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なんだか最近うまく行かない・・・そんな時には「次の段階」に進む時期なのかもしれません:五気・五行を俯瞰して落とし込む:成功者は「陰の時」を大切にしています

やってもやっても、上手く行かない・・・・

そんな時は、「次の段階」に進んでいないのかもしれません。

 

森羅万象は「気」

「気」の集まり方が「個性」であり

「気」の動く様が「進化」です。

 

「気」には五つのタイプ(木・火・土・金・水)があって、それぞれには「陰」「陽」の二つのタイプに分かれています。

 

「気」の進化のサイクルは

最初に「陽」、次に「陰」

「陽」→「陰」→「陽」→「陰」・・・・

こんな感じで進みます。

 

「木・陽」から始まったサイクルは、次は「木・陰」へと進みます。

 

「木・陽」は目が出る様

干支では「甲」

 

真っ直ぐな「芽」が、今にも突き出て、殻を破って、上に向かって伸びて行く

それが「甲」

 

「甲」は

とりあえず、やってみた!

 

こんな感じの様です。

 

 

次の段階は「木・陰」

 

「木・陰」の干支は「乙」

 

「乙」は、蔓草が、隙間を見つけては、グニュグニュしたたかに、しぶとくニョロニョロと伸びて行く様。

 

 

枝を伸ばせそうだと思ったら、とりあえず伸ばしてみて、ダメだったら、横に伸ばしてみて、それでもダメなら、後ろ、左・・・・

その繰り返しです。

 

なので、周囲からみたら

何やってんの?

何がしたいの?

と、冷ややかな目でみられるかも。

 

周囲の視線にさらされると、まだまだ小さなか弱い「芽」なので、対抗できるほどの力が備わっていません。

 

できれば、周囲は気にせずに

できれば、水面下でひっそりと

したたかに

 

「隙間」だけを見て

光だけを感じて

しぶとく伸びる。

 

一番の「踏ん張りどき」が「乙」の様

 

 

 

やってもやってもダメだと感じる時

「甲」のままで、「乙」のステップに行けてないのかも。

 

 

「甲」の目標は「芽を出す」こと

 

 

それは、ある意味とても分かりやすい目標です。

どんな「芽」であったとしても、パキッと出せば良かったから。

周囲にも、「これが芽です」と、お披露目すると

「それが芽なんですね」と、シンプルな反応が返ってきます。

 

 

 

「乙」の目標は「伸びる」こと

 

それが例え1ミリであったとしても、10 センチであったとしても。

「伸びる」こと自体が目標なので、「形」としての達成はありません。

 

なので、周囲の人にお披露目する指針がないし

周囲も分かりにくいため、どう評価をしたら良いのか迷います。

 

「陰」の気は、「侵襲」してくる気です。

自分の中に、染み込んできて、自分の中が変化します。

 

なので「乙」の状態の時には、「環境」にとても影響を受けます。

「情報」や「人」の影響も、「乙」の時には染みるのです。

 

 

「陰」のとき、「陰」すなわち「ネガティブ」は、同じ質として、グイグイと「侵襲」してきます。

心ない一言や、「あなたには、無理」とか

いつになく滲みてしまい、「やっぱり・・・」と心から受け取ってしまいます。

だから、この時期は、とても不安定な気持ちになりやすい。

自分の感情を自ら俯瞰してみる「冷静な思考」が盾になってくれます。

自分の頭の上に、架空の「天使」と「悪魔」をイメージして、こっそり「対話」しても良いかも。

 

 

「陽」の状態の時は、「環境」と戦って、結果を出す時

「陰」の状態の時は、「環境」を味方に付けて、結果が出る時

 

 

なので、「陽」から「陰」へと

スイッチを切り替えてみましょう。

 

「隙間」を見つける「過程」の進化が始まります。

 

 

 

それでは、外からの「ネガティブ」とどう向き合えば良いのか。

 

それは、「異質なもの」にすること。

「陰」は「内」の気。なので「形」はありません。

 

心ない一言には「感情」しかありません。その「感情」を俯瞰して観察し、言葉として「ネーミング」をつけてみる。すなわち「形」にしてみる。

 

例えば、「熱いだけの上司」は、「砂漠のギラギラ太陽」

今日は、「日傘」で対応できそうか、はたまた「防火服レベル」なのか。冷静に観察すると、そこには「感情」ではなく「思考」が発動しています。

なので、自分の「感情」への侵襲が少し緩んで、「思考」が的確な対応策を導き出してくれるはずです。

 

 

運が良い人は「持っている人」

それは、人脈・才能・知識・お金・美・健康・体力・精神力など

それは、「陽」の時に、ポジティブに手を伸ばして、自ら掴んだもの。勝ち取ったもの。

 

 

成功者は、それを上手に「使う人」

使うのは「陰」の時。

そして、思考錯誤しながら、自ら「技」を創造した人。

そして、その「技」を駆使して、進み続ける人。

 

そして、「陽の時」「陰の時」にかかわらず、その「技」を磨き続け、いつでもどこでも瞬時に使える様にメンテナンスを怠らない人。

それを出し惜しみしない人。

 

 

物事は全て「陰陽」のセットです。

 

 

「陽」の時、「陰」の時

その両方を、その時らしく進んでいく人。

「陽」の時には、しっかりと地に足をつけて

「陰」の時には、明るい空を見上げて

「成功者」は、そんな感じで進みます。

 

 

「乙」の次は、明るい「丙」(火・陽)が待っています。

「丙」は明るみになる時。

 

周囲が「よく頑張ったね」と、キラキラ笑顔で迎えてくれる時。

 

「乙・陰」の時を通過するには

・焦らず

・腐らず

・黙々と

これがポイントです。