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<今週のアロマブレンド>ラベンダー・パルマローザ・クラリセージ:「個」と「公」の「間」を見つめる時

<今週のアロマブレンド>

・ラベンダー  3

・パルマローザ 2

・クラリセージ 1

 

「癒し系」の香りを集めたせいでしょうか、優しい香りがしんみりと広がって、心が穏やかになれます。

 

 

・ラベンダー

支配星  水星

サイン  乙女座

「癒される」と言えば、真っ先にラベンダーが思い浮かぶほど、誰もが知っている優しい香りがします。

中医学的には「肝」の気を巡らせてくれると言われていています。「肝」の気は「木」の気です。「木」は「火」の母として、「火」の気がスクスクと育っていける様に力を与えてくれます。

「火」の気は、精神活動を司る「心」の担当です。熱くなり過ぎると「心」が疲弊し、精神が不安定となってしまいますが、「木」の気が「火」の気を助けてくれるので、「心」が強く安定するのです。

イライラが続く時、落ち着かせてくれる。

ラベンダーの香りは、そんな効果が期待できるのです。

 

・パルマローザ

支配星  金星

サイン  魚座

中医学的には、パルマローザの香りには、気を補う効果があると言われます。

気が十分に満たされるとは、中身にしっかりと気が充満できた状態と言えます。

つまり、自らを守るために、「バリア」を張る強さを得ることになるのです。

芳しい薔薇によく似たパルマローザの香りは、内面を充して、しなやかな強さを授けてくれます。

 

・クラリセージ

支配星  月・水星

サイン  乙女座

クラリセージの成分は、女性ホルモンに似たものを持っています。そのために、この精油は、「女性特有の悩み」に対しての頼もしい助っ人となってくれます。

重い香りは、決して華やかさはなくても、重厚感のある魅力に溢れる香りです。

中医学的には、気を補い気を巡らせてくれるとされています。

なので、この香りを感じると、「頑張って」と、ポンと背中を押された気分になります。

 

 

 

行動の天体「太陽」が、昨日「乙女座」の部屋に入りました。

 

「太陽」は、12個の部屋を、一年かけてめぐります。

つまり、一つの部屋に、約1ヶ月滞在するのです。

 

生まれた時の「太陽」が、どの部屋に滞在していたを観ることで、「自分の星座」を知る事ができます。

例えば、今、生まれた人は、「乙女座の人」となります。

 

12個の部屋は、「成長」のサイクルを順番に体験できる様に準備されています。その中で、「乙女座」は、ちょうど真ん中に位置しています。

「乙女座」以前は、生まれてから、「わたし」の成長のサイクルです。「乙女座」は、「個人的なわたし」から「社会の中のわたし」に移行する部屋で、外に向かって、何を披露し、何を諦めていくかを試されます。

 

「乙女座」は、「柔軟宮」の「土」

人の手で開拓されて、完成される「畑」の様なイメージです。

こだわりを持って、自分らしく、「畑」を作りあげる過程には、人の評価を受けます。

人に認めてもらうために、何を許して受け入れていくのか、でも、自分のこだわりは崩したくない。その両方を「分析」して、「最適値」を見つけていくのです。

 

 

全ては「陰」と「陽」があり

その二つが引きあいながら、押し合いながら、一つとしてのバランスを保っています。

 

 

「乙女座」の真逆には、「魚座」がいます。

「乙女座」の力が、良い感じにバランスをとるために、真逆にある「魚座」の力も把握していかなくてはいけません。

 

「魚座」は「柔軟宮」の「水」

形がない雨、雲、霧の様な、掴み所の全くないふんわり、ぼんやりとしたイメージです。

「魚座」は、許容する大切さと、受け入れる温かさと、流し去る厳しさを体験するサインです。12個の部屋の一番最後に位置しています。

つまり、人が進化して、最後に辿り着く「シンボル」が「魚座」

 

全てがふんわりと消えていく様に、形あるものは、いずれ形がなくなる。でも、形にならない「思い」は最後まで消えない。

「終わり」は「霧」の如く。

儚くもあり、でも、失うものがない、失っても構わない、覚悟の強さが、次の「スタート」への、スイッチを入れてくれます。

 

 

「太陽」を理解するために、一生で例えるならば何歳位に当たるのかを知るとわかりやすいと思います。

「太陽」の年齢域は、「25歳から35歳」と言われています。

 

その年齢は、公の為に自分は何ができるのか、試練とチャンスを繰り返しながら、たくましく進む時期です。体力もあり、気力もある。夢もあるし、目標もキラキラしている。これからに向かって、進みたいと願う時期です。

 

 

「わたし」を「公」に表現して、それを「公」に認めて欲しい。

それは「わたし」の為ではなく、輝く「公」の未来の為に。

 

それが、今月の「太陽」の願いです。

 

 

 

儚くも崩れ落ちていく、その先に残る「光」の在かを見ることができるかどうか。

 

 

「乙女座」と「魚座」は、駆け引きをしながら「決断」を待っています。