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「命式」が偏っている人は「個性」がキラッと光る人

毎日「気」が巡っています。

毎日「気」は移り変わっていきます。

変わりゆく「気」の流れの中に、「人」が飛び込んでその「気」に染まります。

 

流れの中に飛び込んだ「時」が、お誕生日です。

そして、その時に流れていた「気」が「命式」です。

 

「命式」を使って、流れにのって進んでいきます。

進む過程は、「出会い」と「選択」の繰り返しです。

「出会い」と「選択」で、流れていく方向が変わっていきます。

 

全く同じ「誕生日」で、全く同じ「命式」であったとしても、「出会い」と「選択」は違います。

 

なので、同じ「誕生日」の人でも、「運命」が変わっていくのはそのためです。

例え双子であったとしても、「出会い」と「選択」は違います。

 

 

「命式」は、「五行」で構成されています。

「五行」には、「木」「火」「土」「金」「水」があります。

 

全て満遍なく「命式」に持っている人は、ほとんどいません。

たいていは、たくさん持っている「五行」と、すごく少ない、または、全く持っていない「五行」があります。

 

持っていなくても大丈夫です。

 

なぜなら、自分を取り巻く周囲には、全ての「五行」が存在しているからです。

それは、「時」や「他人」が持っていたり、「季節」が持っていたり、「食べ物」「香り」「色」などなど。そこから影響を受けることで、足りない「五行」を一時的にもらえたり、自分が持っている「五行」を強めてもらえたりしています。

 

その「メリハリ」が、運気の流れとなって「体感」するのです。

 

なので、「命式」がその人の、運の全てとは、言えません。

「メリハリ」を受け入れて、楽しめていたり、「予兆」を感じ取り、ある程度「予測」して準備ができると、いわゆる「運が良い持っている人」となります。

 

 

そうは言っても、「命式」は「命式」

かけがえのないその人の「種」です。

だから、「命式」を知り、それを有効に使えるように考えていくのはとての大事です。

 

 

「命式」の解釈には様々切り込みポイントはありますが、「偏り」も重要です。

「偏り」とは「五行」の偏りです。

 

ある一つの「五行」が、他の「五行」に比べて、2倍も3倍も多い場合、また、五つある「五行」のうち「命式」に持っている「五行」が、二つまたは三つしかない場合は、偏りが大きくなります。

また、五つの「五行」のうち、どれか一つ全く持っていない場合も、大きくとは言えないくとも偏りがあります。

 

偏った「五行」で、バランスを取ろうと動くために、歪みが生まれ、それが「勢い」として現れる事が多くなります。

つまり、行動や発言、考え癖などに現れてくるのです。

なので、それは、その人の「個性」となります。

 

偏りが大きいほどに、勢いが大きくなるので、「個性」が強められます。その「個性」を上手く活かせていれば良いのですが、それができるのは、ある程度「練習」をつまなくてはいけません。なので、それが原因でトラブルになりやすく、「個性」が「悩み」として受け止めてしまうことになります。

 

 

 

では、五行別「偏り」の傾向と対策について書いていきますね。

 

・「木」に偏りがある場合

「木」は情け深い気です。

五行の中で、唯一「命」を宿しています。だから、情に深く人に優しい。

ただし、それが強すぎると・・・・・

心配性、お節介、困っている人を見つけると飛んで行く

話を聞いてあげるだけではなく、何かしてあげなくてはを走り出す。

 

だから、情に絆されて・・・・がんじがらめになる。

その時には、冷静な「金」のハサミで絡まったしがらみを伐採します。

断捨離と優先順位の再確認を。

 

 

・「火」に偏りがある場合

「火」は暗闇を照らし出します。平等に明るく照らして暖めます。

なので、冷えっ切った心があたたかくなります。

ただし、それが強すぎると・・・・・

炎上、熱すぎ、感情的なりすぎ

感情のままに行動して、周囲を巻き込んでいきます。だから、周囲も熱すぎて疲れる。

 

だから、勘定度外しで、炎上します・・・損をする。

その時には、冷静な「金」を燃え盛る火に投入して、まずは火力を落とします。

計算をする。

 

 

・「土」に偏りがある場合

「土」は安定感抜群です。何があってもびくともしません。

なので、皆んなが信頼して、困ったら頼りにします。

ただし、それが強すぎると・・・・・

頑固、地味にコツコツ、粘着質に

いつまでも、気になって、いつまでも覚えていて

たくさんの気になることが増えすぎて、ますます動けない。

そして、ふわふわ飛び回る人を見ると、羨ましくて、つい自分と比べてしまう。

 

だから、嫉妬の炎が内側でメラメラと・・・・噴火しそう。

その時には、「木」の根っこで土を解す。

小さな「命」に触れて癒やされると、自然に心が解れます。

猫ちゃん動画を見る。(もちろんワンちゃんでも良いですよ)

 

 

・「金」に偏りがある場合

「金」の魅力は、キッパリはっきり言い切ること。まるで鋭い刀のように、バッサバッサと切り分けていきます。

なので潔い。

ただし、それが強すぎると・・・・

鋭い刀を振り回して危ない。周囲は怖い。

そして、切るのは得意でも切られるのは苦手です。

ぽっきり折れてしまう。その辺りも潔い良い。

折れたら立ち直れなくなる。

 

そんな時には「火」の出番です。

折れた刀を、熱い火で溶かして、再び刀を作り直します。

心がドキドキ熱くなる「恋」のドラマを見ると、頑なになり過ぎていた自分に気が付きます。

 

・「水」に偏りがある場合

「水」は流れ続けて止まりません。

どこでもどんどん流れます。遮られても、隙間を見つけて流れます。

縛られるのは嫌い。自由に流れる。

ただし、強すぎてしまうと・・・・

自由過ぎて、止めどなくて。

自分でも何をしているのかわからなくなって

それでも暴走する。

そして、収拾がつかなくなってしまう。

 

そんな時には「土」の出番です。

堤防で流れの道筋を作ります。

一日のスケジュールを、午前午後に分けて立てる。今日やる事をメモに書き出す。

コントロールされた流れは、たちまちゴールに向かって一直線に進みます。

 

 

日主の五行が特に強い場合は、これらの傾向がそのままストレートに出やすくなります。

五行のバランスが取れているとは、落ち着いて安定していること。

でも、それは、動きが緩慢で穏やか。

 

命式に偏りがある人は、動きの勢いが凄いのです!

それゆえに、摩擦も生じてしまいますが。

傾向を知り、意識をしてみると、素晴らしい「個性」になってくれますよ。

なぜなら、他の人の何倍もたくさんの勢いを生み出す力があるから。

 

「命式」をキラキラ輝かせてあげたいですね。