2022年・あなたの「仕事運」を占います!:「万年暦」を使わない「月柱干支」の求め方
四柱推命で占う時に欠かせないのは「万年暦」です。
「万年暦」とは、十干と十干支の巡りを記しているものです。
これを使って、生まれた日に巡っていた十干と十干支を調べます。
最近では、アプリもあるために、「万年暦」を持っていなくても、生年月日を入力すると、簡単に命式を導き出すことは可能です。
でも、せっかくなので、占いに興味がある人は、「万年暦」を購入して欲しいと思います。
紙の書籍は、自分の手を使い、パラパラとめくる事ができます。
パラパラと万年暦をめくると、過去を振り返ることもできるし、未来をのぞく事ができます。開いたパージを見ながら、自分の命式を重ね合わせると、その時々の「運気の景色」を想像できます。
これは本当に楽しんです。
アプリでは、決してできない「お楽しみ」なのです。
何度も想像を掻き立てていると、「鑑定」にも役立ちます。
たくさんの「運気の景色」を思い描くのは、ピアノのレッスンで練習曲を繰り返し弾くようなもの。「指の練習」をしていると、難しい曲も、表現力豊かに弾けるように、万年暦を眺めるのは、他の人の命式を解釈する「土台」を頑丈にしてくれると思います。
そんな頼りになる万年暦ですが、さすがにいつも持ち歩く訳にはいきません。
重たいから。
でも、外出先で、突然「占って!」と言われてしまったら・・・・
なんとか、簡単にでも良いから、運気を観てあげたいと思いますよね。
暦は規則正しく巡ります。
なので、その「決まり」を知ると、「プチ鑑定」はできるんですよ。
さすがに「4本柱」全てを立てるのは難しいんですが、「月柱」は可能です。
「月柱」は、その人の「外側の景色」を表しています。
仕事の進め方や、対人関係の結び方などがわかります。
「建前」の部分だと考えてください。
それは「本当の自分ではないじゃないの?」と思われるかもしれませんね。
でも、人は社会的動物と言われているほど、外の「顔」を使っています。
たった一人で人生を歩いている人はいません。常に誰かの「目」を意識して暮らしています。
例えそれが、「恋人」や「家族」であったとしても。
それどころか、近しい関係の人ほど、「本音」をぶつけられていない場合も多いです。
「日柱」は個人的な「景色」です。
通常の占いは、「日柱」を基準にして観ています。
でも、「なんだか違うな」と感じる場合は、「月柱」が「日柱」を包み込んで隠してしまっている場合があるのです。
なので、「月柱」は「日柱」と同じくらい大事です。
二つの「顔」を、適材適所で使い分ける事が、うまくやり過ごすコツだと思います。
「月柱」と「日柱」の間を、行ったり来たりする。
そこから、波が起きて、風が起こり、自らの「運」を動かしていけるのです。
まずは、「月柱」の「十干」を調べてみましょう。
生まれた西暦から、月柱十干を割り出す事がでます。
十干支は「10個」なので、末尾の数字が決まると、自動的に「十干支」も決まります。
西暦末尾数字 | 年干支 | 1月の月干支 |
0 | 庚 | 丁 |
1 | 辛 | 己 |
2 | 壬 | 辛 |
3 | 癸 | 癸 |
4 | 甲 | 乙 |
5 | 乙 | 丁 |
6 | 丙 | 己 |
7 | 丁 | 辛 |
8 | 戊 | 癸 |
9 | 己 | 乙 |
2000年5月に生まれた人の場合
2000年の1月は「丁」
十干支は順番に巡るので、「丁」から数えて5番目に来るのは「辛」
5月は「辛」の月となります。
十二支は、月の担当が固定して決まっています。
1月は「丑」
「丑」から5番目は「巳」
2000年5月に生まれた人の「月干支」は「辛巳」となります。
ただし、ここで気をつけなくてはいけないポイントがあります。
暦は「1日」で切り替わるのではありません。
その月によって違うのですが、「3日〜8日」あたりで切り替わります。
なので、月初に生まれた人は、「前の月」の「月干支」が「月柱」となります。
切り替わるそれぞれの「日」は、万年暦で見なくては、正確にはわかりません。
ここで、鋭い方はお気づきかと思います。
年と月については、「偶数」が「陽干支」、「奇数」が「陰干支」となります。
運気の流れの「景色」は、十干支で解釈するのがおすすめです。
と言うのは、十干支は「行く様」を表しているからです。
「仕事」についてmどのように動くと良いのかを、「行く様」と月干支を重ねて考えてみましょう。
2022年は「壬」
「水」の「陽」です。
月干支が「甲」「乙」の場合は、周囲の応援を受け取る時
月干支が「丙」「丁」の場合は、変わり目の時
月干支が「戊」「己」の場合は、発展の時
月干支が「庚」「辛」の場合は、拡大の時
月干支が「壬」「癸」の場合は、出発の時
「陽干支」の場合は、まずは動く。それから軌道修正を。
「陰干支」の場合は、作戦を練る。それから遂行。
こんな感じで、「お仕事」を進めてみてはいかがですか?