何を残していきたいのか。それを叶えてくれる「場所」が自分の「居場所」です。:「天職」とは創り上げていくもの
「薬膳カフェ 菜菜」は、国際中医師・国際薬膳師の三戸泰子先生が、2月2日 宇部市黒石北2丁目9−29にオープンされたお店です。
9年前、薬膳に知識を得たくて、三戸先生の指導を受けたのが、先生との「ご縁」の始まりです。
それからも、イベントや、その他相談にのっていただき、お付き合いいただいています。
教室や、体質改善の食事の提案、商品開発、中医師としての診療など、多忙を極めておられる中、また一つ新しい「仕事」を増やされて、ますますお忙しくなられました。
でも、「その人の体にぴったりあった食事を提供できるカフェを作りたい」。それは、先生に出会ってから、ずっと言われていたことです。
様々なタイミングが合って、それが「形」になりました。
「風水」の理論に元ついて完成された「空間」は、気の巡りが穏やかで、とても落ち着きます。
オリジナルブレンドの「漢方茶」
ランチを注文されると、200円でいただけます。
セルフサービスで、温かいお茶がいただけます。
本日のお茶は「決明子」
熱くなりすぎた「肝」を冷ましてくれて、目にも優しいお茶です。
お粥のトッピングが選べます。
五臓に「活」を入れてくれる「黒胡麻」を選びました。
「旬」の野菜を使った献立は、体のすっと染み渡る味です。
「何か甘いものが欲しい」
私のわがままな注文にも、快く応じていただいて
「緑豆ぜんざい」を作っていただきました。
ゆでたての白玉が、温かくてもちもち。
「食べものは体を滋養し、心を育てます」
この言葉は、先生の「いつもの口癖」です。
「目標」は「形」になった瞬間に、終了します。
それは、「目標」とは、目に見える「形」のあるものだからです。
終わりは始まりのための「一歩」です。
出来上がった「形」を利用して、未来に向けて、何を創り上げていくのか。誰のために創り上げていくのか。そして、何をどのように変えていきたいのか。それは、何のために変えていきたいのか。
未来をポジティブに捉えて、冷静に分析し、分析した結果から、イメージを膨らませ、「次」の「形」をイメージして、着実な「進化」が始まります。
もしも迷った時には
「あなたは、次世代に何を残すために、今、ここにいるのですか?」
と、自分に質問してみる。
きっと、答えは、すごく大それたプロジェクトというよりは
「今日のご飯、すごく美味しかったね」と言ってもらいたい。
算数が苦手な生徒さんが、解けなかった問題が解けるようになって、自信をつけてもらいたい。
肌荒れで悩んでいたお客様が、ツヤのあるお肌になるために、ぴったりのお化粧品を見つけてあげたい。
そんな些細な日常の、いつもの自分の「思い」です。
それは、いつもの「口癖」の中にヒントがあります。
「次」に残していきたいものを、提供できるものが「天職」であり、それは、「形」にこだわるものではないと思います。
それができる「場所」は、一つでなくても、たくさんあっても良いし、「やり方」も、一つにこだわらず、「今の」自分が最もやりやすいやり方で良いと思います。だから、「場所」や「やり方」は、変わります。
未来に向けて、「変化」のために創っていくものが「仕事」であり
その中で、自分ができるものが「天職」です。
「薬膳カフェ 菜菜」では、今後もメニューを増やしたり、スイーツも充実されていくそうで、未来に向けての「変化」がますます加速しそうです。