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「占い師」には「霊感」が必要ですか?:答えは「イエス」です:「見えないもの」と「見えるもの」を両方見る練習をしましょう

「占い師」として、仕事をする様になってから、たくさんの方々にお会いして、たくさんのお話を聞かせていただけて、そして、たくさんの「夢」が叶っていく様子を、見せていただけて、なんて楽しい仕事なんだろうと感じています。

 

ただ、何の仕事でも同じと思いますが、楽しめるためには、自分なりの「準備」や「メンテナンス」や「改善」もなくては、楽しみ続けることはできません。

 

 

これはいつも感じていることですが、「楽しい」と思えないと、やはり、「向いていない」ことを、「間違った方法」で、ひたすらやっているんだと思うのです。

だから、仕事についての相談では、いつも「楽しいですか?」と尋ねます。

 

色々あっても、「楽しい」と、答えてもらえたら、「何がなんでも、大丈夫」だと、きっと上手くいけると、思っています。

 

 

もしも、「占い師」としてこれから仕事をしていきたいと思っておられるのであれば、やはり「占いって楽しい」と、まずは、楽しんでくださいね。

何がどう楽しいのかを、分析していくと、あなたがどんな「占い師さん」に、将来なるのかを「予言」できるんですよ。

 

 

「占い師になるには、霊感が必要ですか?」と、時々こんな質問を受けることがあります。

 

その答えは「イエス!」です。

 

 

ただし、「貴方の後ろに、落武者がいます」とか、「貴方の住んでいるお部屋の隅に、小さい男の子がいて、いつも遊んで欲しそうに貴方を見ていますよ」など、、、その様な「霊感」とは、ちょっと種類が違います。

 

私も、その類の「霊感」はありません。残念ながら、見えたことはないんです。

 

 

では、なぜ「霊感」が必要なのかと言うと、なんとなく肌で感じる「吉凶」は、「真実」を物語っているのは間違いないと感じているからです。

 

 

人は、どんな人でも、必ず「オーラ」を発しています。

それは、発する言葉から、発する視線から、表情や瞬きや、服装や、姿勢や・・・全てのものから発する、その人の固有の「オーラ」は、確かに存在していると思います。

 

その証拠に、「運が悪い」と自ら自己申告される方は、発する言葉は「トゲトゲ」していたり、視線も「キョロキョロ」していたり、表情筋が活性化していないためか、表情はこわばっていて、血色も悪いんです。

 

また、「先」が行き届いていません。爪先がカサカサしていたり、髪先がポサポサしていたり、持っているバックの端が傷んでいたり、靴先が擦り切れていたり。

 

それを、なんとなく肌で感じる「才能」は、あえて言うならば「霊感」の類だと思っているんです。なので、「霊感」が必要と答えています。

 

 

 

「オーラ」がわからないから、「占い師」になれない・・・と諦めるのは早いですよ。

誰しもみんな「霊感」は、持っているんです。

ただ、「訓練」していないから、使いこなせていないだけなのです。

 

 

「占い師」は、「暦」や「惑星」や「カード」や「人相」や「手相」などから、その人の「運気」を紐解いて、「運気」がより良く流れていくように、アドバイスをしていきます。

 

「暦」や「惑星」や「カード」や「人相」や「手相」などは、あるイメージの「象徴」です。

なので、はっきりとした「正解」がありません。

 

例えば、「春」と言えば、木の芽が芽吹く頃をイメージする時、満開の桜をイメージする時、夏に向かい少し汗ばんでくる頃をイメージする時、など。

その場その時によって、頭に浮かんでくるイメージは変わっていきます。

 

どんなイメージでも、間違いはありません。

ネガティブであろうが、ポジティブであろうが、それも関係はありません。

できるだけ、イメージを膨らませて、「象徴」として「春」を捉えます。

 

それは、目の前の人についても同じで、お話を聴きながら、どんな「象徴」を、その人がイメージしているのかを、頭の中で膨らませていくのです。

まさに、「オーラ」を観ているんだと思います。

 

 

その「オーラ」の確定診断は、その人の「命式」や「ホロスコープ」を照らし合わせながら、「カード」や、「表情」や、「手」から感じる「何か」を、具体的な「言葉」にしていきます。

 

 

全ては「半分半分」の、相反するものから出来上がっています。

「目に見える」ものと、「目に見えない」ものとの二つが一つになって、「その人」だったり、「出来事」だったり、「悩み事」だったりということになります。

 

「霊」とは、はっきりとした形として捉えることのできないものの「象徴」です。

「占い」とは、はっきりとした形として捉えることができないものを「言葉」にして、伝えていきます。

 

だから、それを言葉として、落とし込むためには、「霊感」が必要だというわけなのです。

 

 

何事も「練習」をすると上手になります。

だから、「霊感」も「練習」をすると上手になります。

 

「霊感」は、目に見えない形のないものです、だから、同じように目に見えない形のないものを、普段から「形」として、「言葉」として、人に伝えていける練習をしていくといいですね。

 

例えば、毎日、自分の手のひらをじっくりと眺めてみる、そして、「今日はなんだか元気がない気がする」とか、「今日は線がギスギスしているな」など、感じることを「言葉」にしてみる。

また、毎日、同じタロットカードをじっくりと眺めてみる、そして、「今日は明るく見える」とか、「今日はこのカードを見ると、プレッシャーを感じてしまうな」など、感じることを「言葉」にしてみる。

 

他にも、心地よい風を感じたら、「何色のイメージかな」とか、「可愛らしい女の子みたいに感じるな」とか、皆んなが共通認識できるような「イメージ」を膨らませていく。

 

たくさん、「言葉」にしていくと、「霊感」が冴え渡ってくるのがわかってくるはずです。

それは、「直感」でもあるかもしれないですね。

 

 

どんどん練習をしていくと、人に伝えたくなってきます。

そして、伝えた人が、「ほんとね、それって素敵だね。なんだか楽しくなったよ」と言ってくれたら、その「場面」は、「占いが当たった」瞬間の「景色」と同じなんですよ。

 

もう、立派な「霊感」のある「占い師」になっていますね。

 

 

 

「解釈」でつま付いてしまった時は、原因が二つあります。

 

 

まずは、「象徴」がしっかりと頭に入っていない時。

それから、自分の「言葉」にできていない時。

 

 

「象徴」がしっかりと頭に入っていない場合は、まずは「勉強」して覚えましょう。

本を読んだり、テキストを何度も繰り返して見直してみたりしましょうね。

 

自分の「言葉」にできていない時は、「象徴」にこだわりすぎている時です。

「象徴」だけを繋ぎ合わせていては、「つぎはぎ」だらけの「解釈」になっています。

「象徴」の中から、なぜか気になる「一つ」が何かを見つけていきましょう。

その「一つ」を使って、「物語」を作成します。それは、「想像」の「物語」で大丈夫です。しっかりとイメージを膨らませて「起承転結」を意識して、「物語」を作成してみましょうね。

 

 

 

具体的な方法としては、

自分の「命式」を、穴が開くほど、深くじっくりと「解釈」をしてみる。

たくさんの人の「命式」を、テーマを決めてさらっと「解釈」してみる。テーマを決めるやり方としては、「日柱干支」だけ観てみる、とか、「月柱の地支」と巡ってくる「月」とを合わせて解釈してみるなど。

 

自分の「命式」に向き合うと、「象徴」の深い知識が広がります。

テーマを決めて、たくさんの「解釈」をすると、自分の「言葉」が出るようになっていきます。

 

 

 

それは、「占い」だけではなくて、日常に応用できると思いますよ。

 

世の中の色々な事柄を、色々な角度から観察していくと、「語彙」が増えて「言葉」が充実していきます。

そして、一つの事柄を、じっくりと観察していくと、「課題」が浮き上がって見えてきます。

 

 

物事は、全て「二つ」で「一つ」だから、「二つ」の方法で解釈をしていくと、「本当の相」が浮き彫りになってくると思います。

だから、「運」が良くなりますよ。

「霊感」を鍛えましょ!