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熱く語る人は「自分らしく」進むスイッチを入れてくれる・スパイスレッスン

食養生大学インドスパイススタジオ主宰の井上亜耶先生のレッスンを受講しました。
しばらくオンラインレッスンが続いていたんですが、久しぶりの対面レッスンにワクワク。
今回の開催場所は、期間限定でオープンしている薬院駅近くの「P&A」。
インドワインとスパイス料理が楽しめるお店です。

今回のメニューは

・旬の小松菜を使ったカレー
・ジャガイモのクミン炒め
・トマトスープ
・豆豆サラダ
・クローブ香るインド米

動物性のものは使用せず、「ベジタリアン」の人向けのメニューです。

インドでは信仰している宗教によって、「食べてはいけないもの」があるそうです。
それも、宗教によってはかなり厳格に決められているために、食材選びに注意を払わなくてはいけません。「ついうっかり」のつもりでも、食べる人にとっては「戒律」を破ることになりかねませんから。

チャイを作りながら「スパイス」について熱く語る亜耶先生。
聞いている私も熱くなる。
あまりにも「マニアック」なインドのお話については理解できない部分もあるのですが、それでもなんだか楽しそうに話す「雰囲気」は、私の気持ちを動かしてくれる。
だから、熱く語る人の話を聞くのが大好きなんです。

今の時期に取りたいフェンネルが入ったチャイを教えていただきました。
さっぱりして美味しかったです。
チャイは、寒い冬の飲み物のイメージがあると思いますが、使うスパイスを変えることで、年中楽しむことができるんですよ。


熱く語る人の「言葉」には「火気」が詰まっていると感じます。「言葉」は見えない波のようなものなので、十二支「巳」だと思います。
「巳」は「火気」の生支。隠れていた火気が明るみになっていく、暗がりが徐々に明るくなっていくような「雰囲気」です。熱く語る人は、その場を明るく照らすことで、今まで見ることができなかった事を「表舞台」に引き出してくれる力を持っています。


「巳」が極まっていくと、大いなる波は「酉」へと向かい、「酉」でピークとなり、盛りを過ぎた「酉」は「丑」でゴールを迎えます。これは「三合金局」と言われている波です。
「金」は個性の気。他者との間に明らかな「違い」を持ち、他者と交わろうとしません。境界線を引きます。つまり、それは、「自分らしさ」の景色だと考えることもできます。
熱く語る人の話を聞いていると、自分も何か頑張れるかもしれない、自分らしく進んでみよう、と心が動きます。それは、「巳」が刺激され、「金局」が発動したサインだと思います。
「香り」も金気を刺激してくれます。豊かな香りを体感できるスパイスレッスンを受けると、いつも「さあ、頑張ろう」と前向きに行動できる気分になれています。