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9月は「したたかさ」が試されます:「乙酉」の景色:簡単四柱推命・「六十干支の理解」と「日干支別のおすすめチェックポイント」

暦は2階建構造です。

 

上には10個の「干支」が来ます。

下には、12個の「十二支」が来ます。

 

10 個と12個の組み合わせは、全部合わせて60通りあり、その60個の塊が、順番に巡ります。

 

「干支」は見える景色、「形」として言葉に表せる景色を

「十二支」は見えない景色を示します。それは、「季節」や「お天気」の様な感じです。何となくはイメージはできるけど、「場所」や「状況」によって変化していくので、受け取る個人の「命式」よって、影響が全く変わってくるのです。

 

暦を利用する為には、この二つの特徴を知った上で、捉えていくと、良いと思います。

 

 

9月7日13時8分(日本標準時刻)

月の暦が、動きます。

8月の月は「甲申」

そして、9月は「乙酉」となります。

 

甲は「木・陽」で、乙は「木・陰」

甲は、真っ直ぐに、木が上に向かって、伸びやかに勢いよく動く様

一方で、乙は、クネクネと曲がりながら、伸ばせる場所を見つけては、したたかに、緩急つけて動きていく様。

 

なので、9月は、「したたかに」進んでいくイメージで、物事に向き合っていくのがおすすめです。

 

諦めずに、隙間を見つけては、ニョキッと顔を出す。

で、そのまま大丈夫そうだったら、とりあえず、進んでみる。

で、これ以上無理っぽかったら、顔を引っ込めて、

違う隙間を探してみる。

 

こんな感じで、いきましょう。

 

 

次に十二支ですが、十二支の中には、複数の「気」が混ざり合っていて、状況に応じて、それぞれの「気」が表面に現れてきます。

 

「申」は「庚・金陽」と「「壬・水陽」

「酉」は「庚・金陽」と「辛・金陰」

 

今年の年の気は、「庚子」で、「金」と「水」が混ざり合っています。

なので、「申」の場合は、「金」だけでなく「水」も状況によっては、「子」が巡っている為に、とても強くなっていました。

それに比べて、「酉」は「金」のみ。なので、今年の年の気である「金」と一緒になると、「金」がとても強くなっていきます。

 

「金」は、冷たいクールな気で、キラッとひかる知性と表現力、はっきりキッパリ物事を分ける、そんなシンボルの気です。

 

十二支の気は、人の奥底の心に影響を与えるので、9月は「きちんと結果を出したい」「物事をはっきりと決めたい」「自分のやり方にこだわりたい」、そんな気持ちが強くなっていくかもしれませんね。

 

 

9月の「乙酉」とは、一体どんな景色になるのかというと

 

乙の「木」は、酉の「金」に攻撃を受ける立場にあります。

伸びすぎて、絡まった枝葉(木)を、シャープなハサミ(金)で、バッサリ切り取るイメージとなります。

 

無駄なことを排除したり、道筋をはっきり取り決めたり、また、道にある障害物などが、いよいよ邪魔に感じてくる。だから、スッキリきれいに整えることで、枝葉がスクスクと伸びていけるようになります。

 

「金」の注意ポイントは、「感情的にならない」こと。

それは、打てば直ぐに響く「金」なので、グダグダが許せずに、イラッとして、「余計な一言」や「言い過ぎ」になりやすい。

キッパリはっきり発言は、時として、「そんな言い方しなくても・・・・」と受け取られてしまうかもしれませんよ。

 

 

10 月からの2ヶ月間は、「火」の干支がやってきます。

「木」から「火」へ。

「始める(木)」から「広げる(火)」

それを意識して、今月の「計画」を立てましょうね。

 

 

 

次を意識した、日干支別の、今月の「チェック項目」は

 

「日干支が木」の人 

お披露目前夜の最終チェック

 

「日干支が火」の人

出発前夜の体調チェック

 

「日干支が土」の人

仕切り直し前夜の成果のチェック

 

「日干支が金」の人

ゴール目前の最終目的のチェック

 

「日干支が水」の人

仕掛ける前夜の具体策チェック

 

 

参考にしてみてくださいね。