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始まりは、いつも「終わり」から始まる:「日干支」別・今年の終わらせたくなる時期はいつ?・「漏星」:四柱推命をこうやって使ってみよう

何かを始める時と、何かを終わらせる時

どちらが大変なんだろうと考えてみました。

 

 

で、結論は「終わらせる時」

 

 

始める時には、勢いがあって、周囲の応援を見方に付けていると、自分だけの力より、もっと大きい皆んなの力に乗っかって進む。

もう後には引けない・・・と思いつつ、でも、時も前にしか進まないので、とりあえず逆走はせず、乗っかっていれば、状況が変わり、前に進める。

 

でも、終わらせるのは、止めることで、勢いが前に向かって流れているにもかかわらず、その前に立ちはだかって阻止しなくてはいけない。

まるで、猛スピードで向かって来る車の前に立ちはだかり、車を止める。(何かのドラマのシーンでありましたね笑)

良い子は決して真似してはいけない、危険な行為です。

 

止める時、自分以外の力が、自分に向かって刃を向けてきます。

それを阻止するだけの「理由」がなくては、勇気が出なくて難しい。

だから、自ら終わらせるより、仕方なく終わってしまう事の方が、「終わり方」としてしては多くなります。つまり、自分以外の力のせいで、終わってしまう場合です。

 

 

だから、仕事でもプライベートでも、引き際が潔い人は、本当に強い人で、「損切り」できる人は、運が良い人でもあると思います。

 

 

巡る運気を簡単に捉えるには、「日干支」と巡って来る「干支」の間の関係性を読み解くとわかります。

「日干支」は、その人の「頭」だと考えてくださいね。

 

巡って来る「干支」が、「日干支」から見て、外に引っ張り出そうとする関係性の場合(四柱推命では漏星と言います)、自分の内側の声がそのまま外に漏れ出すので、「本当の自分の本音」がポロッと出てしまいます。

「日干支」が「巡る干支」を育てる関係です。

 

感情が豊かになり、感情の赴くままに、理性の出番を待たずに、そのまま放出する。なので、アイデアが湧き出したり、新しい未来にワクワクできたり。そして、ワクワクしないものは、「さようなら」と、つい、本音が出てしまうので、「転職」を決意表明する人も。

 

「日干支」が「木」の場合は、「火」が巡る場合

「日干支」が「火」の場合は、「土」が巡る場合

「日干支」が「土」の場合は、「金」が巡る場合

「日干支」が「金」の場合は、「水」が巡る場合

「日干支」が「水」の場合は、「木」が巡る場合

です。

 

 

 

2020年の「年干支」は「庚・金」

今年は、「土」の人が、「終わらせたくなる」年まわりです。

 

この関係性が巡った時、そのままの感情を出す場合、「出し方」には、ぜひ、気をつけて!

「余計な一言」が、うっかりと漏れ出してしまった時には、直ぐに「ごめんね」と一言添えましょうね。あなたの悔しい気持ちはわかるけど、「演技力」がその後の流れをスムーズにしてくれますよ。

 

 

月の運気も、1ヶ月ごとに巡っています。

 

それぞれの「日干支」別・今年の「終わらせたくなる時期」は

「日干支」が「木」の場合は、10月・11月

「日干支」が「火」の場合は、12月・1月(ここから以下は2021年)

「日干支」が「土」の場合は、2月・3月

「日干支」が「金」の場合は、4月・5月

「日干支」が「水」の場合は、6月・7月

ちなみに、「水」の人は、今年8月・9月もです。そう、今です!

 

 

この時期は、感情のアンテナが発達して、楽しい事が心から楽しいと感じ、嫌な事が心から嫌だと気がつきます。

 

「終わり」があるから、新しい「始まり」がやってきます。

「終わり」は「感情」で感じるもの。

 

 

物事が動くのは、やはり、「感情」が先に水面下で動き始める。

そして、その辻褄を合わせるために、人は、「体裁」を整えていくのでしょうね。

 

 

だから、どんな「体裁」になろうとも、心が「まあ良いか」と思れば、「合格」ですね。

 

 

自らの意志で、潔く終わらせる決断を下した人に、心からのエールを送りたいと思います。