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行きつ戻りつゆらゆら揺れて行こう:陰陽論:最近の「占い」は「悪い」ではなく「課題」と解釈します

低気圧の勢いが増すと、体調を崩してしまう方も多いそうですね。

 

気圧は体に影響を及ぼすように、周囲の「気」の影響も、人の「気」に影響を及ぼします。

 

もちろんそれは、良い影響も、また、そうではない影響もどちらもなんですが、同じ場所にいたとしても、受け止め方が違えば、良い影響なのかそうではないのかに分かれます。

 

 

東洋の占いでは、「気」をできる限り理解するために、暦を作りました。そして、巡りの法則や、混ざり合った時の変化を、運気として捉えて、それを自らコントロールできる方法を見つけていこうというものです。

 

そして、何より大事にしているのは、陰陽です。

 

全ては、相反する陰陽があり、そのバランスが良い状態であり続けるために、「開運行動」をあれこれと試します。

 

陰陽のバランスは、いつも周囲の影響を受けるために、いつもゆらゆらと動きます。

でも、それは、動くことで周囲の影響を上手くかわすことでもあります。

止まっていて、固まった状態では、まともに強い影響を受けて、ポキッと折れてしまう可能性があるからです。

 

緩急がある方が、実は、強いことになるんですね。

 

 

運気にも、緩急があります。

運気の波の方向が、上がったり下がったりするのです。

 

時々、「今運気が下がってる気がして、良い事が何もない」と落ち込まれる方が、暗い表情で話されます。

嫌な事が続いてしまったら、そんな気持ちになってしまうのも仕方がないかもしれませんが。

それ以前に、「来年は運気が下がるらしいから、今から不安です」とか、「今年は運気が下がるから、大人しくして何もしません」と、ちょっと残念な「開運行動」をされている方も…。

 

実は、わりと、多いんですよ。

残念な「開運行動」される方。

 

 

運気はゆらゆら動いています。

だから良いも悪いも動きます。

 

上がるのは、方向が外向き

下がるのは、方向が内向き

 

そんなふうに捉えてみてください。

 

外向きの時は、目的を果たす為に行動あるのみ。

 

内向きの時は、自分の内側に「気」を取り込む。本音を感じたり、体の声に耳を傾けてみたり、脳に知識をインプットしたり、技術を磨くため日々トレーニングしたり。体質改善や意識改革が起こりやすいんです!

 

だから、内向きの時は、実際に、難しい試験に合格できたり、人生を変えるきっかけを与えてくれる人に出会ったり、そんな事が起こりやすい時期なんです。

 

もしも、最近、運気が下がっているなと落ち込んでいたら、ぜひ、下がるのではなくて、内向きだと、捉え方を変えてみてくださいね!

 

最近の東洋占いでは、下がるのは悪いと、解釈はしないんです。

 

 

日付変わってしまいましたが、昨日12日は新月でしたね。

 

新月とは、太陽と月が0度の角度に位置することを言います。

 

占星術では、惑星同士が位置している角度をアスペクトと言い、その角度から意味を探っていきます。

 

アスペクトには、ハードアスペクトとソフトアスペクトがあるんですが、その言葉を聞くと、ハードは大変そうで、ソフトは良い感じに思えるかもしれませんね。

 

確かに、そのように解釈しなくもないけど、最近は、ハードアスペクトの方を重視して観る占い師さんが増えています。

特に、動いている惑星と、生まれた日の惑星が作る角度は、ハードアスペクトが「課題」を与えてくれると捉えます。

 

だから、新月の願い事は、何としても叶えたいと頑張れるから、叶うと言われるのかもしれないですね。

 

 

行きつ戻りつ、そして、あきらめない。

ゆらゆらと、望む方向に向かいましょう。