今日は「満月前夜」明日は「双子座・満月・半影月食」:「満月」と「水星」と「木星・土星・冥王星」
明日11月30日は「満月」です。
夕方頃に半影月食になるそうですが、「食」の「満月」はパワーが強いとも言われています。
「柔軟宮・風」の双子座で、「食」の「満月」となります。
地球を中心とした惑星の「立ち位置」を示したものを、「ホロスコープ」と言います。
「満月」の「立ち位置」は、「太陽」と「月」が、地球を挟んで180度に交わること、つまり、真正面に向かい合います。
「太陽」は「月」を真正面から照らし、「月」は「太陽」の光を最大限に浴びます。
「太陽」は「陽」
「月」は「陰」
「満月」とは、「陽」は「陰」の中身を露わに照らし出し、「陰」は「陽」に向かって、受け取った光をそのまま反射して返そうとします。
「太陽」は行動を促し、「月」は感情に波を起こします。
明日は、「行動」と「感情」が、お互いに刺激し合いながら、「行動」は「感情」に動かされ、「感情」は「行動」を動かそうとします。
「双子座」は、好奇心旺盛で、面白いことやおしゃべりが大好きな「星座」です。
つい、うっかり、口が滑ってしまった・・・・となってしまわないように
「お口」には注意が要るかも。
でも、楽しそうなことを見つけたら、「余計なこと」をその場に置いて、手を伸ばしてみるには、良いタイミングかもしれませんね!
2020年の「ホロスコープ」は、ざわついています。
それは、社会的なシンボルをもつ「土星」と「木星」が、とても近くにいるのです。
そして、これから限りなく近づいていきます。「0度」で交わる、コンジャンクションと言われる状態になっていきます。これは20年に一度起こる現象です。
発展のシンボルである「木星」は、大いなる「陽」
固めるシンボルである「土星」は、大いなる「陰」
大いなる「陽」と、大いなる「陰」が結びついていて、良くも悪くも「強調」します。
例えるならば、「ダンスアンドハンマー」の状態となっています。
その「土星・木星」の塊は、コミュニケーションの天体である「水星」を押し上げるように応援しています。
「思い」を「言葉」にして伝えると、そこから何かが始まるかもしれない。
だから、自分の「感情」だけではなくて、伝えたい相手を思いやる気持ちを添えて、「思い」を「言葉」にしてみましょうね。
「光」も「闇」も、明るみになるからこそ
伝わる「言葉」があると思います。
「双子座」のキーワードは、「身近な場所」です。
だから、「大きなこと」よりも、「小さなこと」を大切にしてみると良いと思います。
実は、「土星・木星」の塊には、もう一つのとても大きな惑星も、くっ付いています。
占星術で取り扱う惑星の中で、一番ゆっくりと地球の周りを回る「冥王星」も、塊に参加しています。「冥王星」は、なんと、約250年もの年月をかけて、地球の周りを一周します。
占星術では、公転周期の長い天体が、周期の短い天体に影響を与えると解釈をします。
「冥王星」のシンボルは、抜本的な「再生」です。
ただ、「冥王星」は、あまりにも長い周期なので、個人的にはあまりピンとこないことが多いです。
「何となく、時代が変わった・・・・」といった感じに、じんわりと感じる天体です。
この塊は「山羊座」に位置しているのですが、来月から相次いで、次に待っている「水瓶座」に移動していきます。
目の前の状況が、全く変わらないと感じて、煮詰まっていたとしても
星空は、こんなドラマティックな動きを、粛々としています。
大きな流れが変わる時、個人的には感じにくいのですが
それでも、少しでも、流れを意識してみると、今までと違った「景色」が広がっていく「過程」を感じ取れるはずです。
きっと、これから、変わっていきます。
明日は、「満月」を眺めながら、目の前の「壁」のその先を、「想像」してみませんか?
「双子座・満月」の日だから、きっと、面白そうな「想像」ができますね。
そして、何でも良いから、とりあえず「面白そう」ができる方法を、一つ試しにやってみると良いですね。
出来なくても、調べてみるだけでも、大丈夫。
調べるもの、立派な「一歩」
明日は、ちょっと手をとめて、「満月」を眺めましょう。
風が冷たく寒くなったので、暖かくして、眺めてくださいね。