「運」が良くなるために「運」の五つのタイプを知っておきましょう:コントロールできる「運」とコントロールできない「運」を知る
上手くいかない事が続くと、「なんて自分は運が悪いんだろう・・・」とか
「運に恵まれない星の元に生まれてしまったんじゃ無いだろうか」とネガティブに考えて、落ち込んでしまいますよね。
また、そんな時は、必ずと言って良いほど、「何でもかんでも上手くいっている人」が目についてしまって、自分と比較して、ますます落ち込んでしまいます。
そして、「運」を上げようと、様々な「運」について書かれている本を読んでみると、「運が良い人は、自分は運が良いと思っている」と書かれてあり、そんなこと思えない状況の自分を振り返って、「やっぱり・・・案の定・・・・運が悪いわたし」と、「運が悪いレッテル」を貼られてしまった気分になります。
ついていない時は、ついていないので、無理矢理ポジティブに物事を思うことは、目の前のネガティブを否定していることでもあります。
なので、できれば、そのまま受け入れ、その上で、もう一度、傾向を読み、対策を練り直してみた方が良いと思います。
上手くいかないのは、原因があって、それが解決できない限りは、何度挑戦しても、同じことの繰り返しだからです。
だから、改めて、違う視点から、傾向を読み込んで、その上で「修正案」を出してみましょう。
次は、上手くいくかもしれませんね。
そもそも「運」とは、何でしょうか。
それは、「運ぶ」または「運ばれてくる」巡っている「気」のことです。
つまり、「運」には、善し悪しはなく、善し悪しを決定するのは、その「運」の中心に立っている自分です。
「運」にも、巡りがあります。
その巡りは5つのパターンがあります。
つまり、「運」を分類すると「5つ」に分けられるのです。
まず、一つ目は、殻を破るために巡る「運」」です。
真っ直ぐに殻を破り、飛び出そうとする「運」と、それを止めようと真正面から向かってくる「運」の巡りがぶつかります。
自分のやり方で、自分で決めて、巡らせる事ができます。
二つ目は、手から放つ「運」です。
自分の手から、放り投げるのか、捨て去るのか、ターゲット目掛けて矢を射る様に放つのか、自分でコントロールをしながら放ちます。
放った時、「摩擦」は生じますが、身近な範囲での「摩擦」なので、観察もできます。なので予防線もはれます。軌道修正ができるのです。
三つ目は、外の気の中に、自らが放出した「運」が飲み込まれていく巡りです。
放った矢が、必ずしも思った通りの所には刺さってくれないのと同じで、望むような結果が、必ずしも出ません。でも、なるべく、望む結果に近くなるように、何度も繰り返したり、練習をすると、精度は上がるかもしれません。だたし、突風や悪天候は想定外に起こります。
自分では、コントロールはできません。
4つ目は外から自分に向かって巡ってくる「運」です。
自分以外からの全てから、その「運」は巡ってきます。
なので、圧迫感があり、時には苦しく感じてしまうかもしれません。
だから、できる限り、抵抗せずに、やり過ごすか、もしくは、利用できるところは利用する。
上手く利用できたら、「想定外」の勢いに乗れることにもなります。
自分では、制御不可能の「運」です。
最後の五つ目は、自分を包み込んでくれる「運」です。
自分を包み込んでくれる「運」は、自分の中にまだ潜んでいる「運」に対しても、刺激を与えてくれます。
もしかしたら、潜んでいる「運」は、目覚めるかもしれません。そして、外に出ようと動き始めるかもしれません。
自分では、コントロールすることはできません。
ただ、違和感を感じた場合、その「場所」から立ち去ることで、影響を受けなくする方法を選ぶことはできます。
また、影響を受けたかどうかは、また、どんな影響を受けることができるかどうかは、各個人に委ねられています。
五つの「運」のうち、自分でコントロールできる「運」は、一つ目と二つ目の、二つです。
つまり、5分の2はコントロールできる。
その残りの、5分の3はコントロールできないものです。
自分の思い通りに事が運ぶのは、5分の2だから、上手くいかない方が、ちょっと多いことになります。
「時代に選ばれた人」は、4つ目の「運」の巡りに乗った人。
「周囲に応援される人」は、5つ目の「運」の巡りに乗った人。
それから、頑張って、試行錯誤を繰り返し、諦めない人は、3つ目の「運」の巡りを利用した人。
できれば。三つの「運」を利用した方が、成功する「確率」は高くなります。
そのために、何度も殻を破って、殻の隙間から手を出して、自らの弓から矢を放つように「運」を放つ。
五つの「運」の全てを使っている人が、「運の良い人」ですね。