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「今」を客観的に観察すると「未来」の可能性が「現実」になる:タロットカードの私の解釈

タロットカードは、22枚の大アルカナと、56枚の小アルカナがあり、全て合わせると78枚のカードから成り立っています。

 

大アルカナは、「人生の旅」を示し、小アルカナは「旅の楽しみ方」を示してくれます。

 

 

 

小アルカナのカードは、四つのスート(性質)から成り立っています。

 

 

向かって左側から

ワンド(棒) カップ(杯) ソード(剣) ペンタクル(コイン)

 

それぞれの性質は

ワンド(棒)は、火の象徴 男性的 行動 情熱 創造

カップ(杯)は、水の象徴 女性的 感情 愛 受容

ソード(剣)は、風の象徴 知性的 理性 知性 

ペンタクル(コイン)は、地の象徴 肉体 所有 仕事 居場所

 

 

火・水・風・地は、西洋の「四大元素」であり、西洋占星術や錬金術などは、この四つのエネルギーのバランスで物事を判断しています。

 

 

「陰陽説」で捉えるならば、ワンド(棒)とペンタクル(コイン)は、外に向かうエネルギーなので「陽」として、ソード(剣)とペンタクル(コイン)は、内側に向かうエネルギーなので「陰」として、解釈をしています。

 

陰陽の捉え方については、私の解釈なので、違う捉え方もあります。

 

 

 

人は、慣れて習慣化すると、様々なことに対して「ストレス」を感じずに、難なく受け入れ、こなしていく才能があります。

 

例えば、初めは何度も間違えて、時間がかかっていた作業も、繰り返して行うことで、そつなくテキパキとできるようになります。

一度できるようになると、「見なくても」できるようになり、それはまるで、「体が勝手に動いている」ような感じになります。

 

 

もしも、それが、そんなに丁寧にやらなくても良いことだったりしても、何の疑いもなく、繰り返していると、いつもの「日常」として、なんの疑いもなく、続けていくことになります。

 

 

物事がうまくいかなくなった時は、

 

「今までと同じではダメですよ」

「そろそろ変わってみませんか?」

「それってまだ必要なの?」

 

そんなメッセージを受け取っている時です。

 

 

突発的な出来事や、目に見える「敵」からの攻撃は、「戦う相手」が明確にわかっているので、具体的に、戦いを挑むことができます。

 

でも、もしも「日常」の中に、戦うべき「敵」が潜んでいたら・・・

 

 

「いつもと同じことをしているのに」

「今までもこれで良かったから」

「皆んなもこれで何も言わないから」

 

 

穏やかで静かな草むらの中の、迷彩服を着た「敵」は、なかなか見つけることはできません。

 

 

 

タロットカードは、「今この瞬間」を、見せてくれます。

 

 

小アルカナのカードは、草むらに潜んだ、迷彩服の「敵」の姿を、的確に知らしめて、「どう思う?」と尋ねてきます。

 

 

大アルカナが示してくれる「旅の方向」と、あまりにちぐはぐな「楽しみ方」をしている事を、小アルカナのカードは教えてくれるのです。

 

 

目標は大きく、壮大なイメージで

行動は小さく、一歩づつ具体的に

 

物事を進めるコツを、タロットカードが教えてくれます。

 

 

「何だかうまくいかない」と感じるときは、「日常」を「他人事」として、見る時期なのだと思います。