の人には、プレッシャーとなって、上手くいかない事が多いし、そもそもそれが大事だと思っていなくて、「喜んでくれる人のために」主張する事が、自分の主張となります。

 

 

「わたしが主語」の人は、上手くいかなくなった時には、「わたし」をそのまま出し過ぎなので、「演出」と「時期」を考えるとスムーズになります。

「あなたとわたしが主語」の人は、「あなた」と「わたし」とのバランスが崩れていないか、気を付けながら、いい塩梅を保ちましょう。

「あなたが主語」の人は、「あなた」が「わたし」を大切に扱ってくれているかどうかがポイントです。大切にされていない場合は、それは適切な「あなた」ではありません。「あなた」を変更しましょう。

 

 

 

2020年の「年干支」は「庚・金」

今年は、「金」の人が、「わたし」を大盤振る舞いする年です。

 

3つのタイプにあった「わたし」を主語に、「わたし宣言」してくださいね。

 

 

月の運気も、1ヶ月ごとに巡っています。

それぞれの「日干支」別・今後の「わたし宣言の時期」は

「日干支」が「木」の場合は、8月・9月 今です!

「日干支」が「火」の場合は、10月・11月

「日干支」が「土」の場合は、12月・2021年1月

「日干支」が「金」の場合は、2月・3月

「日干支」が「水」の場合は、4月・5月

 

ちなみに「木」の人は、年の気「金」が圧力をかけて邪魔して来るかもしれません。

邪魔者には負けずに、「わたしですけど何か?」とドヤ顔を決めてくださいね。

 

 

「気付いた」ら、そのままにせずに、その気持ちを外に出してみましょう。

その瞬間に「始まり」の風が起こります。