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発展する人は「目」が輝いている理由・四柱推命

「春」は「木気」

「木気」は、植物や木々が伸び行く様に、どんどん「発展」していく象徴です。
「春」になると、気持ちもウキウキしてきて、色んなことに興味関心が向いていったり、挑戦したくなったりするのは、辺り一面「木気」で溢れているからだと思います。

なので、実際に、何か始めるには適しているとも言えますね。

そこで、忘れていはいけないのは、何かを始める時には「反対勢力」も必要だということ。
「反対勢力」は、押さえつけたり邪魔してくるので、厄介な存在には違いないのですが、陰陽両方が同座していてこそ、「ひとつ」の状況が存在すると東洋思想では考えられています。
両者のせめぎ合いにより波が起こり、その波こそが、事象を動かしていく原動力となるというわけです。

「木気」にとっての「反対勢力」は「金気」です。
季節では「秋」
ピリッと締まり、固まって行く様。
「木気」は「金気」に出合うと、畏れて頭をすくめます。
この関係を、相剋の関係と言います。

木の枝(木気)がノコギリ(金気)に切られてしまうとたとえる事もありますが、実際には畏れる。つまり、畏敬の念を抱くと考えた方がしっくりするかと思います。

木の枝が伸び放題に伸びては、風通しが悪くなるし、足元まで陽が差し込まなくなり、結局は木の成長に悪影響を及ぼします。
そうならないために、ノコギリで伸び過ぎた不要な枝を切り取ってあげる。
剋すものは、100%悪者だとは限らないのです。

ちょっと恐い師匠みたいな感じですね。

「金気」は境界線をキッパリ決める気。
曖昧にせず明確にする。
それを他人もわかるように、きちんと言葉にする。
やる事とやらない事をきちん決める。
やる事は、四の五の言わずにやる。
やらない事については、あれこれ考えない。
つまり、優先順位を決め、その順番に達成していく感じ。

あれもこれもと手を広げていく「木気」に対して、「金気」はこんな感じに圧をかけていきます。

その圧に負けないように、体力、精神力、根性、努力、知力、判断力など、あらゆる自分の「力」を使って伸びていくのが、活き活き輝く「木気」の景色。

「木気」は「目」と繋がっています。
だから、「木気」を発動している人の「目」は、活き活き輝いているんですね。