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「金の気」が溢れる4月の「テーマ」は「太陽」vs「土星」「冥王星」:気を意識することは「運」を上手に利用することです

いい香りを感じると、無意識にしてしまうのが「深呼吸」

 

大好きな香りだと、鼻の穴をうんろ広げて、名一杯その場の空気を吸い込んで、肺を香りで満タンにしたくなります。

 

 

人はストレスを感じると、固くなります。

それは、「身を守る」ための行動です。

肩に力が入り、手を握りしめ、息を止め、周囲の状況をかぎ取る。

だから、肩が凝り、視野が狭まり、そして、呼吸が浅く早くなります。これは本能レベルの反応なので、意識せずに「なっている」のです。

 

だからこそ、強制的に、「香り」を感じる時間を作ってみる。

朝起きて窓を開け、今日の風の匂いをかいでみる

お茶を飲みながら、鼻に抜ける香りを感じてみる

いい香りの石鹸で手を洗う

など。

 

 

どうしても、鼻を膨らませたくなるように仕向けてみるのもおすすめです。

 

 

 

拭き掃除の仕上げに、アロマスプレーで、アルコール消毒をするのが「マイ定番」になりました。

 

「今週のテーマ」を決めて、アロマをブレンドする作業を楽しんでいます。

 

<今週のアロマ>

・ベルガモット

・サイプレス 

・レモン

ローズウォーターも加えて

 

シャープでキリッとした香りの中に、最後に華やいだ香りが残ります。

 

ベルガモットは、支配星が「太陽」

占星術では、「太陽」は、社会の中での「自己」として解釈をします。それは行動や目標の「元」になる「自己」

ベルガモットは、ミカン科の植物です。

ベルガモットの精油は、果実の皮をギュッと絞って抽出します。

厚い果実は、外敵から中身を守る「鎧」です。

なので、ベルガモットの香りは、大切な「内側の自己」を守るために、元気と勇気を授けてくれる気分になれます。

 

 

サイプレス は、支配星が「土星」「冥王星」

占星術では「土星」は社会の中で「自己」の枠を超え、一回り大きい「自己」になるために、課題を持ってくる星

「冥王星」は、時代が「今まで」の枠を超え、次の「新しい時代」になるために、課題を持ってくる星

サイプレス の木は、十字架として使われたという伝説があります。

また、一度切り倒してしまったら、二度と再生しないそうですが、切り取った枝葉はなかなか枯れないそうです。

軽やかな香りだけど、ドカンと重たい扉を目の前に置いていく。

そして

開ける?

開けない?

さあ、どっち?

そんな「課題」を突きつけます。

 

 

レモンは、風を起こしてくれる香り。

爽やかな香りを嗅ぐと、気持ちまで爽やかに、軽くなります。

ヨーロッパ大航海時代、長い長い航海の船の中での、密閉した旅路では、壊血病になり、たくさんの船乗りたちが、命を落としていったそうです。

巨万の富と英知をもたらした陰に、多大な犠牲があったのです。

そんな時、英国スコットランド生まれのジェームズ・リンド博士が柑橘系に含まれる「ビタミンC」が壊血病予防に効果がある事を発見し、レモンを食べる事で、船乗りたちの命を守ったという逸話が残っています。

 

 

ひとつひとつの「香り」には物語があります。

 

別々の「物語」をつなげて

自分の「物語」を作っていく

 

それが、アロマオイルのブレンドの楽しみです。

 

 

という事で、今回のテーマは

「太陽」vs「土星」「冥王星」

 

私、決めました!

と、自分で決める「自由」を勝ち取る覚悟を掴む香りです。

 

 

 

自分で決めるのは

誰にも邪魔はされません

自分で自由に決められます。

 

だからちょっと怖いし・・・不安・・・

 

自由とは怖いもの

 

 

「太陽」vs「土星」「冥王星」の香りを、鼻の穴を広げて吸い込んで、思いっきり深呼吸すると、「きっと大丈夫」と、とりあえずドヤ顔ができそう。

 

 

 

西洋思想は「起こる事象を知る」

東洋思想は「起こす事象を知る」

 

五つの「気」の中で、呼吸を司る気は「金の気」です。

 

「金の気」は、「わたし」と「わたし以外」の間にきっぱりとした境界線を引くよう、力を授けてくれます。

そして、必要なものだけを体内に吸収し、不要になったものを吐き出します。

 

2020年の年の干支は「庚」(金)

そして、4月の干支も「庚」(金)

正確にいうと4月4日16時37分(日本標準時間)から「庚」になりました。

 

干支は「行く様」

4月は、「庚」がいっぱいの月

つまり「金」だらけの月

「わたしはわたし」と宣言できる月です。

 

 

干支と一緒に巡る十二支は、見えない「雰囲気」、つまり、「感情」を示します。

 

2020年の十二支は「子」(水)・陽

4月の十二支は「辰」(土)・陽

 

「陽」は全面に押し出す様

「子」は、能動的にどんどん増えていく

「辰」は、衝動的に進んでいく

 

 

「雰囲気」は、形のないものなので、自分でイメージを作る事ができます。

「辰」は、震えながら、振動しながら、動揺しながら進みます。

ポジティブに振動すると、不要なものを蹴散らして、雑音なんか気にせずに、ズンズンと、理想に向かって進んでいく「雰囲気」になれます。

 

迷わずに、ターゲットを決めて

そうすると、流れる「水」が水かさを増していき、高い塀を乗り越えて、境界線を超えていき、「水」は、皆んなにも平等に広がります。

 

 

 

「わたし宣言」をするには、情報収集は欠かせません。

必要な「情報」とは「事実」に基づいた今の「結果」です。

そこには「感情」は不要です。

 

「わたし」にとって必要な情報とは、「命を守るための情報」であって、「命が守れなくなるかも」といった情報は不要です。

今まで体験したことのない事が、これからどうなるのかは、誰も体験した事がないので、それはあくまでも「想像」の域。

「妄想」といっても良いかも。

 

だから「想像・妄想」ではなく「事実」を。

自分に必要な「事実」のみ、冷静に収集する。

きっと、「金」の気が「わたし宣言」を手伝ってくれます。

 

 

 

一人の人をほんとうに愛することは

全ての人を愛することであり

世界を愛し

生命を愛することである

    エーリッヒ・フロム

 

 

 

4月は、思いっきり鼻の穴を膨らませましょうね。