この線さえあれば、きっと大丈夫:簡単手相講座・「運命線」
手のひらは「宇宙」です。
それは、自分だけの小さな「宇宙」で、大いなる全体の「宇宙」の一部です。
「手相は変わる」と言われているのは有名な話です。
「宇宙」の景色が変わる様に、同じく手のひらの「宇宙」も変わっていきます。
全ては巡り、止まることを嫌います。
風水では、「静止」は「死」と捉えています。
窓を開け換気をしたり、太陽の光が入りこむ様にカーテンを開けたり、人が出入りをしたり、それらは全て「動き」で、動くことで巡りを生み出し、その場の「気」をより良くしていく。これが開運の基本です。というか、これが「全て」です。
よりスムーズに動くために、より心地よく動くために、また、動きに「特徴」を持たせるために、全体の景色を人の手で変えていく技が、「風水」です。
手相とは、「わたしの宇宙」と「全ての宇宙」との繋がり具合を観せてくれます。
手相の線は、宇宙同士の交流の道。
なので、真っ直ぐと太く伸びていると、交流も密でありエネルギッシュ であると判断します。
細くて消え入りそうな線は、遠慮がちに交流している、できれば交流したくない、など。あまり密ではないために、不得意分野とも解釈できます。
では、太くて真っ直ぐな線ばかりあれば良いのかというと、そうではないのです。
本人の「タイプ」は、生まれながらにして決まっていて、その「タイプ」に合った手相の線が出ている方が、その人らしく交流できているので、「運が良い」場合が多いです。つまり、「無理をしていない」から、「楽」に進んでいるからです。
どうしても、辛くても、疲れていても、それでも頑張らなくてはいけない場合は、手相の線が、深く刻まれて、強く出ます。そして、その中に、たくさんの横に伸びる細かい線が出やすくなるのです。
だから、手のひらをパッと広げた時に、手のひらにスッキリとシンプルな線が伸びていた場合、どんな線だったとしても、「大丈夫。あなたらしく進めています」と解釈する事ができるのです。
最近、「運命線」が伸びている人が増えてきた!
しかも、とても綺麗な「運命線」で、活き活きしている。
観ている私も活き活きしてくる。
手相を観せていただきながら、「運命線」に魅せられています。
「運命線」とは、中指に向かって伸びている線です。
私は、どこから始まっていても、全て中指に向かう線は「運命線」であると解釈をしています。
指は、気の交流のための「アンテナ」です。
中指は、「自分自身」のアンテナ。
なので、中指に向かう線は、自分自身と外側との交流のための道です。
そして、中指の付け根にある膨らんでいる場所は、「土星丘」と言います。
「土星丘」は、自分自身の力を蓄えたり熟成する「場所」です。
思慮深く、忍耐強く、努力家で、真面目で、ちょっと頑固で融通が効かない、そんな人はこの場所が発達しています。
真っ直ぐに長い「運命線」が出ている場合、一つのことを貫くことで成功する人だと解釈できます。
なので、途中で切れていたら、その時に何か「事件」があって、道半ばで閉ざされると心配をされる方もおられるのですが・・・
手相はどんどん変わるし、運命線は一本ではないし、先がどうなるかわからない様な、変化が多い時代には、変わらない、変われないことの方が、「リスク」となってしまうことも多く、実際に、切れ切れで上がる線を持っていると、「発展的に転職を繰り返していく」「成功するために場所を自ら変えていく」とも言えるのです。
ただ、「専門職」として、仕事を続けていく人は、真っ直ぐに伸びる一本の「運命線」をお持ちの方が多いですし、小さな子供さんに、真っ直ぐの運命線がある場合は、「専門的」なものにハマると可能性が広がるから、好きなことを思いっきりさせてあげてくださいと伝えます。そして、「お母さんが好きになってもらいたいことと、お子さんが好きななることは違う場合もあるから、お子さんの夢中になることを、すごいねって褒めてあげてくださいね」とも付け加えています。
小さな子供たちの手のひらは、本当に綺麗で、スッキリしていて、とてもシンプルです。
様々な「試練」は、その手相に、横線や細かい線の「彩」を添えていきますが、活き活きとした運命線は、大切に守ってあげて欲しいと思うのです。
手のひらの「宇宙」にも「陰陽」があります。
中指を中心として、親指側が「陽」に向かう景色
中指を中心として、小指側が「陰」に向かう景色です。
もう少しわかりやすく説明をすると
「陽」は、形があるもの。安定。固定的。現実。身内。目に見えるもの。結果。などのイメージ
「陰」は、形のないもの。不安定。流動的。理想。夢。不特定多数。制限なく広がっていくイメージ
となります。
例えば、「金運の線」は小指の下に伸びる線です。
これは、「陰」の気の巡りが良い状態で、そもそも「お金」とは、固定するものでなく、巡らせることで広がっていく、また、不特定多数からのもらうエネルギーが多いほど、多くの「お金」が入ってくる。
なので、手のひらの「陰」の場所に伸びる線を「金運」を観る時に使うのです。
「金運の線」があるから、貯金額が多いのかは、全く別の問題なのです。
「運命線」を観ていく時に大切なのは、「どこからその線が出発しているのか」です。
「運命線」とは、自らの手を伸ばし、自らの力で掴み取る、その力強さや方法を読み取る事ができる線です。
例えば、親指側から中指に向かって線が伸びている場合、「身内や近しい人からの支援を掴む」となります。いわゆる「二代目社長」タイプ。
なので、家族や身近な人を大切にし、感謝の気持ちを伝えていけば、「開運」に繋がります。
逆に、小指側から中指に向かって伸びている場合、「不特定多数の応援をもらえる」となります。「アイドル線」と呼ばれることもあるそうですが、まさにそんな感じです。
なので、皆んなが喜んでくれるために、皆んなが笑顔になれる様に、自分の出来ることを提供することで「開運」に繋がります。
そして、複数本ある場合には、「たくさんの場所」または「たくさんの人達」に。
一本スッキリと伸びていたら、「一つの場所」または、「特定の人達」に。
と解釈をするのです。
これから先、全く想像できないけど、何があろうとも、どうなって行こうとも、「わたし」は「わたし」で、生き延びていこう!
しなやかな、強い「覚悟」をされている人は、どこから伸びていても、何本あろうとも、活き活きした運命線が伸びています。
そして、今、「運命線」の出現率が急上昇しています!(統計はとっていません。笑。あくまでも私個人の印象ですが)
自分ができる最大限のことを、精一杯やっていると
そのうちに、きっとなんとかなる。
だから、自分の「運命線」に、大きい「はなまる」をあげてくださいね。
ちなみに、「運命線」を発見できなくても大丈夫ですよ。
手相は変わるので。
「運命線」が出る様な日々をお過ごしください。
つまり、今、やるべき事を最大限にやり続けることです。