ふんわり「ピンク」に惹かれるのは、たくさんの「お返し」をもらえる流れが巡っているから:東洋思想が考える「開運」とは:色の力を取り入れる
東洋思想の根本は、「全体とはなんぞや」を突き詰めていきます。
つまり、「わたしとは」全体の一部分であるために、「わたしとはなんぞや」と突き詰めると「わたしは空である」となります。
「わたし」が空っぽという意味ではありません。
「全体」の中で、生かされていて、「全体」と共に共存させてもらっている。
だから、「わたし」は「全体」であり「全体」は「わたし」である。
よって、単体の「わたし」は無く、「全体」が「わたし」となる。
これはあまりにも大いなる思想なので、腹に落とし込むのは難しいし、それを落とし込めた時は、「悟り」の境地に立てた状態になれる。らしい。
私は、「私は空」だと思えずに、悩んだり焦ったりと、「私」に「色」を付けたくて、煩悩に塗れた日常を日々送っています。「悟り」とはかけ離れた日常を過ごしています。
ただ、暦の流れを感じたり、本を読んだりしていると、なんとなく「空もどき」に近付けている時があり、そんな時には、「全てがありがたい」と思えてきて、心が鎮まります。
「煩悩」と「悟り」を行ったり来たり
状況に応じて、どちらに寄せていくのかを調整する。
その調整の一つのツールとして、暦の流れを利用しています。
四柱推命は、そんな東洋の思想から発展した「自然哲学」です。
命式とは、この世に生み出された瞬間の「全体の景色」です。
つまり、「あなたはこんな人」ではなく、「あなたは、こんな景色の命を授かった」と考えた方が良いかもしれません。
「命式」とは、「気」が一番最初に授けてくれた「贈り物」なのです。
なので、どんな命式であろうとも、大好きになってもらいたいと思っています。
東洋思想を基にした「開運」とは、「わたし」を変えていくのではなく「全体」を整える事が基本となります。
それは、「わたし」は「一部」なので、「全体」を整えると自動的に「一部」も変わります。なので、良い方角に行ってお水を飲んだり、食事をしたりすれば、良い「気」を取り込めて開運をする。また、家具の配置を変えて、新しい風の通り道を部屋の中に作れば、「わたし」の中にも新しい道ができる。
それは「空」である「わたし」だからこそ可能となるのです。
簡単に「開運」ができ、しかも楽しいのは、「色」を意識する事ですね。
気になる色は、欲しい「気」を宿しています。
また、逆に、欲しい「気」を宿した色を身の回りに置く事で、景色を変える事ができます。
例えば、「ピンク」といえば「恋愛運」
定番中の定番かも。
「ピンク」は、「赤」と「白」を混ぜた色です。
「赤」は「火」
「白」は「金」
「火」は心が燃える情熱の気で、「火」が燃え盛ると「血」が勢いを増していき、「心」がドキドキワクワク動く。
「金」は境界線をバシッと引いてくれて、なので、「自分だけの世界」が出来上がる。
ドキドキワクワクする「自分だけの世界」に、彩を与えてくれる色が「ピンク」です。
なので「恋愛運」をあげてくれることにも繋がっていきます。
愛したい時、そして、愛されたい時
人は「ピンク」を求めます。
お財布の色が「ピンク」の場合は
愛する人のために、愛される自分のためにお金を使う人が多いです。
愛する人にお金を使うのはわかりやすいかもしれませんが、愛される自分のためにとは、愛して欲しい人が望む「わたし」になるためにお金を使います。
つまり、気に入ってもらうために使う。なので自分そのものに使っているのではありません。
ネガティブな解釈をすると、自分の事が後回しになって、尽くしてばかりいる。
ポジティブに解釈をすれば、相手が喜んでくれて、相手が自分にそれ以上のお返ししてくれる。
つまり、「環境」からの影響を、素直にそのまま受け取るからこそ、「環境」を厳選すれば、「お返し」がたくさん戻ってきて「開運」につながる。
「ピンク」は「お返し」を受け取りたい時、おすすめの色です。
満月から新月に向かう時期には
やめる決断
諦める勇気
捨てる覚悟
その確認のために占って欲しいと言われる人が増えます。
新月から満月に向かう時期
歩き出す決断
踏み出す勇気
受け取る覚悟
そのために背中を押されるのを求めて占って欲しいと言われる人が増えます。
月が満ち欠けするように、人も同じように満ち欠けを繰り返し、進んでいきます。
右肩上がりではなくて、上がったり下がったり、揺らぎながら。
これから月は、満月に向かって大きく膨らんでいきます。
大きく膨らむための決断と勇気と覚悟を持って、満月に向かっていきたいですね。
3つの中で、一番難しいのは、「受け取る覚悟」です。
あなたが出したエネルギーが、大きく育って戻ってきたのだから
両手を広げて、受け取ってくださいね。
ふんわりとした「ピンク」が応援をしてくれていますよ。