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思いが溢れでる時(通干・透干):簡単四柱推命講座

四柱推命とは、暦を使って、生年月日と出生時間(出生地も)から「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の4つの柱を割り出し、4つの柱が構成している十干支と十二支の組み合わせ(命式)から、「見えない景色」を読み解いていく鑑定方法です。

 

十干支は表の景色、十二支は裏の景色として読み取っていきます。

 

わかりやすく例えるならば、十干支は「表現方法」で十二支は「思い」です。

 

十二支には、木火土金水のどれか、または複数の気を持つと考えられていて、持っている気の強弱やバランスで、「思い」を読み取っていきます。

 

人の行動とは、心の中の見えない「思い」をベースにして、目に見える動きを「表現」していくものです。

 

十二支の「思い」をどの様なやり方、表現方法で外に表すのかを十干支で読み取ります。

 

十二支の「気」が、十干支の「気」と同じものがある場合、「根っこがある(通干・透干)と言われ、「思い」を素直に「表現」することができるタイプであると読み解きます。

逆に、同じものがない場合は「根っこがない」ため、「思い」を内に秘めてしまったり、自己開示が苦手なタイプとして読み解きます。

 

 

ただ、それは、あくまでも「個人」の命式だけ読み取った解釈です。

 

運気には、一年ごとに巡る運気「月運」と、1ヶ月ごとに巡る運気「月運」と、毎日巡る運気「日運」があります。

それらにも影響を受けるので、例えば「年運」や「月運」が十二支と同じ「気」を持ったものが巡ると、自分の「思い」とつながって、「根っこがある」状態になります。

 

「なぜだか、自分に素直になれて、嫌なことはきっぱり断れる」

「なぜだか、自分に素直になって、好きなことを好きと言える」

 

そんな時は、きっと、巡る運気が、背中を押してくれて「思い」を外に出せているのです。

 

巡る運気だけに、人の「気」は影響を受けているのではありません。

一緒に過ごす人の「気」も、影響を受けます。

それは、結び付きが強い関係ほど、影響を強く受けることになります。

 

一緒にいて、楽な人

一緒にて、本音が出せる人

一緒にいて、甘えられる人

 

そんな人の命式の干支には、「根っこ」を張ることができる「気」があります。

 

相性を観る時には、お互いの「気」を合わせて、

無いものを補っているか

根を張ることができるのか

それらを見て、関係性を読み取っていきます。

 

相性の良し悪しは、「居心地の良し悪し」で鑑定をします。

ただし、いくら命式の相性が良かったとしても、巡る運気にも影響を受けるので、お互いを思いやる気持ちがなければ、依存して、相手に期待してばかりになってしまい、上手くいかなくなる時期がきます。

相性が悪かったとしても、「気」を調整することはできるので、大丈夫です。

 

お互いに変わり続ける(成長していく)関係性であれば、どんな相性であろうが、どんな運気が巡ろうが、仲良く歩いて行けると思います。

 

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