台風の進路が気になります:「天気の気」はどのように人に影響を及ぼすのか:「気」を意識することは「運」を調整すること
週末にかけて、台風が日本に近づいているそうで、今後の進路が気にまります。
前回も3連休。
今回の3連休。
平日であろうと休日であろうと、台風は外れて欲しいけど、行楽シーズンは旅行の計画を立てておられる方も多いので、それだけに影響も大きいかと思います。
全てのものには「気」が宿っています。
「気」は見えないものではありますが、空気感だったり、違和感だったり、なんとなく感じることができます。
それを受けて、体も反応します。
「心身一如(しんしんいちにょ)」
東洋医学では、心と体は一つであり、肉体と精神は切り離して捉えることはできない。肉体は精神の一面であり、精神は肉体の一面であると説いています。
東洋医学は、その理論を大切にして、「心」からのアプローチと「身体」へのアプローチをすることで、心身ともに健やかな状態を維持するための「医学」です。
なので、季節、気候、天気、場所、それら全ては、身体にとって「外から受ける気」として捉え、それによって身体、すなわち健康状態も影響があるとされています。
台風は「風」です。
「風」は「木の気」を宿しています。
木の気の特徴は、「上昇する」ことです。
「風」は、上に向かって上昇し、新しい革命を起こすためのエネルギーにバトンを渡すのです。
「気」が上昇すると、人はどのような影響を受けるのかというと
気持ちが浮ついてくる
焦りが出てくる
待てなくなる
イライラしてくる
こんな感じです。
これは、悪く出た場合なので、みんなイライラする訳ではありませんのでご安心ください。
上がりすぎて起こる症状は
めまい、ふらつき、目の疲れ、頭痛、不眠など
このような症状を、東洋医学的には
「肝気の失調」と言います。
「木の気」は「肝」に作用します。
なので「風」が強く吹き荒れると、「肝」がびっくりして騒ぎ出す、そして疲れてしまう、そんな感じになります。
「木・肝の気」が疲れてくると、「水・腎の気」が心配をして、サポート体制に入ります。
「水・腎の気」が強く働きすぎると、今度は、水が増えすぎてきて、むくみや冷えが出てきます。
そうなると、下半身は冷えて重だるいのに、頭は気のエネルギーで熱くなり、「頭がふわふわ」する感覚になってしまうのです。
それでは、台風に備えて、身体の準備はどうすれば良いのかというと
身体に余分な水分をためない・・・デトックス
下半身を冷やさない・・・特に足首と膝
台風による「木の気」の影響は、防ぎようがないので、「木」を守る「水」を整えて準備をして、「木」に立ち向かう身体を作りましょう。
と言う事で
今日のおやつは、小豆たっぷりのどら焼き
パーケージのデザインと、色使いも素敵です。
ドライイチジクのプチプチ感があって、美味しくいただきました。
「木」の感情は「イライラ」ですが
「水」の感情は「恐れ」です。
イライラが頂点に達すると、「木」が強くなりすぎて、「水」のエネルギーが吸い取られてしまいます。
「水」が空っぽになってしまうと、恐れに対して鈍感になってしまうのです。
なので、プチっと切れてしまって、言ってはいけない一言をぶちまけてしまった・・・・・
それは「木」が「水」を食いつぶしてしまった状態。「恐れ知らず」になっています。
そんな時には、伸びすぎた「木」をバッサリと切ってくれる「金」の登場です。
「金」は「肺」と仲良しです。
余計な一言が出るぞ、と思ったら、とりあえず大きく「深呼吸」してみる。
そうすると、「金」の気が発動して、冷静になって、言葉を選べるかもしれません。
全ての「気」は応援してくれています。
なので、「気」を意識して行動することは、「運」を調整することになるのです。
週末は、安全第一でお過ごしください。
どうか被害が出ませんように。