ぞれぞれの「進化」を意識する:森羅万象は「気」:「運気」を味方につける方法
全ての森羅万象のものは「気」で構成されています。
例外はありません。
「気」は「木」「火」「土」「金」「水」の五つの「種類」があります。
この五つの「気」が、お互い「成長」するために、ぐるぐると巡ります。止まる事や、逆走することはありません。
「木のお母さん」は「火の子供」を育てます。
「火の子供」は「木のお母さん」に力をもらって「成長」し、「お母さん」になります。
「火のお母さん」は「土の子供」を育てます。
「土の子供」は「火のお母さん」に力をもらって「成長」し、「お母さん」になります。
「土のお母さん」は「金の子供」を育てます。
「金の子供」は「土のお母さん」に力をもらって「成長」し、「お母さん」になります。
「金のお母さん」は「水の子供」を育てます。
「水の子供」は「金のお母さん」に力をもらって「成長」し、「お母さん」になります。
「水のお母さん」は「木の子供」を育てます。
「木の子供」は「水のお母さん」に力をもらって「成長」し、「お母さん」になります。
「気」は「成長」のサイクルです。
全ては「成長」するために「存在」しているのです。
「母」から「子供」へ。
全てのものは、「次の世代」に引き継がれていきます。
そして、永遠に「進化」の過程を辿ります。
「進化」(生物学的観点から)とは何か。
生物の様々な種類が、地球の歴史の中で、「元の形」から、「展開」「多様性」してきた時にとったと考えられる「過程」のこと。
この「過程」は、突然の予測されない変化を生む「突然変異」
環境への「適応」で、定められた変化をする「自然淘汰」
時間とともに生じるが、自然淘汰とは「無関係」な「遺伝的浮動」
この「3つ」の「過程」に分類される。
(オクスフォード辞典より抜粋)
「人」の「進化」も、この「3つの進化」の種類に当てはめて考えてみると、「運気の乗り方」を具体的にイメージする事が出来ると思います。
運気の乗り方:「突然変異」バージョン
ある時突然、前触れもなく、ひょんなことから始まる「進化」のこと。
「セレンディピティ」です。
ある日、突然、芽吹いた素敵な「芽」を発見しました。
発見した時、「心」がふわっと楽しくなります。
そういえは、随分前に、あっちこっちに「種」を蒔いていて、蒔いた場所や蒔いたことさえ、忘れてしまっていました。
「水」は上げていなくても、親切な誰かが、ついでに「水」を上げてくれていたから、無事に「芽」が出ました。
「芽」は親切な誰かに「運良く」助けられたのです。
「芽」の種類も、どんな花が咲くかもわからないけど、「とりあえず」育ててみようと思います。
「芽の存在」に気がついたのは、何か楽しいことはないかなと、「ポジティブ」で「ワクワク」する気持ちで、あっちこっち探していたからです。
それはとても「小さく」「不安定」な「芽」なので、慎重に、大切に育てなくては「進化」しません。
運気の乗り方:「自然淘汰」バージョン
毎日、毎日、同じ「歯車」を真面目にくるくる回していました。
何も考えていなくても、同じ「作業」の繰り返しなので、「安心」して繰り返していました。
でも、「歯車」が古くなって、朽ちていき、このままでは「壊れて」しまいそうです。
そういえば、小さな「亀裂」もできているし、回す時に「引っかかる」のも気になります。
「ネガティブ」な思考は、「悪いところ」を具体的に見るのに役立ってくれます。
そろそろ、「歯車」を「新調」しなくては、いずれ壊れてしまいそうです。
壊れてから探すと、新しいものが見つかるまでの時間が無駄になります。
どうせなら、より「効率良く」「バージョンアップ」したものに変えたほうが「お得」です。
「忖度」を意識して、「新しい歯車」に取り替えます。
「新しい歯車」は、今までの「不都合」も解決してくれて、生産性が「進化」しました。
運気の乗り方:「遺伝的浮動」バージョン
「山の天気」は移ろいやすく、いつも「観察」が欠かせません。
雲の動きや、風の吹き方は、よく観察すると、「これから来る天気」を少し早めに教えてくれています。
最初はなかなか「自然」が教えてくれる「これからの天気」を予測することは難しかったけど、何度も「イメージ」をして「想像力」を働かせると、だんだん上手になりました。
「場所」によっても「天気」は違うので、「今の立ち位置」の把握も大切です。
「天気」は自分の力が「及ばない」とても大きな変化なので、抗わず、賢く「利用」した方が「天気」を楽しむ事ができます。
それぞれの「天気」の過ごし方が違うから、せっかくなのでそれを楽しんが方が「お得」です。
でも、どうしても「行きたい」ところがあって「やりたい事が」ある時は、「天気」には左右されたくありません。
そんな時は「天気」をしっかりと「観察」して「行動」します。
雨がたくさん降る時には、傘だけでは体が濡れてしまいます。
しっかりと雨具を着込み、長靴を履いて、着替えも持っていれば、たとえ雨に濡れてしまっても大丈夫です。
「3つの進化」は、こんな感じだと思います。
「突然変異」バージョンは、瞬発力と度胸が試されます。
これから先は全くわからず、でも、とても「大きな波」が起こる可能性が高いのです。
それは、今後の人生の方向性をガラッと変えてしまうほどの「大きな波」になるかもしれません。
「人生の転機」は、この「進化」が起きたときです。
「とりあえず、やっちゃおう!」
そう言い切れたら、「進化」のスイッチがONになります。
「自然淘汰」バージョンは、知識と経験が試されます。
目の前のことに「正面」から向き合って、しっかりと「今の状況」を把握しなくてはいけません。
「何とかなるかも」とか「誰かが何とかしてくれるかも」とか
惰性や人任せは禁物です。
しっかりと準備ができたら、自分を信じて。
次の「進化」のスイッチは、「今必要ないもの」の下に埋もれています。
不用品を、すっきりさっぱり捨て去って、下から現れた「進化」のスイッチを、自分で押します。
「遺伝的浮動」バージョンは、「暦」の流れを読み解くと、予測できます。
「暦」は規則正しく、順番に、森羅万象に巡ります。
「自分」にとって「得意」なのか「苦手」なのか、しっかりと把握すると、「自分なりの」過ごし方が見えてきます。
「傾向」と「対策」が万全であれば、どんな「天気」が来ようとも、怖くはありません。
「3つの進化」をイメージして、賢く「利用」すると、「進化」が楽しみになってきて、素敵な「進化」ができると思います。