熱い「血潮」に「金の気」がエネルギーを注ぎ始めます:5月の月干支「辛」:今週のアロマブレンド
「そもそも人間の身体は、筋肉を『動かす』ことが前提の仕組みになっている」
筋肉博士こと、東京大学教授・石井直方先生の言葉が、ぐっと刺さった。
ので、
今日からは、スーパーなどの駐車場に車を停める時
一番遠くの駐車スペースに停めることにしました。
とりあえず、歩こう。
東洋医学の分野では、人の生命を維持するのも「気」であると考えられています。
それは「精気」と呼ばれ、二つの種類があります。
親や先祖から頂いた命の気である「先天の精気」と
食べ物や自分で取り込むことで作っていく「後天の精気」です。
それぞれはぼ半分づつ存在し、その二つがバランスをとって、一つの「命」となります。
「先天の精気」は元々備わった「体質」で、それを上手に利用しながら、必要な「後天の精気」を補いながらバランスを取ります。
なので、「身体が食べたものからできている」というのは、半分は本当で、半分はそうとも言えない。
半分は「自己責任」ではありますが、残りの半分は、自分ではどうしようもないことになります。
つまり、「全ては自己責任」と、一方的に決めつけられても、ちょっと困ってしまいます。それは「無理な相談」なので。
自分ができることしか、できません。
できないことは、できる人が、助けてあげる。
それが、東洋思想での、「賢い生き方」です。
手を洗って、しかも、アルコール消毒をすることが増えたので
最近では、指輪をあまりしなくなってしまいました。
でも、キラキラしている「アクセサリー」は、いつも身に付けていたい。気持ちが上がるおしゃれを楽しみたい。
なので、足首にジャストサイズのアンクレットを着けています。
元気が出る「オレンジ」と、浄化の「パール」、それから、思いっきりキラキラ光るスワロのビーズの組み合わせ。
足首にぴったりということは、浮腫んでくるときつくなる・・・・。
だから、良いんです!
それは、「足がやばいよ。下半身が滞ってきたよ。」と、足首が、緊急事態になる前に、知らせてくれるから。
きつく感じた時には、「早めに対応」。
自分でできる「運動」と、足首「温活」をしています。
『今週のアロマブレンド』
滞りの解消を意識して。
思わず体を動かしたくなる様な、「元気が出る香り」にしてみました。
・ローズマリー
・ベルガモット
・パルマローザ
『ローズマリー』
セラピーで、「肩が凝るんです」と言われると、使いたくなるのがローズマリーです。
「血流」を改善してくれる効果があるとも言われています。
樟脳の様な、シャープな香りがします。
支配星は、太陽
シソ科の低木で、とても繁殖力が強い性質を持っています。
ラテン語ではrosmarinus(海の滴)と呼ばれていて、昔、ギリシャでは「復活の象徴」と言われていました。
温かい「温性」の「陽」の香りです。
『ベルガモット』
柑橘系の香りは、「気」を巡らせる(理気)作用があると言われています。
「気」が滞ると、気持ちが一方に偏ってしまい、「陽」が強くなりすぎると、「怒り」や「イライラ」として感情が変化します。
ベルガモットの香りを嗅ぐと、煮詰まった「気」を巡らせてくれて、気持ちが落ちついてくるのです。
支配星は太陽
明るい「陽」の香りです。
『パルマローザ』
まるで「ローズ」の香りがするので、女性にとても人気が高い精油です。
精油は「値段」が高いから良いかというと、そうではありません。
「値段」が高いのは、精油を取るために、たくさんの「材料」が必要が場合に高くなってしまうからです。
パルマローザは「効率よく」精油を抽出できるから、比較的求めやすい価格になっているのです。
さっぱりとしていて、でもしっとりとしたフローラル系の香りは、オーバーヒートしている感情をスッと冷ましてくれると言われています。「陰」の香りです。
支配星は金星
金星は、「美と楽しみ」の象徴。
この精油が、女性に好まれるのも納得がいきますね。
今回のブレンドは
ローズマリー:1
ベルガモット:2
パルマローザ:3
の割合にしました。
「美と楽しみ」のために、「太陽」が力を授けてくれる。
そんなブレンドです。
5月5日から、月の干支が「辛(かのと)」になります。
「辛」は「金・陰」の干支です。
「陰」の気が巡る時、それは「内側」に向けて「気」がめぐります。
「内側」を意識して、例えば、自分の体や、自分の気持ちを意識して、「今、できること」を、探してみるのがおすすめです。
「自己責任」は、どこまでが「自己責任」なのか。
先天の気と、後天の気が半分半分であるように
自分でできること、自分ではどうしようもできないことも、半分半分だと思っています。
自ら決断できることは、全て自分で責任を負う「覚悟」で。
自分では決めようがないことについてまで、責任は負えない。
「陰」の気は、「内側」を充実させる「気」です。
嫌なことから、一目散に走って逃げられる、「筋力」をつける。
責任を負えない事については、「これは出来ません」と跳ね除ける、びくともしない「毛の生えた心臓」になるために「血流」を滞りなく流す。
明日から、熱い「血潮」に、「気」がベクトルを向けて流れ始めます。